かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

大切にしていきたいもの

2009年11月30日 | Weblog
先日、くじゅう花公園に行ったことを書きました。その帰りです。どのコースを通って帰ろうかと思いました。どこの道を通ってもそんなに時間は変わらないのですが、五馬の方にお借りしていたのもあって、久住、杖立、五馬、日田を通って帰りました。


 杖立温泉から大分県に入ったところは五馬の出口(いでぐち)というところです。



 五馬中学校で環境整備していた方からお借りしていたものがあったので、久住のおみやげを持って寄りました。でも、残念ながら地区の話し合いに行っていていませんでした。「野菜をまたとりにおいでね。」という奥さんのいつもの優しい言葉。単身赴任をしているときには、環境整備のお家の野菜でどのくらい助けられたかわかりません。家族ぐるみでお世話になっています。



 その家をあとにして、次に、久しぶりに、これまた日田赴任時代の栄養源の食堂「森の石松」に行ってみたくなりました。


「久しぶりだね。」


とおばさんと息子さん。二人で営んでいます。わんちゃんも迎えてくれました。これまた久住のおみやげを渡しました。元気な姿を見て、なんとなくほっとしました。離任式の日に挨拶に行ってから、訪れていませんでした。当時、ご飯は自炊をしていましたが、水曜日だけ、単身赴任をしていた先生などと「森の石松」に行っていました。それが恒例行事でした。いつもの日替わり定食を頼みました。




さらにうれしいことには、いつもの常連さんも何人かいたことです。ビールを片手に、
「あらら、先生、今日はどうしたね。また日田に戻ってきたんかな。」
「きっと追い出されたんだろう。」



まあ、よくいうよね。酒のつまみにもなりました。賑やかな中にも、「子どもが今度、大阪の専門学校に行ってしまうんだよね。酒の量も増えそう。」ちょっと愚痴を聞いたりも。



みんないろんなことがありながら、それぞれにがんばっています。
帰りに、「体に気をつけなさいよ。また寄りなさいね。」と言いながら、柿をたくさんくれました。一緒に単身赴任をしていた先生には、電話でまた近いうちに「森の石松」に一緒に行くことを約束しました。



 単身赴任は、生活してみると大変なことも多いです。しかし、そんな中でも日田のすばらしい人や先生やお家の方たちと出会えたことは、大きな宝と財産になっています。これからも大切にしていきたいです。



 写真は、単身赴任同士で観光した沖縄です。

くじゅう花公園へ~光をもとめて~

2009年11月29日 | Weblog
土曜日、部活の担当の先生のいないところがあったので、学校に午前中いました。仕事もたまっていたのがあったので、ちょうど、よかったです。


 午後2時過ぎ、家に帰ろうと思いました。でも目にしたのが、新聞。「くじゅう花公園」で「久住高原光のファンタジア」~冬の星々と光の花畑~が開始日というのを目にしました。冬には花がないということと、寒さのためか、ふだんは、休園しているのですが、今年は、光を使ってのイベントを12月の終わりまで開催をしています。「ちょっと行ってみようかなあ。」と思い、一人車を走らせました。



 日田から五馬高原へ。見慣れた景色がきれいだったです。行きは、ずっとファームロードを走りました。広葉樹も多いので、車窓から見る色づいた山々に目を奪われました。



亀石山の近くで写真を撮りました。五馬高原の美しさを再発見をしました。フラワーパークを見下ろす景色。九州山地の山々。上の写真がそれです。小国を通って、瀬の本、そして、夕方花公園に着きました。点灯までまだちょっと時間がありました。久住連山に消えていく夕日が印象的でした。



 花畑にLEDをはりめぐらせています。約4千平方メートルの花畑に敷かれた40万個のLEDが光り輝きます。これがどのように変化していくのか楽しみでした。行ったときはそうでもなかったのですが、次第に観光客も増えてきました。その花畑を観光客が埋め尽くしました。またカメラマンやテレビカメラもかなり入っていました。いい写真のポイントは、三脚を立てたカメラマンが占領していました。



