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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

kameyaさん教室

2023-04-23 01:19:53 | 出張教室

今日はkameya さん出張教室。それではおかみさんから。今日は先日のデイ・サービスの鯉のぼりを2つやるって事で、始まるんだけれど、棟梁もやっているんで、経験上、吹き流しが時間掛かるよぉ・・・ってアドバイスに、そうだよねぇ・・・だと思うって本人も自覚ありのスタート。

結果から言うと、吹き流しがやはり1つ終わらなかったのね。ただ、粘土の目地を教えたんで、後は自宅でも出来ると思うので、特に問題無しなのね。ただやっぱり吹き流しがあると、実力がはっきりして来るのね。時間は掛かるけれどね。でも、作りごたえありで、簡単な部分もあるから、

達者な人のお楽しみ作品としては、丁度良いのね。これが吹き流しが無いと、鯉のぼり自体にカットする部分が無いと、誰がやっても同じに見えるだろうから、実力が出しづらいし、鯉のぼりだけの場合、そこを凝ると、お楽しみの楽なゾーンが無くなる訳で・・・それでは大作と変わらない。

つまり楽なゾーンと腕見せゾーンがあるって、見栄えがちょっと違う・・・って事に加えて、お手軽な時間で完成って言うのは楽しめたかな?ってね。それを共有した棟梁は、それが判るだけに話も弾んでいたようで何よりだったのね。ではりょうさん。

そうね、1cmタイルの3分の1 程度のパーツの量産。これが・・・

この髪の毛になって行くのね。とても果てしないし、もっと言えば、この細かさや細さを切れないと話にならない訳で。でも、その隣で棟梁が、

こんな作品を作っていて、ガラスタイルで流れを切っているだけでなく、柄や向きを考えて、ここはレースで、花の後ろ側で・・・って言う言葉に、ただタイルを切るだけでも必死なのに、そんな事を考えているの・・・って、改めて凄さを感じるりょうさんがいて・・・。

そうなのね、上手くなるって言うのは、ただ切れば良い段階を経て、綺麗に切れるって事になると、音符通りに弾くのでは無く、楽譜には、記号もあって、段々強くとか、弱くとか、段々って曖昧表現があったりして、なおかつ、感情移入的な、その人が考えるって部分があったりして・・・。

そこにオリジナルとなれば、白紙の楽譜に自分でそれらを入れないとならないのね。何をどうしたいか?で色んな風に変わって来るのね。それが料理でも、包丁に慣れるには、キャベツの千切りや、じゃがいもの皮むきのような、下ごしらえで徹底的に反復練習をする。ただそれは切る事が上手くなったって事であって、

味付けとは別な話。奥が深いなんて比喩は、こんな事なのね。ただその切るって段階で、へこたれちゃうってことも多々あるんだけれど、先人の支えなんて言うものだったり、憧れだったり、そんなものが気持ちの立て直しになったりするもので、一緒にいるって事が安心にも繋がったりもする。

今のりょうさんには、良い刺激になっているだろうな。そんなこんなでアトリエに戻って、明日の支度で今日はおしまい。


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