katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

小学校の卒業記念壁画制作の打ち合わせ

2021-12-29 07:08:42 | 打ち合わせ

今日は以前卒業生の代表の方お二人と打ち合わせを経て、学校で担任の先生を踏まえての打ち合わせ。その前に母の眼科への送迎もあったが、10時からには十分間に合うと判断したんで、送迎してその足で向かうと、やはり1時間弱前に到着。

流石に早過ぎるので、近辺で時間を潰して、それでもここまで早く来ているのに余裕を出して遅刻は嫌なんで、そろそろ小学校前で・・・と移動して数分すると、先日の代表の方がいらして下さり、学校内に移動となったのね。

流石に都会の小学校なんで、思ったような校庭で、そこを眺めつつ校門へ・・・そうね、俺の子供の頃の小学校とはちょっと雰囲気は違って、校門からしばらく歩いて校舎へ・・・では無くて、数歩で校舎へ。

それで部屋に案内される間に、色んな掲示物があって・・・当然、あの頃のような雰囲気のまま、小学校ってこんなだったな・・・って部分と、格式とか伝統を感じさせる、俺は今まで見た事が無い光景もあったりして・・・。

そんなこんなで案内された部屋に入ると、3人の先生と先日の代表の方がいらして、俺を含めた6人での打ち合わせになった。そして事前に子供達にどんなの作って見たいか?みたいな軽いアンケートを頼んでいたので、そんな事から始まったのね。

ただ、頼んで置いていかがなものか?って話なんだけれど、そもそも先生がモザイクって何?って感じだと思うのね。つまりその状況での子供達への質問は流石に乱暴な話だな・・・とは思ったが、趣味趣向的な事の様子伺い的なもの。

ただ何も無いよりもね。そもそも例えば、こんな依頼の場合、この絵を作りたい・・・って下絵ありきだったりして、それを制作依頼なのか?それとも一緒に作るのか?逆にデザインをこちらが考えて、それをやはり制作なのか?一緒になのか?

みたいないずれにせよ世の中ってくくれば、これが普通・・・って言う事があって、それを基準に何か事を進めようとするのね。それが予定調和なのね。安心安全ってね。でもね、それだと不公平なのね・・・だって子供達には、やった事も

見た事も無いような分野の話を突然されて、何が良いかな?って・・・でも大人達はきちんと説明を受けて話し合い。何か不公平でしょ?だから、みんなでちょっとずつ困るべきと思うのね。そもそも考えるって言う構想は楽じゃ無いのね。

何も無い事から生み出すって、例えば漫才のコンビがいて、片一方はネタを考えて、その時間に相方は酒吞んでいたりして遊んでいたら、ネタの通りの練習は一緒でも、一切考えていなかった事になる。でしょ?不公平じゃない?

勿論二人が納得していれば、別に関係無いけれど、今回のようなみんなで一緒に・・・なんて場合、趣旨の中に一緒にがある。となると、イーブンって訳には行かないけれど、ちょこっとずつ大変な事を背負って貰わないとね。

じゃ無いと、当日の数時間の制作では、楽しかっただけの薄い体験になる。その安い経験でその記憶を思い出に変える事が出来るだろうか?つまりあんこを甘くしたいのなら、少量の塩は必要なのね。ただ良い塩梅にするには、入れ過ぎず、

入れ無さ過ぎず・・・この分量が難しいのね。では一体何をモザイク以外でやって貰うか?そもそも簡単な話で、やった事が無い事をやって・・・って言うのが乱暴なら、モザイクは乱暴な事になる。ただね、それを出来るようにするのが、先生katsuの役目なら、モザイクに関しての話じゃ無いのね。

むしろそっちは簡単とは言わないが、目に見える話なんてのは、所詮反復練習のたまものなのね。大事なのは目に見えない事・・・では一旦、話をそらして、例えば犯人を見た目撃者は、記憶を辿ってその情報をモンタージュを描く警察の人に伝えないとならないのね。

では他には、お医者さんは患者さんに問診として、どうなさいました?熱は?喉は?と考えられる質問をして情報を提示して貰う訳ね。ほら一緒じゃ無いかな?つまりゴールにたどり着く為には、知らない情報提示は必須なのね。