 午後5時15分。日が沈んで、光が向こうからともって、こちらにやってきました。音楽が流れ、イルミネーションが光を変えながら、花畑をデザインしていきます。標高850メートルにある花公園では、午後6時の気温が7度だったそうです。園内のLED電球が、音楽に合わせて風にそよぐ波のように変幻自在に色が変化しました。澄み切った空気の中、その光の美しさがしばし、いろんな喧騒を忘れさせてくれました。




 しばらく光に見入っていました。横に、OBS放送のカメラマンがいました。ニュースでその映像が流れました。プロの美しさの撮影のすごさを感じました。




 午後7時30分。ちょっと寒くなったので、帰るために車に乗り込みました。温度を見ると、5度でした。もし行かれる方は、防寒対策を十分にして行かれて下さい。着いたときと、帰るときの温度差があるのにびっくりしました。

桑田投手の講演を聴いて

2009年11月28日 | Weblog
 「夢を実現させるためには、思っていても口だけで言ってもだめ。行動をおこそう。」


という話から元ジャイアンツの桑田真澄投手の話が始まりました。


 柳ヶ浦高校100周年記念事業で桑田投手の講演会が行われました。PL学園、ジャイアンツ、パイレーツと歩いてきました。どのような考えを持っているのか興味がありました。学校関係の人や部活動に入っている学生などが会場を埋め尽くしました。




 プロでは、バッターのボールとバットの当たる位置が1センチずれで、外野フライとホームランに分かれるという話。投手のリリース位置(ボールを離す位置)が1センチずれると、バッターボックスにボールが到達するときには、30センチのずれが生ずる・・・そのくらい厳しい世界で結果を残していかなければ、辞めていかなければならない。


 プロで結果を残すためには、表と裏の努力が必要である。

表の努力は、技術的であり、体力をつけるための努力である。桑田投手自身体が小さかったので、多くのコンプレックスがあり、特に、清原選手と出会ったときは、今までの栄光とは違って挫折も感じたという。清原選手は、高校1年生で、練習ではホームラン性のあたりを飛ばす。

一方桑田投手自身は試合で投げれば、打たれるという日々が続いた。でもあきらめなかった。“わたしだからできる”“あきらめてはいけない。ベストを尽くせ”という気持ちで歩いてきた。日々の努力で技術と体力をつけていかなければならない。




 裏の努力。運とツキである。待っていてもやってこない。行動を起こしていると、それが回ってくる。つまり、おれはだめだなあ・・・などネガティブな人には、運やツキが回りにくい。今しなければならないことに目を向けにくい人は、運が逃げる。

しっかり、運とツキを貯金していく必要がある。桑田哲学を会場の人たちに話していきました。学生時代、トイレ掃除、あいさつ、返事は誰にも負けなかった。また、短時間集中型で学習や部活の練習にも努力を続けてきた。




分からないときは、勉強の方法やこつなどをできる友だちに聞いて回ったなど、経験から実力をつけるまでのプロセスも語ってくれました。


 自分自身を振り返りながら、講演を聞くことができました。

写真は、教えた生徒の甲子園予選の試合を見に行った時のものです。

しぶしぶの床屋 なつかしの再会

2009年11月27日 | Weblog
「髪が乱れていますなあ。ちゃんと、理容室でセットしてもらわないと。」
 と、コーヒーを飲みながらの会話。


「えっ。この間こそ、すきバサミも買って、カットしたのに。」

「下手ですなあ。」

「えっ。苦労してカットしたのに。」



と言いつつも、夕方、「そんなにおかしいかなあ。」と思いつつ、暗くもなっているので、学校の近くであいている理容室を求めて車を走らせました。



 あった、あった。こんな学校の近くに、理容室が。窓からのぞいていると、まだ営業をしているようだったので、中に入りました。



 「おっ?どこかで、見たことがあるぞ・・・。」

「もしかして、じゅんちゃん?」本耶馬溪勤務していたときに、何度か行ったことがある理容室のじゅんちゃんでした。当時はまだ、小学生でした。同じ学校になったことはないのですが、体操服をきて、店の椅子にちょこんと座っていたのを覚えています。懐かしい。またじゅんちゃんの学校と一緒に修学旅行も行ったりしていました。何十年ぶりに会うことができました。




