katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイ教室とデイ・サービスの構想・・・

2022-07-05 07:25:00 | モザイクタイル教室

今日は午後からキウイ教室。まぁ良くある話だけれど、作品の終わり方に、最後の最後にもうひと暴れ的になるパターンと、最後はあっさりとしたパターンがあったりして、後者は俺の作品なんかでご紹介しているので、何度も見ていると思う

のね。結構なんやかんやあって、そう考えると後数日掛かるかな?と思ったら、あれ?終わってる・・・みたいな感じと、前日に鍋敷き以下のスペースしか無かったはずなのに、またやらかしてんの?みたいな、終わりたく無いのかい?って感じ。

今日のキウイは後者な感じだったのね。ハートの中身はクラッシュで・・・って言う事で決まって、その後に色もそれで・・・と確認して始まったものの、しばらくして何かクラッシュが・・・ってどうやらしっくり来ないらしく・・・。

すると、全部小さな丸で埋めたらどうかな?って質問が来たが、それは却下したのね。理由は簡単で時間ばかり掛けても、報われるもんじゃ無いのね。そもそもが、このハートの中に一体どんな大きさで、何個入る?となると、その入れた数だけ、

目地幅が増える。しかも太目に。恐らくキウイの事だからクリームのような薄目なものを選ぶなら、同化して見えづらくなるから、あっ?丸だ・・・みたいになるだけで、左程威力は無くなる。ただ手間を掛けた分、回収出来ない、報われない方向になる・・・そもそも隠れキャラ的になるから。でも普通はそんなに沢山では無く、隠れなら1個。

そんな理由が1つ。逆にもし濃い目な目地を入れたとすると、丸を入れた事は目立つが、果たしてそれが美しいか?となると、恐らく良くある爬虫類や魚で見せた気持ち悪い、リアルな模様になると思うのね。それは無いって簡単に判るのね。

では何故クラッシュが嫌なのか?の検証をしてからの是正を考える事にすると、まず折角のハートをクラッシュで埋めると、モザイクとしては普通でも、ハートの中身にガタガタな線が入ると美しくない・・・とキウイは見ているはず。

ではそもそもクラッシュって何?って言うと、ランダムな形・・・つまり偶然な産物でも良いから、色んな形で大小様々・・・って事が否定されているのだから、全てを覆せば良いのだから、偶然では無く必然で、色んな形では無く、

きちんとした形で、大きさも統一・・・となると、必然的に四角く切る事になる。最初普通に長方形に切って入れようとしていたんで、こんな狭いスペースで、長方形にしても、すぐにカーブのゾーンになるから、カクカクしちゃうでしょ?

きちんと入れないとならないって言うのは、ラインに沿って緩やかに曲がる為には、四角の方が綺麗でしょ?って方向性が決まったんで、何個か作ったクラッシュを剥がして、張り直すとどうやらしっくり来たようで・・・。

ただね、こんな事を勧められるのは、どんなに時間が掛かっても・・・って姿勢が無いと、また時間が掛かるの・・・って感じになるのね。でもそもそもが変更したいと決めたのはキウイな訳で・・・。もっと言えば丸よりは簡単だけど。

つまりこんなやり取りをするには、お互い意見をぶつけないとならないし、それが出来るかどうかの判断もしないとならないのね。良くある失敗に、やりたい事は決まっている、大きさも決まっている、時間さえも変えられない・・・。

こんなに決まっていてOKなんて出せるはずも無く・・・こんな場合は、先生に却下されたみたいになる。これが、きちんとやり取りが出来ると、大きくすれば出来るのかぁ・・・とか、時間は倍になるのかぁ・・・みたいな事にひるまず、

じゃそれで・・・となるならOKになる事を、全てが揃わないなら、じゃ良いです・・・って無かった事にするなんて場合も多々あって、それを何度か繰り返せば嫌になる・・・こんな感じになるのね。そして先生はやらせてくれなかった。

って感じなのね。まぁそれでも強行なんて事もあったりして・・・その時はやれなくなりそうだったが、やれるって思いもあって、勢いなんてもんでスタートしても、結局勢いで乗り切れる程、モザイクは甘く無いんで終わらずじまい・・・

こんな事も多々あるのね。後一息だったのに・・・ってね。そもそも大作の場合、最初に肝心なのは腕や技術の前に覚悟なのね。良い例が、労作展の子供達。初めてなのに100時間は軽く超えて来る。そうすりゃ誰でも手に入るもので・・・。

