伝えよう命のつながり～エッセイ表彰式

昨日の日曜日の午前中、廣池千九郎中津記念会館講堂で、小中学生が出品した「伝えよう命のつながり～エッセイ表彰式」が行われました。



中津市内の小中学校２１校が参加していました。出品数は１０１８点です。その中から２７点が入賞、２５点が入選しています。入賞した児童、生徒と先生方やお家の方々が表彰式に参加をしました。
　

勤務した学校からも入賞した生徒がいます。お母さんと妹さんと一緒に参加をしていました。学校賞も受賞しました。
　

入賞した一人ひとりの作文をＦＭ大分のアナウンサーの高橋さんが朗読をしてくれました。アナウンサーだけに、書いた子どもの伝えたいことを心を込めてしっかり表現してくれます。さすがです。


「伝えよう！命のつながり」というテーマだけに、胸が熱くなる作文ばかりです。
　　

アナウンサーの方に朗読をされているときは、その作文を書いた生徒は席のところに立ちます。亡くなったおじいちゃんのことを書いた生徒の作文がありました。


読まれているとき、横にいたお母さんが何度も涙をぬぐっていました。お母さんにとっては、「お父さん」です。幼い頃からの「お父さん」との心にいっぱい詰まった思い出が蘇ってきたのでしょうか。


立って朗読を聴いている生徒も頭を下に向け、垂らした髪に中にある顔に流れる涙を手で拭いています。おじいちゃんに愛されて、愛されて育ったのでしょう。



家庭での温かい愛情を感じました。短い文章におじいちゃんとの思い出のドラマを入れながら作文が書かれていました。
　

入賞した生徒たちは、県の方、教育長さん、モラロジー研究所の方々から表彰を受けました。
　

厳粛な中に、子どもたちの優しさやあたたかさを見ることができました。心が洗われるような時間でした。
　

作文を書く中で、自分の生き方を見つめ直したり、感謝をする気持ちを感じたり、「生きていく」中で、このような時間は大切であると感じます。与えられることになれすぎてしまっている子どもたちも多くいます。


自分だけのことから、周りを見る目、あたりまえのことに感謝する気持ちを見いださせることも大人の役割であると思います。
　


家族のこと、友だちのこと、地域での行事のこと、将来の夢のことなど、子どもたちの優しい心にたくさんふれた時間でした。
　

生徒の妹から「すもう券」をもらえる約束ができました。

第７回つながりの会開催のお知らせ

第７回つながりの会開催のお知らせ」

「第７回つながりの会」を１２月６日（日曜日）に開催します。ご案内を。いろんな思いや子どものことなどについてちょっと話すだけで、いい刺激をもらえたり、参考になったり、感動したり・・・楽しく気持ちが楽になったりします。またその中で、今まで近くにいるんだけれど、知らなかった人ともつながりをもつことができます。だれでも気軽にどうぞ☆

１２月の「つながりの会」は、
　　　
①スペシャルゲスト「三宅農園音楽部」です。
インターネットでの紹介では、
「あるときは、鍬を持ち、あるときは、ｖｉｏｌｉｎを弾き、またあるときは、草の中から　野菜を救出し、またまた　あるときは　ドレスを着てステージに立つ。・・・それが三宅農園音楽部だ。」
です。コンサートを開きます。だれでも気軽にどうぞ。　
　　　　　　　

②とりとめのない井戸端話です。

（３）日時　１２月６日（日）　１８時３０分からです。
○「三宅農園音楽部」のコンサートは１９時からです。

（４）場所　かったかくんの家の座敷

（３）会費　無料

（４）定員は３０名程度（資料やカレーの関係で、事前に連絡下さいね。）


（５）プログラム
　　　　○１８時３０分　
　　　　　　　カレータイム
　　　　○１９時　　　　
　　　　　　　コンサート
　　　　○２０時
　　　　　　　雑談会
　　　　　　　　　　　　　（終了２１時です）　　　　　　　　　　　　　　　
（６）その他
　　　　○車は、坂のところに止めて下さいね。
　　　　○おかせいできる方は、１７時３０分にお願いしま
　　　　す。　　　　
　子育て中の方もそうでない方も地域の方もみんなで楽しみませんか。子どもたちも勉強する部屋を用意します。