「じゅんちゃんが、店をだしているの?」
「結婚して、何年か前に店を出したんですよ。高校に行きながら、勉強したんよ。」



 ちょっぴりシャイだった、小学生時代とは違って、一軒のお店屋さんのオーナーらしく、落ち着いた雰囲気の中でも慣れた手つきでてきぱきと対応をしてくれました。


「先生髪の毛、変。」ここでもかあ。




「先生、この間、ゆうちゃんが散髪に来てくれたんよ。」

「たかちゃんは、いまどこにいるん。」「博多でがんばっているよ。」

「ちいちゃんは?」「ベトナムにいる。」


矢継ぎ早に質問をしてきます。ふるさとを離れ、本耶馬溪の同級生のことを懐かしく思うのでしょう。




「先生の学校の生徒も結構来てくれるんよ。態度が悪い生徒には、ちゃんと話を聞いて、注意をしているからね。でもみんなかわいいよ。」生徒たちにとって、きっと相談できるお姉さんなんでしょう。




通りにある店だったので、次の日の朝、教室の前を通っていると、「先生、髪の毛を切っていたやろ。」と何人かの生徒に言われました。「見られた。」メールでも、「床屋さんで髪の毛をきれいにしてもらっていたのですか。」うっつ。

秋を感じる季節②

2009年11月26日 | Weblog
 保育園に通っていたときに、楽しみだったことがあります。それは、「今日は、城山に行くよ。」と先生が言ったときです。園児からの歓声があがります。


「城山」は保育園の近くにあります。1100年前後、つまり戦国時代、お城があったところです。「白米城」とも呼ばれていました。豊臣家が全盛時代でした。



しかし、この城は、反豊臣の家臣が築城しました。ここでの戦いは、中津城や合元寺などでの戦いとは違って、激しいものはありませんでしたが、それでも豊臣方から攻められています。歴史をひもどいていくと、興味深いものがあります。




保育園から園児でも歩いて、20分近くの所にあります。おやつを持ってのハイキングです。城山の上から見渡す景色は、とてもきれいです。春には、桜が、そして、秋には、もみじの色づきが鮮やかです。ハイキングで行ったときは、そこでかくれんぼをしたり、缶けりをしたりしていました。どこに隠れたら見つかりにくいのかを今でもはっきりと覚えています。ちょっとノスラルジーにかられました。





 「合格祈岩」を見に行った帰りに、「もう、もみじも最後かなあ。」と思い、ちょっと寄ってみようと思いました。いざ、城山へ。昔は、息を荒げながら登っていましたが、今は、上まで車で行くことができます。便利になりました。




山に上がる前に保育園の銀杏の木の鑑賞に行きました。銀杏の葉の輝いている黄色があまりにも美しかったので、カメラにおさめました。銀杏の木と向こうに見える石橋の馬渓橋が趣があります。ここを撮るプロのカメラマンも多いです。下の写真がその場所です。なかなかいいでしょう?家から5分もあれば、その場所に行くことができます。秋の美しさを堪能することができました。





この場所から北の方角を見ると、眼上に城山を見ることができます。下から見える赤く色づいたもみじがとてもきれいです。



 すぐに頂上に着きました。天気もよかったので、上から見える景色は最高でした。すがすがしい光景は、あの保育園の頃と変わっていません。
山国川、そして、立留りの景を上から眺めると、
「ふるさとっていいなあ。」
という思いにさせてくれます。