当然俺にも提示して欲しいのね。俺の知らない学校、生徒達、たった3時間で俺以外の人達が経験したこの学校での思い出を・・・俺もこの学校の一員とまでは言わなくても、エキスだけは注入しないと・・・。

そうね、まっ普通は仕事をするんだろうね・・・でもね、仕事でやって思い出作りの手伝い?何か事務的になるんじゃ無いのかな?例えば、素晴らしい役者の演技は、演技を通り超えて、その役の人が実際存在するように思えるから、見ている

人が感情移入をして、感情を揺さぶられるものでしょ?つまり本物って言うのは、仕事を超越するようなものなのね。だとしたら、仕事で請け負ったら、子供になれる?親になれる?先生になれる?OG、OBになれる?・・・。

そんな大事な人達と一緒の気持ちになんてなれるはずが無いのね。でもそしたらただの仕事なのね。それなら俺じゃ無い人の方が仕事でやってくれるはずなのね。でも逆に俺にしか出来ない事って言うやり方があるって事なのね・・・。

この後、色んな行事の出来事だったり、子供達の様子、コロナ、何でも良いから思い付く、俺の知らない話をして頂いたのね。そしてそれぞれの教室も見せて貰ったのね。そこにあった1枚の張り紙が、最後の最後に響いた・・・。

しぐさ・・・とあった。俺の行ってた小学校も100年は優に超えている。歴史と言うならそこそこ同じだったりする。しかしながら、この先何百年続こうが、しぐさなんて言葉が張られることは無い。これは伺う前から意識していた事への、

事実確認であって、格式、伝統・・・いわゆるただ演者として上手いって技術だけでは無く、しぐさ・・・それは所作の事であり、だよな・・・の気持ちを上乗せする事になった。

俺は俺なりに気持ちを作ろうと、昨日から気分を高める為に、ベルサイユのばらのCDを聴いているのね。オスカルとアンドレってあれね。別に信長と秀吉でも良いし、仕えるって言う事の比喩であり、俺はその立場で何が出来るか?

それを当日まで持って、当日にはオスカルであり、信長のように逆の立場で仕切る・・・これが俺のプラン。それまでは、アンドレであり、秀吉であり、それらの生き方として、いかに仕えるか?俺はkatsuとしての仕え方があるのね。


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空の湯の銘木引き取りと下絵の直し

2020-09-19 07:31:25 | 打ち合わせ

今日はいよいよ空の湯の下絵をお見せして、下地になる銘木の引き取りで成田へ・・・。まぁ2時間見れば間違いないだろうと出発するも、いきなり渋滞で、まさか・・・と思ったけれど、最初だけで後はすんなり。逆に時間が余り過ぎて、

朝ご飯も食べられたのね。そんなこんなで下絵をお見せすると、ジェットエンジン部分と後ろのハネの形の是正はあったものの、カメ飛行機の方はすんなり通ったのね。ただ鶴の飛行機の方に違和感を感じたらしく・・・。

そもそもカメ飛行機は実際にハワイに飛んでいる事もあり、条件が揃っていて描きやすかったが、鶴の方は最初、カメがハワイから帰って来て、鶴は日本から飛び立つって感じに1つの絵に2機飛んでいたのね。ただ実際に向い合せにすると、

ガメラ対ギャオスみたいになっちゃって、その時に女湯と男湯を別々にすれば・・・とかぐやの提案でハワイに飛んで行くカメ飛行機は割とスマートに決まったんだけれど、じゃ鶴は何処へ飛んで行く?となった時、色んな所にしようと、

最初は世界の名所なんてシンプルに思ったが、誰でもそう思うだろうな・・・と普通な事を消したのね。更に国旗、模様と色々やったけれど、結局主要な誰でも知っている国って順番に選ぶと、G7かっ・・・みたいになって、また普通・・・

もっとそう言うくくりじゃ無くて、何これ?って感じが欲しかったのね・・・俺が選ばなくても判ってしまう世界感じゃ無くて、何くくりこれ?みたいな・・・そこで出て来たのが古代の・・・って言うマークや形。これなら何処の国みたいな

くくりが判りづらいし、奇妙な感じも出るので、何これ?って事にも繋がるだろう・・・ってね。ここで何で、何これ?にこだわったか?って言うと、最初の先方から送られて来たのが、こけし飛行機だったのね・・・とても斬新。