ＰＴＡ研修旅行＆ボリさんの忘年会

忘年会シーズンです。
　

そんな中、今日は、昼間はＰＴＡ研修旅行、夜は、ボリさんの工務店の忘年会でした。
　

ＰＴＡ研修旅行は、いざ博多へ。研修部の方々のお世話で楽しい研修旅行となりました。８時出発。お家の方、先生方とバスの席も埋まりました。



ビンゴゲームや自己紹介で盛り上がりました。
　

そして見学地の博多のアサヒビールへ。研修の開始？？工場の方の説明を受けながら、ぐるりぐるりと構内の施設を回りました。目が回るほどどんどんと缶ビールができる工程を見学することができました。すごい。速い。

そして到着が試飲のテーブルへ。何種類ものビールが試飲できます。ワインもありました。
　

ほどよいところで、今度は、ホテルオークラへ。ランチタイムです。ちょっと贅沢感のあるランチです。会話も弾ませながらの食事です。これが第２の研修です。
　

ラストは、キャナルシティです。第３の研修。おっ、噴水のところで大分県出身の方が歌っている。似顔絵を描いてもらったり、ラーメンスタジアムに連れて行ってもらったり？と楽しみました。
　

しっかりとＰＴＡ会員相互の交流ができました。このようなふれあいの時間も大切です。いろんな機会を通しながら、さらに絆を深めていきたいですね。


お世話をしていただいた役員の皆様方、参加されたお家の方々、お疲れさまでした。
司会の松の葉さんもお疲れさまでした。
キャナルシティも久しぶりに行ったのですが、さらに建物が増設されていました。ショッピングタイムも１時間延ばしての研修でした。
　

たくさんの笑顔の華が開きました。　無事帰校ができました。
　


そして、ボリさんの工務店の忘年会へ直行。業者さんや施主さんなど５０名近くが集まっての賑やかな忘年会です。毎年参加させてもらっています。


大工さん、塗装店さん、瓦店さん・・・いろんな業者の方がおられて、話も弾みます。
　


交流の一日でした。

明日も・・・朝から夜まで・・・いろいろいろいろあります。体力勝負。がんばろう☆

なのみ祭開催

今日は、朝、家の窓から外を見ると、山の上の方に白い雪が。１１月の雪です。とてもきれいに見えましたが、寒い朝でした。



今年度初めての寒波の到来です。まだいくらか山が赤く染まっています。その上に白の雪。秋と冬の景色が入れ混ざっています。このコントラストが秋から冬へと季節が変わっていく窓からの自然の風景のスライドの映像となっています。
　

話は変わって・・・。「ＦＢでは、カレーを食べたりしていることを載せていたけれど、ＢＬＯＧでは、書いていないよ。」と言う会話。おっと。カレー売りの方に気がとられていました。内容は、書いていなかった。
　

中津支援学校のなのみ祭。何年か続けて行っていますが、とても感動を受けます。
　

小学部、中等部、高等部の劇。生徒たちが一生懸命に演じます。先生たちもいろんな道具や演出にとても時間がかかっていることを感じます。道具、パソコンなどを駆使しながらすべての生徒たちが主人公のステージを創りあげています。


病気で来ることができない生徒は、劇の中にその生徒の写真や動画をパソコンで入れながら、登場人物になっています。この心配りだけでもすごいです。
　

小学部では今年なくなった男の子も登場していました。お家の方も来場されていました。どのような思いでこの劇を見ていたことでしょう。こちらも胸にこみ上げてくるものがありました。
　


