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「南極の岩石を見せてもらい」

2024年04月30日 | 大分県
今月のはじめ、南極の石と砂を見せてもらう機会がありました。南極の石を見るのは、これで2回目です。
 
以前、中学校に勤務していた時に、自衛隊主催で、全校生徒を対象に「南極の氷」体験会を実施しました。

幼い頃から、「タロ」「ジロ」の話を聞いていて、南極の関心は高いものがありました。

一度は行ってみたい土地です。
日本から、南極までは、1万4千キロメートル離れています。
そんな遠くにある南極大陸。
 
その時に、自衛隊の方から、南極の95%は、氷でおおわれているなどの話を分かりやすく教えてもらいました。

そのあと、南極の氷にふれ、2万年前の空気が弾ける音などを聞いたりしました。
貴重な体験をさせてもらいました。
 
話を石や砂に戻します。

北極には大陸がないので、北極の石は海底ということになります。

南極大陸昭和基地の近くには、5億年前の岩石がたくさんあるそうです。
 
先日は、5億年前の岩石・砂との対面でした。
 
南極越冬隊も60次を越えています。

その中で、地球の温暖化が加速しています。

人間が多くの要因を作っています。
岩石や砂を見つめていると、何億年という歴史を持つ地球を世界中の人々が守って、次の時代に継承させていく責任があることを感じます。

戦争などで、大地をけがすことは、許されません。

「花びら地雷」が大地にばらまかれていることが、先日、ニュースで話題になっていました。

この地雷で多くの人の命が奪われています。
一度のロケット砲で5000個の地雷がばらまかれるそうです。

その範囲は150ヘクタール。
すごい範囲です。
これを除去するだけでも何百年かかるそうです。
 
地球の大地が爆弾に侵されています。
 
さらに温暖化です。
このまま、南極の氷がとけていくと、世界の海面は、数世紀ののちに、数メートル上昇するという話です。

南極のことを通しながら、
「地球を守っていく」
ことの大切さをあらためて感じます。
 
写真は数年前の「南極の氷」体験会からです。