そもそも社長さんって偉い人が、こけし飛行機を例として送るって、かなり攻めた提案が欲しいんだろうなと伺えた。だからハワイのカメ飛行機は普通に送りバント的にやったが、鶴はもっと大胆に攻めようと思ったのね・・・。

なるべく普通にならないようにね。所が社長さんは見るなり、鶴いらなくない?・・・って。えっ?でも鶴亀って揃えるのは先日の決まりだったし・・・と思ったら、ナスカの地上絵の鳥見て、これ鶴に見えない?って・・・。

鶴にするには首を長くしないと・・・って話で、要するに社長さんは可愛い鶴の飛行機と古代の行き先の絵が、同じ場所に違和感過ぎるって事らしいのね。俺はその違和感に何これ?って思って貰いたかったのね。

つまり言い方を変えれば、まるちゃんとゴルゴ13が一緒にいるみたいな・・・かなり攻めたつもりだったのね。それと、2つ揃うのはお披露目の時だけなんだけれど、全日空と日航って言う時に、同じ位の大きさで好みはあれど、

同じ様なキャラがあった方が・・・と考えたのね。つまり行き先のみが違うみたいに。更に言えば女子の方は花があった方が良いだろうし、男子は生き物とか・・・ってあれこれ考えた中、こうなったのね。ただキャラを無くすってね。

そこまで攻めるかぁ・・・つまりお披露目で2つ並べても、説明無しでは、きっと鶴飛行機は見つかりづらい。つまり隠れキャラと言う考え方になる。2つの飛行機会社を同じようなスペースで同じようなデザインでって言うのは、守りに

行ったかな?・・・ただね、社長さんにも言ったんだけれど、これでも結構攻めたつもりだったんですが、中々普通はここまで攻める提案を好きな方は少ないし、何処まで行けるのか?って事になると、落し所を探しながらやりました・・・

って。すると、この下絵があるから、そう思ったんですよ・・・って笑っていたんだけれど、まぁ何はともあれ、打ち合わせも終わって、またお風呂を頂いて・・・アトリエに戻って、鶴の方の変更部分の手直し。

何せ60cmの鶴がいなくなるのだから、全体に広げると余白が出来るから、パーツを分解して拡大するも、30cm程度の幅の銘木・・・余り広げるとはみ出しちゃうし・・・そんな中、1つ追加となったのは、空の湯のマーク。

これでいくらか余白を埋められたが、ん・・・もう1つ欲しいかな?って感じ。


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今日は成田へ打ち合わせ

2020-07-09 00:40:10 | 打ち合わせ

今日は10時から成田空港 空の湯って言うスーパー銭湯さんの打ち合わせ。12月オープンって言う出来たてほやほやの施設の露天風呂にある杉板に作るって話なのね・・・ただノープラン。さてどんな事になるのだろうか?・・・

そんなこんなで当然早目の出発・・・渋滞も無く、慌てなくても到着は8時台・・・まずは朝ご飯って事でコンビニ探し。昨日かぐやには、現地付近で探すのは厳しいって聞いていたので、高速内のSAで・・・と思って最後の最後にと思ったら、

先を急ぎ過ぎて無くなっちゃって・・・結局、降りてから探す事になっちゃったが、何しろ2時間近くもあるし、何とか発見して余裕過ぎる余裕。そんなこんなで30分前には駐車場。その余裕で外観撮影。

散歩がてらに。そんなこんなで打ち合わせの前に、館内を見せて頂いて、その杉材も確認してからお話に入ったのね。ただこちらからの大事な話は、300X1800mmって言うかなり変則的な形で、例えば山とかネギ、チューリップ、キリンは

難しい・・・って話ね。それを判って貰う為に銘木に金魚を作ったモノを持って行ったのね。それでその幅の中に作れるグレードを判断して貰おうと・・ただこんなもんか・・・と思われるのもね。そこでサイズさえあれば、ここまで作れる

事をご理解して貰う為にDucatiの画像を見せると、社長さんと同席していた支配人さんが、これって・・・と今までに無い批評をして下さったのね。ここは何でこのカスタムにしたんだろう?とか、ホイルはあれかぁ・・・とか、やけに詳しい

のね。何しろ作った本人は全く聞いてて何の事か判らないんだけれど、ただ写真じゃ無くて、俺の作品を見て、それだけ語ってくれる訳で。それが何より嬉しかったのね。すると、これだけの精度だから判るんですよ・・・って。感激だわ。

そこで腕を見せられたので、話はモチーフになり、スムーズに進み、ただ今度は、ちゃんとやるって言うのと、わざわざボケるって言う感覚の違いの説明をしたのね。例えば歌舞伎とお笑いのチケットが同じ値段だったら?