色とりどりのもみじは近くから見てもきれいです。そのすきまからやや小さく見える家並みがかわいいです。



 秋も晩秋に入り、きれいに見えるもみじもこれで最後かも知れません。あとは、散っていくばかりでしょう。



 あわただしく時が過ぎていく中、ふと立ち止まると、きれいな秋の風情を体で感じることができました。




 まもなく12月です。冬の訪れを感じ始めます。

ついに合格祈岩をじっくりと

2009年11月25日 | Weblog
 この間のエッセイの中で、「合格祈岩」という場所があることを書きました。しかし、先日は、車で通りすぎたあとに、ふっと気がつきました。なぜ、ここが合格祈岩と言われているのかわからなかったので、もう一度、日曜日に行ってみました。好奇心。



「なるほど、岩の上に、岩がのっている・・・地震や台風にあっても落ちない。それで、合格祈岩なのだ。」






 落ちない岩。家から、20分くらいのところの裏耶馬溪あります。知らなかった。太宰府など受験生は参拝することもありますが、ぜひ一度、温泉に入りがてらに裏耶馬溪で祈ってみるのもいいかも。



でも努力の積み重ねが一番かなあ。とても美しい景色でした。

伝えよう!いのちのつながり

2009年11月23日 | Weblog
 午後から、「伝えよう!いのちのつながり」というエッセイコンテストの表彰式が中津文化会館で行われました。勤務校の生徒たちが入選していたので、参加をしました。


 なんとなくあたたかい雰囲気の会場でした。きれいなBGMが参加者した方たちを迎えてくれました。



 勤務校では、
◇ 自分の感じていることを
◇ 一番丁寧な字で書こう
ということだけを指示をして、書かせていきました。書かせた全員のいろんな想いが一枚の紙に書かれていました。



 胸がぐっと熱くなるものばかりでした。コンテストであるけれど、それぞれの思いは、文の中だけでははかりしれないものがあります。どれもが、生徒たちの心を映し出されていたと思います。



 入選した作品は、冊子にされていました。勤務校の生徒の作品です。





「私のお父さんは、7年前に亡くなって、お母さんが一人で働いています。一生懸命に家族のために働いています。いつもお母さんは、私とあとお姉ちゃん二人を一生懸命に育ててくれて、私はお母さんを尊敬します。

 私のお母さんは、私が悩んだりしたとき、相談に乗ってくれました。私も、お母さんの悩み事を聞いたりしました。そしたら、少しは、いい気持ちになれました。
 私は、たまには、お母さんのお手伝いをします。夕ご飯の手伝い、お皿洗いとか、お母さんが疲れているとき、肩をもんだりしています。なんでお母さんの手伝いをするかというと、お母さんは、私たちのために一生懸命に働いて疲れているからです。これから、私が大人になったら、お母さんに恩返ししたいなあと思いました。」1年生





 お姉ちゃんの学年も担当しましたが、お姉ちゃんもとても優しい性格の生徒でした。みんなで協力して、家庭を築いているんだろうなあ。おばあちゃんも表彰式に参加をしていましたが、作文を朗読しているとき、涙ぐんでいたのが印象的でした。





「あの日、つらい思いをして、涙流したのを覚えていますか。お互い心の傷が深くて、笑うのが辛かったね。だけど今はどうだろう。自然と毎日笑っていられる。私たち、強くなったんだよ。乗り越えたんだよ。

今思うと、すごいよね。私は、あなたがいたから救われた。一緒に頑張れた。本当にありがとう。あの日から、ずっと嫌な思いをしていた。だけど、あなたは、それでも私をずっと支えてくれた。精一杯の笑顔で私の心の傷を癒してくれた。あの笑顔、今でも私は忘れない。本当に嬉しかった。ありがとう。


 今では、あなたが辛い立場だから、私はあなたを一生懸命に支えていくから一緒にがんばろう。ずっと友だちだよ。あなたに出会えてよかった。これからも、笑顔の可愛いあなたで居てください。あなたらしく生きてください。そして、もっともっと楽しい日々をたくさん作っていこうね。」2年生




 生徒たちの心の中で激しい葛藤でくるしんでいる・・・という事実。早く気づいてそして支えていくことの責任を感じます。





6名の勤務校の生徒が入選をしていました。保護者の方も会場に来ていました。この会に参加をして、美しい言葉、優しい生徒の気持ちを聞きました。自分自身が見つめ直さなければならないことに、なんとなく気づかされました。


