今日はキウイとデイ・サービスへ10名。普段ここの都合上、お風呂に入っている人だったり、体操をしていたり、時間までに数人集まらずスタートなんて事が多々ある中、時間前にみんな集まっていたのね。しかもこの下地。
まずは月に黄色っぽいお絵描きタイルを張って貰って、そっちの目地をしている間に、うさぎを張って貰う。予定では順調に行くはずだったが・・・
こうしてボンドを付けてしまう人が多くて・・・しかも固まってしまうと落とすのが大変と来ているから、マメに拭いていたのね。すると、おろしたてのスポンジがボロボロになって行くのね。えっ?いきなりかよ・・・って、予備のに手を
出そうとすると、入って無いのね。仕方無く、そーっと拭く事になるんだけど、ペースダウンしてしまって・・・ヘルパーさんに頼んで探して貰うも、波型のスポンジしか無く・・・いよいよ慌てずに、神頼みで車を探しに行くと・・・。
荷台の隅に、陸前高田に持って行った袋の中にあって、そこから挽回。探しに行くのもためらう位、時間に追い込まれていた感じだったのね。そんなこんなで、
お一人撮れていなかったんだけど、何とか終われたのね。全く余裕無しって感じだったが・・・その間にヘルパーさんにも助けて頂いたんだけど。キウイの話では、月の下地とうさぎが分離した事で、月は月に作っていて判ったのだけど、
うさぎは何かはみ出して良いって張ると、うさぎに見えないから、何しているか?判らなくなり、ペースダウンしている人が多かったようで・・・悩まず完成のはずが、悩ませてしまったようなのね・・・。
そんな後は、アトリエに戻って金魚壁画の下絵。
お客さんが金魚の愛好家さんである事、名前に竜が付く事を考えると、穂竜と竜眼って2種類の眼が出っ張っている金魚はすぐに連想出来るのね。じゃどっち?って言うと、迷わずに穂竜だったのね。それは家の前に田んぼがあって、打ち合わせの時に、田んぼ風って言うのがあって、海や川の風が涼しいみたいに、田んぼの風って言うのがあるって教わった。
こんなエピソードは外せないから、迷わず穂竜。この名前の由来は稲穂のようだからなのね。つまりこれがお父さんの役目になる。でも余りにも可愛く優しいだけになるので、威厳とか守るとか、本来の竜の部分を入れたいので竜に入れる事
になるんだけれど、竜を見せるのか?見せないのか?になると、女の子が2人いるのに竜かな?とも思ったが、それならデフォルメして竜感薄くしたらどうかな?って色々変化させているのね。ただね、今回スペースが広いのね。
だから金魚にしても鯉みたいになると思うのね。恐らく40cm以上・・・可愛いって大きさじゃ無いから、綺麗とか豪華の方向になると思うのね。そうなると、竜もそこそこ大きくなるし・・・今の時点でこれらは左サイドの絵。
これから右サイドになるのだけれど、竜のようなインパクトがあるモチーフじゃ無いのね。それをどうバランスを取るのか?・・・まだ始まったばかり・・・確かに滑り出しとしては悪く無いが、大きさにプレッシャーなのか?何だろうなぁ?
何か緊張感が必要以上に余分にある感じなんだよなぁ・・・。