何年間、続けて参加していると、かつての教えた生徒たちの成長をしっかりと感じることができます。高等部のかつての生徒は、リーダーとなってステージに立っていました。
　


劇が終わったあとに、先生とその生徒がいたので、話しかけました。

「がんばっていますよ。」

と先生。自立できている過程を見て、頼もしくうれしく感じました。


前任校で朝、学校の入り口にあいさつ運動で立っているときに、毎日わたしの前を通っていた当時、小学生だったＮくんがいます。

あいさつを交わしている中で、仲良くなりました。夏に少年の船に乗り、沖縄で買ってきてくれた「星の砂」を今でも大切に持っています。
　

彼が、劇の中で映像で出演していました。どこにいるのかなと思って探していてもいません。


支援学校の運動会の時はいろいろと話しました。欠席していたのは残念でした。　
　

劇に歌にみんなが一生懸命に充実した学校の生活を送っていることが伝わりました。　
　

午前中のプログラムが終わると、バザーや例の・・・カレーの時間でした。
　

昼食までしかいることはできませんでしたが、たくさんの感動をいただいた「なのみ祭」でした。

思い出の地区の旅行で

先週の土曜日、日曜日と地区の旅行に行ってきました。前回は、学校行事と重なっていくことが出来ませんでした。

前回は、兵庫県の日本海側で「かに三昧」で、うらやましい話の土産をいただきました。



今回は、何とか参加することが出来ました。熊本、長崎の旅です。
　

お宮の夏祭りの祇園の勇姿たちで行きました。夏祭りも２０回を超えました。出来た当初から、出来る範囲で手伝いをさせてもらっています。


これまでの実行委員長、事務局、そして委員の方々のお世話で２０回を超えることができました。
イベントをする前には、お神楽を見る人もほとんどなく、舞殿で神楽の方だけが舞っているような状況でした。
　

ところがイベントをするようになってからは、一気にこの日の夜は地区上あげて賑わうようになりました。父や母たちも境内で行うカラオケ大会などで歌っていました。２０年の歴史を感じます。


今も歌謡ショー、うそ会（抽選会）はまだ続いています。今年は、これに加えて、子ども神楽などをよんで賑わいました。地域も人が減ってきています。

今まで来ることができていた方も高齢になって足を運ぶことができない状況になっている人もいます。
　

２０１２年７月の九州北部豪雨の時は、地区が被害に遭いました。

すでにその時は、総会なども開かれて、準備を少しずつ進めていたのですが、地区もそして、社務所、境内なども大打撃を受け、中止になりました。悲しいできごともありました。
　


被害があり、小屋に入れてあったイベントの道具もほとんど濁流に流されながらも、地区の絆を新たに見いだしながら、次の年から再開していきました。
　

事務局の方を中心とした事前の準備、当日の準備、本番、片付けと流れができています。毎年夏のお祭り、２月のどんど焼きが地区の２大イベントとなって、地区の人たちが集まり、賑わいをみせます。


以前は、もっと集まる機会はあったのですが、だんだんと減ってきています。２つの行事、準備は大変ですが、大切にしたい行事です。
　

そうして、旅行。しっかりと楽しませてもらいました。若い人が少ない中で、お祭りもいつまで出来るか分かりませんが、小さなチャレンジの中で、絆を深めていきます。

ダンドリ力

校内音楽会が終わり、振替休業日と続きました。そして休みが明けての学校日です。音楽会の練習できれいな歌声が校舎に響いていたのが、少し静まり返りました。
　

で、ゆっくりできるのかと思いきや、時間が過ぎていくスピードが速さを感じます。


今日の朝のミーティングが終わると、校区内の母校の小学校の研究会。授業が終わると、学校に戻って生徒総会。午後からは会議とあっという間に時間が過ぎていきました。先生方も期末テスト作成。小規模校だけに３学年分作らなければなりません。複数の教科を持っている先生は、３学年分×教科数です。


明日は、校内の社会科の研究授業、１，２年生の二者面談、３年生の三者面談があるために、その取り組み、準備です。
　


世の中の動きがあまりにも早く、社会情勢や教育の内容、方法の変化も大きいものがあります。求められていることも、より高度です。お家の方の仕事も同じではないかと思います。
　


教師になった頃とはまた時代が違います。先生たちも、いきあたりばったりでなく、先を見据えた取り組みが、これまで以上に必要になってきます。見通しをもって計画的にこなしていく力が不可欠です。


「ダンドリ力」とでもいいましょうか。
　


スピートや内容についていけず、ダウンというケースもあります。することが多いだけに、「忙しい、忙しい。」とただぼやいたり、昔はこうやったのに。」と言っても時間は流れていきます。

そう思っているうちに、中味や目的を意識することなく、こなすだけになりがちになります。中途半端になることで、多忙感もさらに増してきます。
　


ものごとがうまくできないとき、「できないこと」の原因を人や時代や何かの責任転嫁にしてもそれは、一時しのぎにしかすぎません。
　


変わらないのは、子どもたちの目です。先生や親の姿をしっかり見ています。校内音楽会や体育大会などの大きな行事は「ダンドリ力」を発揮していきますが、その期間はわずかで、それ以外の日々の方が長いのです。