ある意味、歌舞伎の方がきちんとしたものに見える。だからこっちが値段が高い方が納得しやすい。お笑いはふざけているから何か差を感じたりする。勿論、偏見だし、でも実際お金を出す側にしたら、そんな気分になりがち。

ただ、メールのやり取りの時に、日本を旅立つ飛行機の比喩に、こけしに羽根が描かれていたのね。つまりふざけても良い側のように思えるのね。それが果たして本当か?って確認。するとお部屋の名前にアニメに出て来るものを使った・・

そんな話から、どうやらかなり責めても構わないようなのね。そんな打ち合わせの後、お風呂に入っていて下さい・・・とご厚意で頂く事になって・・・本来ならもっと飛行機が行き交うらしいが、それでも何機か飛んで行ったのね。

そうそうさっきの打ち合わせの時に、あるキーワードがポツっと出て、俺はその情報を知らなくて、だったらそれにこんなの付け加えると比喩成立ですよね?なんて話でほぼモチーフは決定したのね。それを踏まえて、露天風呂に置いてあった

杉材にはお風呂に入らないと近づけないって場所なんで、ずっと浸かりながら木のサイズやら、指で計って・・・ここにあれを作るとして・・・なんて想像して。ただ雨も強くなって来たんでおしまいにして・・・。

そんなこんなで帰りに、とある所に寄って、タイルを頂いたのね。それは昔のタイルで、もう売っていないものばかり。ただ新品では無いし、ごちゃ混ぜだから、仕分けしないとならないのね。それをアトリエで分けて・・・。

こう言う場合、大体玉石って言う楕円のタイルや、1cmのタイル、丸なんて事の量が多くなって、その中に、どれだけレアものが入っているか?みたいになるのね。そうね、化石発掘みたいな感じね。やった事無いけれど・・。

例えば、化石って言ったって、単なる貝塚みたいなものでは、取り尽した後の貝殻の化石なら、中学生位の頃、千葉でいくらでも発掘出来たのね。でもアンモナイトなら、同じ貝でも価値が違いそうでしょ?つまりタイルだって価値感。

勿論、それに需要があるかどうかは別だけれど、後は素敵な使い方に見えればね・・・ただいつもこう言う場合、数が中々揃わず・・・。それでも以前、高洲の小学校でのお母さん教室では、80人近く対応が出来る縁取りの下地を提供出来

たのね。今回はどんな感じなのかな?って話。いずれにせよ、今日はこんな感じで終わったのね。


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大家さんの若い衆さんの仕事

2020-04-19 07:22:39 | 打ち合わせ
今日は大家さんの若い衆さんが今の仕事にモザイクを・・・って提案をしてくれたらしく、そのお客さんに会う事になって・・・そんな日に大雨。いつでも、早め早めの出発なんだけれど、そんな時に大雨・・・しかも結構遠くて、ただ高速で1時間ちょいって感じなんだけれど、今の生活の中で高速って有り得ないのね。何しろ

一般道どころか、近所しか走らなくなっている訳で・・・そんなに早く走りたくない。そこで慌てない様に早く出て一般道で行く事にして、2時間ちょい見て出発。特に混雑も無く、道も大昔だけれど、良く走った道で、雰囲気は変わっていても、そこそこ判るので、何も迷う事無く到着となって、しばらくして連絡すると、どうやら

同じ駐車場に請負の工務店さんといるらしく、時間前と大雨なんで、車で待機と言う事になり、時間になって一緒に向かう事になる。かなり急な坂を上って行くと、そのお宅があって、そのご夫婦に会う。ご挨拶をしてポートフォリオ・・・いわゆる過去の紹介写真とでも言うのかな?それらを見て貰い、2人がプレゼンをして