また、生徒を含め、あの会場にいた人たちは、きれいな環境の中に置き、自分の気持ちをあたたかく、優しい気持ちになれた時間だったでしょう。だから、子どもたちを取り巻くふだんの環境が安心した落ち着くものであったとしたら、いろんな問題が取りざたされていますが、どれくらい減少していくことでしょう。



思春期の真っ只中ですが、生徒一人ひとりは、ピュアな気持ちを持っています。それをつぶさないようにしながら育んでいかせることが、大人の責任であるということも痛切に感じました。

初めて食べた佐世保バーガー

2009年11月22日 | Weblog
昨日、子どもが朝からいそいそとしています。昼過ぎに、二人で子どもが出かけていきました。


「どこにいくの?」
「連れて行ってもらおうかなあ。」


など好奇心旺盛な言葉をうまく交わしながら、車を発進させて出かけていきました。


 夜に帰ってきました。袋に何か入っています。見ると、ハンバーガーでした。2つバーガーがありました。「もしかして、佐世保に行ったん?」
「そうだよ。」


まったく。二人が大好きな水族館に行ったようです。ちなみに佐世保には、今年になってから「きらら水族館」ができています。いつか行きたいと思っていましたが先を越されてしまいました。「やられた。」


イルカショーは、イルカがトレーニング中だということで、今はまだうまくはないけど、これからが勝負といったところらしいです。



 話はさておき、袋の中の袋は、ハンバーガーでした。長崎にいる詳しい弟にどこが一番おいしいか聞いたそうです。でっかいバーガーです。すぐにでもお土産のバーガーを食べたいと言っている連れ合いを、夜だということでみんなで制止?!しました。り、りゆうは・・・。



 今日の朝、早速食べました。ボリュームがあったので、まず一つ分けて食べました。夕食が、ご飯の代わりにバーガー。インターネットを見ると、食べ方もいろいろとあるようです。ふだんは、ファーストフードのバーガーしか食べることはないのですが、ちょっとぜいたくなお土産のバーガーと水族館のことで話が盛り上がりました。

歌声が響く校舎

2009年11月21日 | Weblog
 12月6日(日曜日)に合唱祭が行われます。その練習も本格的になってきています。音楽の時間、放課後の時間になると、生徒たちのいい声が職員室に聴こえてきます。また学年練習の時間などがあり、みんながまとまって歌声を創り出しています。


 昨日は、全校練習がありました。男子は音楽室で、女子は、体育館でパート別に分かれての練習でした。それぞれに一生懸命の姿を見ることができました。音楽室に行くと、男子の迫力のある声が響いていました。3年生がしっかりとリードしていました。やる気を感じました。ほかの先生たちも同じような感想を言っていました。



3年生にとっては、一つひとつが最後の行事です。是非、この合唱祭も心に残るものにして欲しいものです。学校の行事が少なくなっている中、生徒たちの力で充実させてもらいたいです。




 かったかくんが最後に担任したクラスの合唱曲が「イエスタディ ワンス モア」でした。生徒たちがどう英語を歌ったらいいか、一生懸命に考えている姿を今でも懐かしく思い出します。







クラスの人数も多いところとそうでないところがあり、コンクール形式が成り立つかどうかも論議されましたが、「クラスのまとまりをつくろう」「目標を明確にして取り組もう」ということで、コンクール形式を取り入れながら開催をされます


当日は、インフルエンザの影響がなく、合唱祭が開催をされることを願っています。生徒たちも少ない日数の中でがんばっています。先生たちも「生徒たちに負けまいと?!」と斉唱ですが、歌声にチャレンジします。2曲歌います。文化の香りを漂わせている学校です。

危機の中でのまとまり

2009年11月19日 | Weblog
 今、インフルエンザが猛威を振るっています。いつ収束するかわからない状態が続いています。明日からは、勤務する学校でも、一つの学級が2回目の学級閉鎖となります。