そこに次から次へといろんな取り組みがやってきます。
　


時代に対応できる自分自身のスタイルと余裕も必要です。
　

学年長になったときに、Ｙ先生から、「学年での一日のスケジュールなどを朝まとめてくれたらありがたいです。」と言われました。「ダンドリ」をして欲しいという要望でした。

それ以来、毎朝、レジメにして、先生たちに渡していました。今は学年のことから学校全体に広げて朝のミーティングの中で、レジメを渡しています。その日のことと、何日間先でも大切な必要なことを書いています。



自分も作成することで、自分自身が何をすればよいのか、今日何があるのか、例えば、期末テストのことで、テスト範囲の調べをいつするのか、理解できます。

自分がするのがいいのか悪いのかわかりませんが、しないよりいいのかなと思います。



間違いなく全体の取り組みがしないよりバラバラではなくなります。
　


自分の「ダンドリ力」もまだまだで修業が必要です。
　


とりとめもなく書きましたが、うまくいかない人はうまくいかない人なりの習慣があり、うまくいく人はうまくいく人なりの習慣があります。いい習慣とスタイルを身につけたいものです。

校内音楽会を振り返って

今日は、振替休業日でした。昨日から学校のホームページに「校内音楽会」を紹介しています。また今日は、なんとか「校内音楽会」のことも掲載しながら、学校便りを作成しました。
　

ホームページや学校便りに載せる写真をどれにするか、何度も見ました。パソコンとにらめっこです。
　

写真や文字を打ち込みながら、校内音楽会を振り返ることができました。写真を見ると、生徒たち、そして出演してくれた方々が演奏している顔が一生懸命であることを感じます。

昨日の生徒たちの感動のプレゼントが蘇ってきます。
　

一つのことを生徒たちはやり遂げました。また明日から、いつもの学校生活に戻ります。絆を深めた中でよりよい学校生活を送ることができるでしょう。


生徒一人ひとりの目標に向かって、また、それぞれの学年の目標に向かって、歩いていって欲しいです。特に３年生は木曜日から三者面談が始まります。受験先の決定も間もなくです。

校内音楽会～プレゼント～

１１月２３日（月）に勤務校で「校内音楽会」が開催されました。
午前中は、○学年合唱　○もみじ園生演奏　○ＰＴＡ合唱　○ジュニアボランティアグループの手話コーラス　○全校合唱　というプログラムで流れていきました。

午後は、○禅海太鼓～和～の演奏　○藤蔭高校吹奏楽部演奏と終日、もみじのふるさとに感動のメロディが響いていきました。


　
終わってから、学校のホームページを更新しようとしました。一括でまとめようとしましたが、一つひとつの素晴らしい取り組みに感動や思いがあり、一度で整理できませんでした。
　　

準備した席が埋まってしまうくらいの方々が来校して下さいました。
学年合唱や全校合唱は、練習の中で葛藤もあったと思いますが、それを乗り越え、絆を深めてきました。

形では見えませんが、しっかりと絆の深まりは、ハーモニーから感じることができました。それぞれの学年のよさが合唱の中に表れていました。
　

ＰＴＡ合唱は、毎週火曜日と金曜日の夜に練習を積み重ねてきました。ＰＴＡのお世話をして下さる方の努力と生徒たちに親の意気込みと感動をプレゼントしようとする気持ちが素敵なハーモニーを創り上げました。

合唱３曲、ダンス？１曲とステージを盛り上げました。
　

もみじ園の演奏も感動的でした。先週の金曜日には、リハーサルに園生が来校してくれました。合唱、楽器の演奏と工夫を凝らしていました。一生懸命に演奏している姿が、感動であり、園生の心が伝わってきました。

毎年、もみじ園と交流を続けています。この交流がこれからも続いていくことを願っています。
　

ジュニアボランティアの手話コーラス。東九州龍谷高校の校長先生が指導をして下さっています。一糸乱れぬ手話コーラス。練習の賜です。
ジュニアボランティアは、ふるさとのいろんなイベントなどでも受付などで活躍をしています。頼もしさを感じます。