下さり・・・。随分と気に入って貰え、こことこことここに・・・みたいな場所を聞いた後に、いつもの問診。モチーフを決める為のお話になる。ただ既に外にアイアンで小鳥のオブジェが窓にいくつか付いていたのは確認したので、小鳥が好きな人がいるんだろうな?って言うのと、当然既製品じゃ無いので、オリジナルを依頼

した経験があるって事は察する事は出来たのね。ここからは話す前の情報収集のようなもので、そもそも俺の仕事はお客さんの趣味趣向探しな訳で・・・渡辺篤史さんのお宅拝見的なもので、何があるか?何色が使われているか?どんな生き物がいるか?みたいにほぼ刑事さんと変わりなし。何しろ見逃さない事が大事

になる。そんな中、核心に触れる話になり、気になるものを写真撮って良いですか?って言うと、二階も見ますか?って。その意味をご理解して下さって、色々と拝見させて貰ったのね。そんな中で、簡単に判るのは写真が飾られていて、バレエの女の子がいて、絵も飾られている。ここには女の子がいる・・・ただお孫さんな

のか?小さな頃の娘さんなのか?いずれにせよ、まずはその確認。するとどうやらお孫さんらしい。まずはこれで1つ。更にこのお孫さんの親御さんのどちらが奥さんのお子さんなのか?すると娘さんと言う事が判ったのね。更に小鳥の話を振ると、やはり小鳥が好きらしく、今度はインコが良いかな?と具体的になったの

で、幸せの青い鳥って感じですか?と振ったのね。何故なら、以前のアイアンでは鉄であり、小鳥と判っても色は黒。当然モザイクにご興味を持って貰った時点で色の話は広げられる。そこでベタではあるが、王道として青い鳥の話は取っ掛かりとしては悪く無いはず。すると良いですね・・・となり、これもまたキープなモチ

ーフとなる。するとカーテンが統一されている事や、バラが好きなのも判も発見。当然そうなると、以前のお客さんのシドさんを思い出す・・・バラが好きって場合、大輪と小バラとがあり、束と一輪みたいに好みも多彩になる。するとどうやら小バラらしく、これも聞かずとも奥さんのご趣味であろう事は判った。これもキープ。

インコ、バレエ、バラこうなると、音楽ってワードが欲しくなる。ここに音符なんてものがモチーフで入ると、動きも出る。そこで娘さんのご趣味とか・・・と聞くと、音大に在籍していたって。ラッキーそれ頂きぃぃ。ただこうなると、女性の方達は情報が盛沢山なんだけれど、ご主人の情報不足。その話をすると、僕は良いです

よ・・・みたいにおっしゃるので、こう言う場合、もしこの仕事が決まったら、ご両親がお子さんやお孫さんモチーフを作って喜ぶかな?って言う事なら、逆に先方から、お爺ちゃんは何処?ってはなしになると思うんですよ・・・何故なら奥さんのモチーフの小バラを入れるから。そんな話をしながら、次の部屋に行くと、帽子が

いっぱいあったのね。これって?主人のです・・・って。あった、これ良い。そもそも帽子が1つなら別に触れる事は無かった。けれど何個も・・・。そうね、昔こんな俺もファッション雑誌なんて買ってた頃、メンズクラブなんてのは、アイビーなんてもんが流行ってて、横浜元町、紺のジャケット、ボタンダウンにローファー・・・そん

な中にハット・・あれは上級でしょ?そんなイメージ。お洒落のアイテムとしては十分と思ったのね。そうね・・こんな話が作家さんとして自己主張を買って貰うスタイルと、こうして一緒にモチーフを探して行くスタイルとでは、作り方が全く違うと思うのね。その時、もう既にアイアンで趣味趣向を作って頂いた実績で言えば、

同じような問診はあったはずなのね。だから、2階も見ますか?って言って貰えたんだと思うのね。ただこのスタイルは時間が掛かるし、趣味趣向って言うのは色々と変化もするし・・・・いずれにせよ、そんなこんなでアトリエに戻った頃は晴れ間もあって・・・それからひとまず書き留めたワードの確認とインコの下絵。

3m位上の壁に付いた時、インコの大きさってどの位の大きさなんだろうか?・・・そんな事を考えて、どの素材を選ぶか?とか、一体どの程度が適量か?色々考えて今日はおしまい。

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