今日はリピーターさん教室。バックはメキシコタイル風って感じにしたいとの事。それが前回やったオレンジが何か気になっているらしく、大きくやり過ぎちゃったかなぁ?と若干後悔にも思える発言で・・・。そこで、それを薄味にする提案をする事にしたのね。
色んなメキシコタイルの画像を見ると確かにオレンジって中々出ては来ないのね。そこで一旦、メキシコタイルの王道とも言える紺なんかを使って締める事で、キリッとさせる・・・そうすると、オレンジとピンクの暖色を一刀両断・・・なんて感じになる。
じゃその紺をどう入れるか?となり、紺が多用されている画像の中から、左右対称になるようなものを選んだのね。これで紺の色だけじゃなくて、形も安定感が出たと思うのね。更に言えば、もっと気になるオレンジを抜くって考え方を引き算じゃなくて、足し算で、
小さく均等に入れて、友達を作る事で大きく一人だけ目立つオレンジから、人の目を一転に集中させないような感じにしたのね。ここで重要なのは、あくまで大きなオレンジから目をそらせるくらいの量であって、綺麗だなぁ・・・って入れ過ぎると、もっと気になる
なんて事になるからご注意なのね。あくまでラーメンのコショウみたいな感覚ね。すると、結構気に入ったみたいで、オレンジがそんなに気にならなくなった・・・って。何よりなのね。ここからは強めにするのなら、真ん中に大き目な紺なんてのも良いし、エンジを
多用するのも良いと思うのね。何しろ自分の好みを押し通すんじゃなくて、メキシコタイルの画像を見て、どの雰囲気が好きって決めて、それを1色だけで表現をするのね。例えば、この作品は紺に見えるように・・・って言えば、もっと紺を入れる。
これをもしエンジと言うのなら、フラミンゴにしか使っていないのだから、いかにフラミンゴに被らないように、エンジを多用出来るか?ってな話で、気分で変えてしまうとまとまりが悪くなるのね。それを守って行った時に、あくまでトッピングで色を細かく増やす
のね。しかもメキシコタイルの中にある色の中からね。それを自由に好きに選んでもメキシコタイル風味にはならないのね。ちゃんと守るべき事を守って自由に・・・なのね。そう言う点では、モチーフとしてフラミンゴを自由に選んだ分、ここからは規定演技。
いかに王道を守るか。これに尽きるのね。まっかなり紺が効いたので、かなりメキシコタイルっぽくなったと思うのね。そんな中、ものつくり・技の祭典2017の展示風景の画像を送って頂いたのでご紹介。
こんな感じらしいのね。それが、実はかぐやの娘が用事があって東京に日帰りで来てて、これを午前中見たらしいのね。タイル屋さんが送ってくれたんだけれど、そんな事ならかぐやの娘に送って貰っても良かったんじゃん・・・ってな話。
そんなこんなでお教室が終わってから、かぐやの娘がアトリエにやって来て・・・久し振りに会ったのね。また随分大人になってて・・・何しろ最初に会った時は小2だからね。まぁ気持ちが付いて行かないんだよねぇ・・・。
何しろ大学生になって何回会ったのかな?って言うのに、もう卒業って・・・ね。田舎の叔父さんってこんな感じだったんだろうなぁ・・・ってつくづく思うのね。ただね、俺は他人なんだけれどね・・・でもね、大事な子なのね・・・俺には。
人に説明出来ないんだけれどね・・・判って貰えないだろうしね・・・本人も言ってたのね。何でこんなに優しくして貰えるんだろう?って。けれど、やってやっているなんて思わないし、むしろそうしたい・・・と思う訳で。理由なんてどうでも良くて・・・
会えたのと、会えないの?どっちが良い?って自分に問いかけた時に、会いたいとしか思わないから迷いも無いし、ただ嬉しいだけ。そうね、あえて言うのなら、出会った時に、この子は寒空の中、一人だけ車にあった毛布にくるまって、幼稚園の門を作って
いるのをずぅぅっと見てた・・・ただそれを一生忘れないだけなのね・・・。ずっとあの時のまま・・・。そんなこんなで一緒に夕飯を食べる事になって、かぐやと一緒に食べた事のあるお店に行って・・・・。東京駅で見送った。
昨日はかぐや、今日は娘・・・楽しかった分、見送りは寂しいのね・・・そんな訳で、見送ったのと同時にかぐやに連絡すると、有難うの言葉と同時に、葉っぱも掛けられ・・・だなっ・・・また一生懸命働かないとなっ・・・ってな話。
ただ、それよりも現実・・・俺の駐車場は何処だ?・・・全く広くて判んないわっ・・・って若干迷子になり、感傷に浸っている場合じゃないわってな話。さて明日から、色々立て直しだわっ。