 換気、うがい、手洗い・・・いろんなことを試みますが、減ったかと思うと、急激に増えたりで波があります。近隣の学校では、学校閉鎖が何校か出ています。学校での文化的な祭りも延期になったりしています。



大きな行事が思いもかけず変更することもあります。変更になることでいろんな思いがあり、意見が出されますが、みんなの心が割れることなく乗り越えていきたいものです。




今回のインフルエンザは、生徒たちがかかっても、先生たちは、ほとんど罹患しません。いろいろ言われているのですが、抗体があるのでしょう。



 先日も書いたのですが、インフルエンザによる影響が様々なところに及んでいます。学校だけではなく、生徒たちに関わる機関ではその対応も大変だと思います。今までになかったことだけに、それぞれが対応に追われます。自分自身が学校の窓口になっている中では、学校が多くの人たちに支えられて動いていることに実感を持ちます。今日もいろいろとご苦労されている話を聞きました。こんなことまで考えてくれているのか・・・と生徒たちには見えませんが、感謝することが多いです。





 夜は、PTAの専門部会がありました。PTA研修旅行の最終決定についての話でした。インフルエンザによって、この企画も延期になっています。年末近くになって、いろんなPTA活動が入っていて、日が詰まっています。その調整をしました。





PTA会長さん、生活指導部長さん、研修部長さんたちがリーダーとなって前向きにいろいろ考えてくださり、少しずつ日をずらしながら、日程を決めていきました。それぞれの事情があるので、難しい部分もありましたが、みんなができるだけ支障のないように、心配りをしてくれました。まとまりを感じさせてくれます。




「危機管理」という言葉をよく耳にしますが、「危機」つまり突発的なことがおこったときに、どのようにみんながまとまって対応していくかが、取り組みをしていく中で大きな力になると今年一年過ごしていく中で、感じます。学校活動の中でもPTA活動でもみんなでやっていこうという中にいられることがうれしく思います。

天領が燃えた11月

2009年11月19日 | Weblog
 先日、子どもから、メールで写真が送られてきました。上の写真がそれです。11月13日から15日までの間で日田で行われた、「千年あかり」の写真でした。



 昨年は、かったかくん自身も行こうと思ったけれど、雨でした。今回は行ってみようと思ったけれど、行事で行くことができませんでした。今年は天気もよく秋の深まりゆくなか、3万本の竹灯篭が花月川や豆田町に埋め尽くされたようです。



 ホームページによると、
 『過去千年 未来千年・・・過去の歴史をひもといて今ここであかりをともして立ち止まり、さらに未来へとつなぎ、この町にも歴史にも光があたってほしい』との願いの千年あかりです。平成17年から行われている新しい行事です。




 一昨年、日田のアパートから家に帰る途中、花月川を横切りました。川全体がほのかに燃えているようで、その美しさに驚きました。車を止めて川沿いを少し歩いてみました。




 最近、臼杵竹宵、中津では、寺町灯篭祭りなど、ろうそくよるイベントがあちらこちらで行われています。時代が流れ行く早さ、急激な変化などで生活があわただしくなっていく中で、スローなそして暖かなものを追い求めているのでしょうか。
 




街ではクリスマスのイルミネーションが光っています。これもまたきれいです。その中でもろうそくの揺れる明かりは、見る人を優しくさせてくれるような気がします。
 


夏祭りや花火大会などとは違った趣のあるムードを創り上げています。

秋が深まりゆく中、子どもたちは、心を潤してきたようです。

朝のコミュニケーション

2009年11月19日 | Weblog
7時。早朝。学校に着くと何人かの先生たちがもう来ています。ちょっと雑談をしながら過ごした後、子どもたちが本格的に来るまでに、いろんなことがしたり、あったりします。

 
 まずは、今日一日の流れを書いたレジメを印刷します。「先生、レジメのイラスト、もう古いですなあ。12月になろうとしているのに、まだ、栗のイラストですよ。」と大目付の先生もいます。でもありがたいです。チェックが入ります。


