katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

父の退院と母の眼の手術

2021-12-01 02:45:39 | 休み?

今日は朝からまずは父の退院からスタート。意外と元気そうで、良かったな・・・と声を掛けると、悪いな・・・って。ただ、歩き出すと入院前でも、たどたどしかった・・・と思っていたが、それ以上に遅くなった気がして、手を引いた。

駐車場まで数百メートルがとても長く感じた・・・荷物もあったし、先を急ぎたいのだけれど、でも歩く方が退院したって感じになるかな・・・とも思ったりして。1人で待たせるのも不安だったし・・・。

そんなこんなで車に乗せれば、特に問題も無く、ちょっと寄り道して、薬局とケーキ屋さんに寄った。流石に退院祝いにケーキって言うのも・・・食べやすいから、ゼリーとかプリンかな?と思って聞くと、食べるって言うので・・・。

そんなこんなで到着すると、妹が丁度やって来て・・・早めのお弁当をご馳走になり、今度は退院した父を残し、2人を乗せて母の眼科の手術の送迎。ただ手術の人数も多いらしく、患者以外はそこには居られないらしく、電話で呼び出しになるらしいのね。

そんな訳で妹とはそこで別れて、俺は呼び出しが来るまでの時間、1人にして来た父の所へ戻る事にしたのね。ただその前にそこから近いコーナンに木を買いに行き、準備だけはして・・・そんな後、親父とたわいもない話を1時間位した。

そんな中、棟梁から連絡が合って、イワシの頭の下地が欲しい・・って。まぁデイ・サービスの下地もあるんで、何とかなるって事で・・・そんなこんなで呼び出しが掛かり、また眼科に。そうそう、昨日緑内障って言ってたけれど、それは

来月の話で、今回は白内障。つまり両目なのね・・・そんな訳で歩く事もやっとなんで、駐車場まで車椅子で運んで貰って、何とか戻って来たのね。すると、今度はみーちゃんから配達のお弁当が届き、そこでお開き。

明日も朝、眼科へ行かないとならず流石に疲れたし、でもアトリエにも行きたいのでね。でも来ては見たものの、何か気力も無く・・・疲れたって言い訳して珍しく早めに帰宅した。何か色々あったが、でもこれも折角って事で片付けようと・・・。

日本語の文章として、折角って変な使い方だけど、折角病院通いなのだから・・・中々2人いっぺんに病院なんて事に携わるなんて事は無いだろうし、病院に行けるって言うのは、生きている証拠だし、後になって折角の思い出になる。

そもそも大変って自覚も無いし、折角大変な事が出来るのなら、きっと後々、あの時は・・・って折角携われるのだから、携われない事よりも携わった思い出になる。これがもし、今もタイル屋なら、こんな事は出来ないし、そしたらきっと、

携われない事になる。なら、折角携われないのなら、携われなかった思い出を、折角頂いたのだから、後悔するも良し、携わって折角大変なら、やった・・・とでも思うも良し。どちらにせよ、結局最後は後悔はするんだろうし・・・。

要するに、普通なら親なんかになれば、子供の面倒やら、親離れ子離れなんかを経験したり、その後に、また、そして更にみたいに、年齢だけじゃ無くて、経験を積み重ねてからの介護みたいな事へ、ステップアップして行くんだろうね。

だからこそ、良い事があったり、悪い事があったりして・・・。良かった事を思い出したくなるんだろうね。普通の場合はね。それを今まで俺は、そんな経験無く、いきなり介護的なスタートになっているだけ。確かに大変か?大変じゃ無いか?の二択なら、大変なんだろうが、今まで自分の事だけを考えて来たように思われている・・・そんな話。

ただね、勿論そう言う輩もいるだろうが、俺は恩返しって言うのは、こう言う状況下でも、売れるって事でしか返せない・・・とも思うし、もっと言えば、売れた所で返せるとも思ってもいない。そんなのは所詮こっちの都合って取られる事も

あるだろうし、決めるのはいつも相手の方。だからやってやったみたいな押し付けは見苦しいし、全てはやれるならやれば良いし、何処まで行ってもやれる事しか出来ないってだけ。しかもいつか終わりは来るし、どんな終わり方になるのか?

ただそれだけの話。そうね、こんな事を淡々と言うと、心無いなぁ・・・なんて輩もいるんだろうが、いちいちやって来る出来事を極端に喜んだり、悲しんだりしても、喉元過ぎれば熱さを忘れるなんて言葉もあるように、日々の生活に薄れて行く。

人は忘れる事が特技であったりするし、忘れないとやっていられない事もあったりもするんだろうね。まぁこんな事も認知症の仕組みみたいなもので、何故古い記憶が鮮明で、新しい記憶が不鮮明か?みたいな話。

きっとその人は、昔が楽しく、今が楽しくないんだろうね。だからこそ過去を振り返る。まぁいわゆる現実逃避を無意識でやる・・・そんな病気なんだろうね。ん・・・そうね、歴史の改ざんとでも言うのかな?

歴史なんてもんは、勝てば官軍って言う位、正義軍となる。要するに負けた側から描くのでは無く、常に勝った側の都合で描かれるものだと思うのね。だから負けた側が正しかった・・・とは残っていないと思うのね。こんな場合は、改ざん

を他人の手でやる・・・こう言うシステムだとすると、認知症の場合、記憶の改ざんを無意識に、自分自身で行うんだろうね・・・良い事、楽しかった事に戻りたい・・・と。つまり比較をしているんだろうね。現実と過去を。無意識に。

更に言えば、そして未来は判らない・・・悪くなる不安を抱えつつ。同じ面倒見るにしても、それが子供を育てる場合、未来へ続く明るさが大いにあるから、辛い気持ちになりつつも、楽しい事もちょっぴりあったりすると、報われる気持ちになる

・・・そんな事があるんだろうが、それを経て介護される側とする側が入れ替わる時に、自分はどっち側寄りが楽か?だったりするのね。親は親を続けたいと思うのか?もうやりたくても出来ないと悲観するのか?もうやって貰おうよと思うのか?

