昨日下絵は描けたんだけど、どうしようかな?やろうかな?止めとこうかな?と悩んだものの、やっぱやろう・・・って思い、下絵を出来ると思われるサイズに拡大して・・・
5.60cmあるんじゃないかな?測るの忘れたんだけど・・・割と大きめ。まぁ本物サイズっちゃ、本物なんだけれど。これを今回は一枚ものを彫ってやるのでは無くて、取り外しは出来ないけれど、額縁と中身みたいに分けて2枚にしたのね。
理由は、彫った後は、ガサガサするから、写すにも繊細には描けない。けれど2枚に分けた時に、写すのがシナベニアだと、綺麗な木肌なんで写しやすいのね。良くある質問に先日もシナとラワンって言うのが2種類あるんだけれど、値段が
大きく違うし、何が違うの?って言うのがあって、例えばシナはさっきも出て来たけれど、木肌がつるつるなのね。ちなみに用途なんかは、押し入れなんかに使ったりするらしいのね。もしそこがザラザラしていたら、布団が引っ掛かる。
つまりラワンはそんな感じなのね。見せる木ってよりは、隠す木な感じね。だから、鉛筆で写す時に、シナは紙に書くようにスムーズだけれど、ラワンはガタガタする感じ。それでも輪郭だけ移せば良い感じなら、ラワンのが安いし、大した
問題にはならないだろうけど、細かい下絵を写すって事は、もしかすると、剥がすなんて事もあるかも・・・なんて場合、シナには何も起こらないけれど、ラワンだと、ベリベリって感じに木も剝がれちゃったりする。
これが下絵に使った木の話で、外枠は大野壮のアワビの残りのOSB合板。アトリエの床の木ね。丁度良い感じの大きさだったからそれを使ったのね。と言う訳で、下地も時間は掛かったけれど、何とか出来たんで2枚を合体して乾き待ち。
その間にタイルを出して・・・いよいよスタートになったのね。まぁ流石に1cmタイルなんで、そうは進まないんだけれど、初日としてはまずまずだとは思うのね。