7時30分。しばらくして学校に朝の音楽をかけます。「これは、どうですか。」と最近、図書室の先生がどっさりとCDを持ってきてくれました。三光中学校の図書館には、軽音楽のCDがたくさんあります。充実した図書館です。



その音楽のリズムに乗りながら、次は、校舎の廊下や階段、便所を掃除して回ります。校舎の中で、季節を感じたり、生徒の雰囲気を感じたりします。そのとき、掲示物などがはげているものがあれば、修正をします。回っていると、教室で朝早くから、宿題をしている生徒が数名います。「こんなに早く。」「学校の方がやる気が出る。」次第に生徒たちがやってきます。



 ちょっとだけ、生徒たちと話をします。朝の気持ちのいい清涼剤です。



今日は、「先生、ネクタイ忘れた。どうしようか。」という生徒も。それが終わってから、職員室に戻り、電話の対応などをしながら、時間を過ごします。そして、先生たちと8時頃から、校門に立ちます。


 
 子どもたちのいろんな姿を見ることができます。「おはようございまーす。」と元気よくあいさつをする生徒。目を伏せがちに通り過ぎていく生徒。遅刻気味に来る生徒・・・。きっと、家庭での嬉しかったこと、悲しいこと・・・口では言わないけれど、いろんなドラマを背負ってくる生徒も多いのでしょう。あいさつをする姿を見ながら、いろいろ感じることが多いです。生徒を迎えながら、自分の中学校生活を思い出します。



 中学校生活も友達や先生たちには、恵まれました。しかし、自分の中で、中学校時代、乗り越え切れなかった悔しい部分があり、今でも後悔をするものがあります。だから、我が子にはという思いで子どもには、接しました。また後日書きますね。


 8時15分。職員室に戻ったら、すぐに朝のミーティングです。充実しています。



 三光中学校に再び赴任して、8ヶ月が過ぎようとしています。ペースを何とかつかみながら、歩いています。

ALTの誕生日会

2009年11月17日 | Weblog
う~~ん、まったく英会話がだめなかったかくんです。でもALTとして学校に来てくれる先生がいます。なんとかコミュニケーションをとろうと努力をしています。


 昨日は、ALTが新聞を作っていました。その一部をいただきました。それを見ながら、話しかけました。


 片言の英語で、
「いろんなところに行ったんだね。長崎、佐賀、箱根、京都、東京、広島・・・。わずかな時間の中で、すごい。」
と日記帳風の新聞に最近旅行したところのことを記事にしていることへのコメントを言いました。



 わかりやすい英語で書かれています。これなら、かったかくんでもわかるかな。
 話の中で、ALTがこの日、誕生日ということが分かりました。それならということで、何人かで相談をしました。


「うん、ケーキを買ってこよう。」

 みんなのりもよく、ミニミニパーティを企画。


すぐに、ケーキ店にケーキを買いに行きました。



 校長室にケーキを並べて、ちょっとジュースも置いて・・・電気を暗くして・・・先生たちが校長室に集まりました。それから、それから、ALTを呼びました。
「誕生日おめでとう!!」
♪ハッピーバースディ TO ユー・・・♪
 ♪ハッピーバースディ ディア ・・・♪
♪ハッピーバースディ TO ユー・・・♪



ちょっとうまくなった日本語で、ALTが、
「ありがとうございます。」
と言って、ろうそくの灯をふき消しました。



 イギリスから日本にやってきて、まだ数ヶ月。その中で、日本の生活に溶け込もうと一生懸命です。文化が違う中、戸惑うことも多いと思いますが、そんな様子を見せることもありません。


 またコミュニケーションをとることも難しいと思いますが、生徒たちと楽しく英語の授業をしています。ALTの人柄もあるでしょう。



 生徒たちもALTと英語を勉強するのはとても楽しいようです。自分たちが中学生の頃は、文法や読み取りが中心でした。でも今は、ALTの先生を活用しての英語学習も展開しています。うらやましく思います。継続していく中で、生徒たちも英語で会話できる力がぐんと伸びています。