曲にのって手話を繰り広げる姿は、感動的でした。
　
　
午前中の演奏は、仲間たちと心を通わせながら、頑張っていることを感じさせてくれました。
　

今回のテーマは「プレゼント」です。

午前中は、来校してくれたお家の方に、「心に響く贈り物」をプレゼントしました。
　
午後からは、たくさんの想いを受け取ります。まず「ＺＥＮＫＡＩ太鼓～和～」の演奏です。地が揺れるような迫力ある演奏。

「ＺＥＮＫＡＩ太鼓～和～」の部員たちは、厳しい練習を乗り越えて、全国制覇をしています。また海外での演奏活動も行なっています。


真剣なまなざしで生徒たちは、レベルの高い演奏に聞きいっていました。ほとんどが中学生と高校生で構成された演奏家たちです。

本校の生徒や卒業生もたくさんいます。母校での演奏に燃えたことでしょう。
　


そしてラストの演奏は、「藤蔭高校吹奏楽部」です。
　

藤蔭高校吹奏楽部は県吹奏楽コンクール金賞、マーチングコンテスト金賞で２月には横浜で開催される全国大会に県代表として出場します。５０人の部員たちが演奏を繰り広げました。迫力十分です。

ここでも、本校卒業生の部員が司会をつとめました。演奏のエネルギーに元気や勇気をプレゼントしていただきました。


ＺＥＮＫＡＩ太鼓～和～のみなさん、藤蔭高校の吹奏楽部員さんといい交流をさせていただくとともに、刺激をもらいました。
　

秋のふるさとにクリスマスの足音が近づいてくる中で、いいプレゼント交換をさせていただきました。
　


生徒たちには一つのことをやり遂げた粘りで、これからの学校生活をまた潤いのあるものにして欲しいです。

地区のご旅行、ご一行様終焉

地区のご一行様のご旅行も終わりです☆☆
雨に降られることなく楽しく過ごしました☆

地区のご一行様、ご旅行最終日

地区のご旅行も最終日となりました。
エネルギー充電と放電でプラスマイナスゼロの中
旅は続きます☆

地区のご旅行、ご一行様特集

一日楽しみました☆







小さな地区の14人の旅行です☆
小さな地区の小さな地方創生？



夜が更けるまで☆

地区のご旅行、ご一行様

今日は地区のご旅行です。旅人になります。
天気もよし。

エネルギー充電です。グルメ満喫ツアーです。

校内音楽会に向けた最後の日

西川純先生から学ぶは、とっておきなので、またゆっくりと第２回目を書きます。


今日は、「校内音楽会にむけて」です。１１月２３日（月）は、勤務する中学校の「校内音楽会」です。

特に３年生にとっては、中学校時代の最後の大きな行事となります。現在、生徒が受験するであろう高校の連絡会に参加しています。昨日が最後の学校の連絡会がありました。



３年生の生徒たちはいよいよこれから三者面談などをしながら、進路を決定していきます。合唱に学習に充実の時です。



そんな中で、学習とともに生徒たちは音楽会に向けても頑張ってきました。

目標に向かって、頑張っていくこと、生徒自身が取り組まなければならないことに集中してやり遂げることができることは、勤務する学校の生徒の素晴らしさであると、ずっと思ってきました。


それが自慢です。しっかり感じるんです。
　

今日が練習最終日でした。担当の先生と実行委員が話し合いをして、今日の最終日を迎えました。

音楽室で「ＳＥＫＡＩＮＯＯＷＡＷＲＩ」からのＤＶＤのメッセージをみんなで聴きました。また「ＳＥＫＡＩＮＯＯＷＡＷＲＩ」の方の言葉もあたたかさがあります。


その思いをうけて、体育館でＮコン「ＳＥＫＡＩＮＯＯＷＡＷＲＩ」の曲「プレゼント」を全校生徒で歌い上げました。素晴らしいメロディと全校生徒の思いが体育館に響きわたり、感動をしました。涙を流してのフィナーレでした。
　

素敵な生徒たちであり歌声です。

　

夜は、ＰＴＡ合唱練習のこれも最後の練習日でした。火曜日と金曜日にたくさんのお家の方が学校に集まって、ゆずの「ヒカレ」、「栄光の架橋」秦基博さんの「ひまわりの約束」の練習を積んできました。