逆に、子供は大人になっているのに、いつまでも子供扱いのまま、面倒を見るのか?やってやってるとでも言わんばかりに立場逆転になるのか?それとも悪いね・・・と言い続けるのか?こんな複雑な状況のどれとどれが組み合わさるか?みたいな話。

こうなると昔のフィーリングカップル5対5みたいに思えちゃうのね。こちらは親のグループ、こちらは子供グループ。ではまず親グループのキャプテンから自己紹介をどうぞ。えっと、腐っても鯛なんで、歳を取っても若手には負けないし、

バリバリ口は出して行こうと思います。とか、では5番のご挨拶を・・・えっと、結構歳取っちゃったんで、あれこれ甘えちゃおうかなぁ・・・と思ってます。色々と世話を焼いてくれる子供募集中なんて感じに、では子供のキャプテンどうぞ。

えっと、今までお世話になったんで、私も大人になったんで恩返しがしたいと思ってます。って、では5番。えっと、親から見ればいつまでも子供なんで、甘えるのも子供の務めかなぁ・・・って、やって貰えるなら色々やって貰いたいです。

みたいな感じに、どの人とどの人が親子になるでしょうか?・・・みたいな話だと思うのね。それを超越するのが、看護士さんのような人で、志ありきで職に就いたとか、お金が良いからとか、何でも良いが、務めをまっとう出来る人。

ではそんな業務が出来るからと、自宅でも同じ事が出来るか?となったり、義理の母に出来るか?となると、出来れば凄いし、出来ないと見劣りされたりするかも知れないし、プロだってこんな事が起きたりもするだろうね。

つまり親の経験値は無いわ、仕事として認められている訳でも無く、社会的地位も無い。もはや人気の無い寅さんな感じの俺では、何をやろうが、やれないと思われているから、レベルの低い事だけでも、喜ばれるだろうね。

やれ送迎してくれた、料理を作ってくれる、後片付けをした・・・とね。でもそんな事は親なら誰もがやっている事で、何の自慢にもならないし、低いレベルの話。ただタイル屋じゃ無いから出来るだけの話で、これも良い事と悪い事は背中合わせってだけ。

辞めていたから出来る今と、辞めて食えるのか?そんな事をして・・・自分の好きな事だけをやって気ままで良いな・・・そんな老婆心を耳にタコが出来る位色んな人から聞いて来た。そんな事が悪い事なんだろうね。ただそんな事を言った人は、

そんな事が自分に降り掛かって来るなんて思いもしていないだろうけれど・・・みんな平等とはそんな事なのね。あるって権利がある人は、その権利を無くす日が来る。無い人は最初から無いだけで、ずっと続くだけ。

だからそんな事を知らないまま、他人に自分の物差しで測ろうとする。もっと言えば、最悪なのは知らなかったで済まそうとする。知ろうとしなかった・・・とは思わずにね。思い付きや、貴方の為にって押し付けるような場合、大抵そんな事は知らなかった・・・って自分中心の言葉を吐いたりするのね。

知らなかった?って誰が?そうなのね、自分が知らなかったのね。常に自分中心なのね。知ろうとしなくてごめんね・・・じゃ無いのね。本当に優しい人って言うのは、聞く事が出来ると思うのね。けれど聞いてばかりでは、相手の奴隷になる。

親はそこでしつけなんて言葉で、自分の思う正義を教えて行くんだろうね・・・ただ夢のある未来のある子を育てる為に・・・でも明日は無いかも知れない介護や看護は育てるって必要なんだろうか?それとも、先があるって思ってそうする事が正しいのか?

それとも先が無いと思って、好きな事をすれば良いって事にするのか?結構神様って難しい選択を迫るのね・・・俺ごときに。どっちらにせよ、後悔させる癖に・・・だから神様って好きじゃ無いのね。だから都合良く頭を下げないし、頼んだりもしないのね。

頼む時はいつも人の為。俺は自分で切り開きたいし、でももし俺の分があるのなら・・・その分、回してくんないかな?神様って・・・ね。別にこんな事で良い人と思われたくも無いし、ただそう言う生き方ってのもある・・・お勧めはしないけど。

こんなのが落語の死神って話。話としては、うだつの上がらない奴が、死神と出会い、死神に人の生き死にが判る能力を授かる。それで一儲けをするのだけれど、遊びほうけて、お金無くなってまた稼ごうとするのね。

ただ死神との約束で、死を迎える奴に手心を加えるな・・・って事があるんだけれど、大金を積まれて死んでしまう者を助けて、約束を破ると、死神に自分の生きて行く為のろうそくを他人を助けてしまった事で、ろうそくを入れ替えられ、身代わりで死ぬって話があるのね。

つまり最初からろうそくすら信じていない・・・死神だろうが、神様だろうが。でももしあるのなら、大事な人の時に、その分を使ってくれ・・・ただ俺はもしそんな事があるのなら、モザイクの神様と何か契約するんだろうが・・・。

ワンピースの漫画なら能力の実は喰わせて貰ったと思うのね・・・主役のルフィはそれと引き換えに、海賊王になりたいのに、水に弱い罰を背負う・・・何かに特化するって言うのは、当然何かを失うって事でもある。

普通では無いのだから・・・。普通側なら普通にみんなと同じで終われる。普通じゃ無い側を選べば、人と比べて異常なのか?人以上なのか?ってな話・・・お後がよろしいようで・・・。

 

 

 


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