 
 この日から、合唱祭の取り組みも本格的になり、放課後も先生たちは慌ただしいかけずり回っています。そんな中で、ちょっとだけ、先生たちでほっとした時間を共有することができました。

学校心理士会の講座から

2009年11月16日 | Weblog
昨日の日曜日、大分大学で大分県学校心理士主催の公開講座が開催をされました。毎年、この時期にいろんな方をお呼びして研修会が開催をしています。


 昨日は、元中津児童相談所所長を歴任をして、児童相談に関わっている先生が講師となって研修会が行われました。
「子どもが虐待から救うために教師が知っておくべきこと」~劇手法を用いた福祉的支援の体験理解~と言うテーマで2時間30分の研修会でした。



 児童虐待の現状は、児童相談所相談件数を見て、驚きました。

平成2年では、全国で1000件ほどでしたが、平成20年になると、42000件となっています。世相を反映しているのでしょうか。急増しています。


平成15年から18年にかけて、児童虐待死亡事件は、247件で死亡した児童生徒は、291人となっています。その中で140人は、就学前の幼児です。つまり、小さいから親からの虐待から逃げることができないのです。




 子どもを虐待から守る5か条として、
一 おかしいと感じたら迷わず連絡
二 「しつけのつもり」はいい訳(子どもの立場で判断)
三 一人で抱え込まない
四 親の立場より子どもの立場(子どもの命が最優先)
五 虐待は、あなたの周りにも起こりうる(特別なことではない)



 ちょっとした子どもの変化に気付いてあげることが大切であることを伝えてくれました。虐待の80%が身体的虐待というデータがあります。


 児童相談所への相談、児童相談所での受理会議、援助方針会議とロールプレイでその様子を理解することができました。ふだんは、学校の立場のことだけは知っていますが、相談所がどのような話し合いを持っているのか、どのように子どもたちと関わっているのか、ロールプレイをしながら、機能を知ることができました。


ロールプレイなどを用いると、気恥ずかしい感じがしますが、台詞の内容に緊張感があって、参加者も真剣に研修を受けていました。



 謝辞が担当でしたが、先生に受け身の講演ではなく、活動をしながら学べたことにお礼を言いました。有意義な時間でした。しかし、愛情をもって子どもたちに接していく、家庭が一番の安心の場であって欲しいと思いました。

県駅伝大会、奮闘

2009年11月15日 | Weblog
ふ~っ。久しぶりに家に帰ってきました。明日からまた勤務。気合をいれなくっちゃ。金曜日、土曜日と大分市で大分県駅伝大会の開会式と競技大会が、九石ドームで行われました。開会式には、いとこも来てくれ、差し入れをしてくれました。久しぶりに話をすることもできました。日曜日は、大分大学で大分県学校心理士公開講座と行事が続きました。



 駅伝大会のコースは、今年度から安心院町から大分市に変更になりました。勤務する学校も久しぶりに臨時の駅伝部を結成。なんとか選手が集まりました。夏過ぎから駅伝を経験しているお家の方やその関係する方が時間のある時に来て下さり、練習を積みました。



しかし、生徒たちが他の部やクラブチームと兼任をしているために、それぞれの部の事情があり、部の大会と重なり練習時間を合わせるのが大変だったようです。指導する方には、いろいろご迷惑もおかけしました。


今、どの部も充実をしているので、調整が難しいです。また最近になって、修学旅行、生徒会役員改選など多くの行事もありました。そして、インフルエンザによる学級閉鎖。こんな中で、生徒たちは、生徒たちなりに一生懸命にすべてに充実させてきました。



 県駅伝大会の成績は、思うようにはいきませんでしたが、努力することの大切さ、より高いレベルのチームの動き、お互いに励まし合って過ごしてきた友情と多くのものを得ることができたと思います。



 何もしなければ、何も生まれません。しかし、予選会から頑張ってきた日々の中で、これからたくさん生かされるものが芽吹きました。

選手のみなさん、お疲れ様でした。