勿論、賞を取れる取れないは別として、恥ずかしくは無い作品には見えるもので。ただそれも、子供は時間を取れるし、大人は仕事がある・・・って言うだろうが、月に1回の3時間でも、1年で36時間、3年なら100時間は超えるし、もっと

言えばアトリエだけじゃ無くて、自宅で3時間やれれば、あっという間に倍の6時間になる訳で・・・。こんな簡単な事をしっかり教えてくれれば、学校に行ってた時に、本気でやるのはどれか?とか何か?って近道で探せた気もするのね。

しかも復習って説明も、そう言う事だったのかぁ・・・ってね。まぁそもそも反復練習ってのは、物作りの場合、えっとどうやるんだっけ?じゃ無くて、体に憶えさせる事で悩みの1つ解消って事なのね。それが身に付くと、そしてどうする?

になるのね。つまりオリジナルってね。まぁこんな事はスポーツだって同じね。敵は無しで、味方とパスの練習、キャッチボールみたいに、邪魔されずに狙った所に・・・の練習を経て、今度は邪魔する敵をかいくぐって、同じ事をする。

更に場面場面で、同じ事をしていたんじゃ、相手に読まれるから、あっちむいてホイみたいに、騙さないとならず、不自然な事をせずに、嘘を付くってのがスポーツ。音楽だって同じで、ソロなら敵はいないから、楽譜があれば、常に同じ事をする・・・いついかなる時も。

つまり独りの練習であろうが、5万人の前であろうが・・・つまりプレッシャーって自分の問題だけなのね。練習をどれだけ本気でどれだけやったか?なのね。その日常がその舞台を作ったのなら、ここまでやって来た・・・って練習量が自信に繋がるのね。

つまり緊張感がその糧になるものなのね。気楽なんて何回繰り返しても、気・・・が楽、気が楽しいんだから、上手くなる事を捨てれば、その時間楽しめる。つまり映画をただ見ているのなら楽しめるが、映画に出たり、作ったりする側なら、

仕事となり、興行が失敗すれば、充実こそあっても、日々の生活も明日も開けない訳で。だからプロは大変なのね。でもじゃ素人は楽しむだけで良いのか?向上しなくても良いのか?となると、やっぱ折角やるなら上手い方が・・・になるのね。

でも問題は何を選ぶか?なのね。補欠でも楽しめるのか?レギュラーなのか?代打ってたまにで良いのか?ベンチ入りしていれば・・・とか、東大、芸大なのか?何処でも良いのか?・・・きっと努力は変わって来ると思うのね・・・。

良く目標を立てる・・・なんて言われていたが、こんな説明をされれば判りやすいが、えぐられた気もしたんだろうね。ただ誰もが簡単に判るだろうが・・・。いずれにしても、こんなやり取り位では、キウイくらいなら、じゃそれで・・・

って話で済む。大事なのは、自分の気持ちを押し通す事では無くて、どうしたいのか?って言う事に気が付く事だったりするのね。その時に、相談する人にそれがきちんと伝わると、提案なんてもんが返って来るのね。

そうね、じゃお見合いって事にしよう・・・相談する訳じゃん。でも断れないからって、1回で決める?じゃ何回まで?相談相手は何十回まで付き合ってくれる?つまりそれをモンタージュのように、精密にすればするほど納得は行かないし、

手掛かりやきっかけに使うなら、完璧では無いけれど、こんな感じかな?・・・みたいに作り上げて行く感じになるから、スタートはプレーン的に、最低限クリアからのスタートだと思うのね。これが恋愛だと100点だと思ってスタートみたいになる・・・

見る目があれば、後々100点では無くても60点にはならないだろうし、増してマイナスなんて事は無いと思うのね。しかし離婚なんて事になれば、100点で無かった事は明白なんだろうし。ただ何でも落とし所はあるのね。

オリジナルって、だから難しいし、でも手応えが違うし、だから凄いし、だから誰でも出来るもんじゃ無かったりする訳で・・・でも何でも最初は目に見えない勇気や覚悟だったりする訳で・・・。

そんな最中も今日は引き続きデイ・サービスの構想・・・8月分だから、9月に飾るもの・・・

良い所までは来ていると思うんだけど、何処をどう張るのよ・・・が問題・・・。


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