いろんな行事があって、自分自身、あまり参加できていませんが、お家の方たちはばっちりです。すごい。これもまた感動。伴奏、指揮、歌・・・努力の成果です。


今日の夜、練習納めをしました。お世話をして下さった方の心配りにも大きな感謝です。

　

今日は、もみじ園の園生の方々もリハーサルに来校して下さいました。
　

本番を心待ちにしています。
　

晩秋のふるさとに心温まるメロディが２３日に流れていきます。わたし自身の中にもぬくもりのある思い出また一つ増えます。
　


当日は、午前中は、生徒、もみじ園園生の演奏、ＰＴＡ合唱の校内音楽会です。午後からは禅海太鼓演奏、藤蔭高校吹奏楽部の演奏とあります。よかったら、聴きに来てくれませんか。

西川純先生から２日間学ぶ ①

昨日、一昨日と上越教育大学教授の西川純先生から学ぶ機会を持たせてもらいました。


一昨日は、中津教師義塾で、西川先生をお招きしての講演会、昨日は、研究会です。まずは、講演会の話から紹介します。３回編（１回・・・講演会　２回・・・真坂小学校授業　　３回・・・わたしのかつての実践）です。




グローバルな社会が加速していく中で、今、教育界行政は入試制度も含めて大学教育の改革に着手してきました。

「大学に行かないから、関係ない。」


と思う人もいるかと思いますが、大学教育、大学入試制度が変わるということは、高校の教育も変化してきます。高校教育が変わるのなら、中学校での教育のあり方も大きく変化してきます。


中学校～～小学校～～幼稚園、保育園と先端の変化で全部の教育が変わるということになります。
　



幸せな姿をイメージしながら、これからの時代どんなスタンスで生きていけばよいのかという、少々、重たい話となりました。

西川先生の言う、「ローカルなところに価値を求めていく」ことがこれからの時代は必要であるという結論付けをしました。右肩上がりの好景気の時代は終わりました。

少子化も含めて、これから時代の空気は、もっと冷たく、吸い込むと胸が痛くなることも増えるのかも知れません。


その時代でも幸せに生きていくための打開策として、わたしは、西川先生が言われることを、部分的にとらえて、
「つながり合える力」「伝え合える力」
がこれからの時代は大切なことであると感じました。

そのためのツールが『学び合い』、アクティブラーニングなのでしょう。過去のやり方に先生たちがしばられ、こだわったり、新しい時代を見据えないならば、確実に先生たちも追い込まれていってしまいます。


このことは、会議の中でも話します。子どもたちも、わたしたち教師も、そして、社会に生きる人たちがつながり合って生きる力が不可欠です。そして学んでいくのです。最近よくそういった場面に出くわします。

教員も「６０歳になりました。定年です。おめでとう。」といったかつて最後まで勤め上げる時代から確実に変化してきています。


不易と流行のいいバランスをとりながら、学校での実践を展開していく必要があると自戒もしつつ痛感しています。


大きな時代の波にも揺らがない、自分のやり方、生き方を常に模索していきたいものです。

何気ない文章の中に

最近、いろんな先生方が作成した学習指導案やレポートなどの文章にふれる機会が多いです。こんなに子どものことを見ているんだと感動する学習指導案にも出会います。

　
教師になろうと夢見ていた学生時代、先輩の先生でもある姉から、

「あなたが先生になるのなら、目の前の子どもたちへのあなたなりの願いや祈りを大切にしなければだめなんよ。でなければ、先生になる意味がない。」

と言われたことがあります。


ずっと昔のことなのに、なぜかその言葉が心の中に残っています。そのことを実践できるように心がけていますが、まだまだと思うときもいっぱいあります。
　

まだ、今日も夜、学校に残って、他の先生が作成した書類を見ています。自分の思いを強制することもできないので、いろいろアドバイスをしながら、現在も作成中です。


文章は、飾りをたくさんつけることができます。でもその時は、文章も抽象的になりがちです。文章も呼吸をしています。



文章の書き方の出来、不出来はともかくとして、文の中に何気なく、垣間見える、究極、その人の「人」として、どう、よりよく子どもたちに関わっていこうとしているのかが大切であると思います。