かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

手品教室

2008年09月30日 | Weblog
 馬原小学校通学合宿の二日目にアウトドアクッキングと手品教室を開催しました。

 手品のアシスタントをしたことはあるのですが、手品教室に参加をしたのは初めてでした。どのような形で子どもたちに接していくのか楽しみでした。治さんは、本当に念入りに準備をします。先日、別府の高校で手品をしたことはお話ししましたが、そのとき、事前に別府まで下見に行っています。

 今回も事前には、下見をすることはなかったのですが、予定の時間よりかなり早く来て、準備や会場の下見をしていました。

 とにかく小道具がびっくりするくらいたくさんあります。

 最初に、いくつかの手品を見せてくれました。

「手品は、人をだますのではないのですよ。ちょっと見方をかえたり、科学的にものを見せたりするのです。」

と持論をはなしてくれました。

 子どもたちも間近で見る手品に驚いたり、仕掛けをみやぶったりしていました。オーソドックスなものとOさん自身が創り上げた手品がありました。

 みんなで手品の小品をつくりました。玉子の手品です。紙コップも使いました。子どもたち、保護者の方々・・・一緒になって作りました。そして、みんなで発表会をしました。

 練習時間は、ちょっとでしたが、子どもたちは、うまいうまい。びっくりしました。しっかりとしたセリフ。声の大きさ、落ち着き具合。表現力がすばらしかったです。


 クッキング教室もそうだったのですが、恥ずかしがらずに一生懸命に取り組んでいました。その中で、しっかりと楽しんでいました。それが、馬原の伝統なのでしょう。また講師のOさんも子どもとのコミュニケーションのとり方が上手です。見ながら、こちらも参考になりました。


 かったかくんは、音響係でした。横から見ていても仕掛けがわかりません。時間がたつほどに、いろいろウルトラCの手品が出てきました。不思議な時間でした。
 ちょうどおおいた国体が始まった日でした。Oさんも公民館長をしているので、いろいろとお世話をすることがあったのですが、忙しい中、天瀬まで駆けつけてくれました。


 人を笑顔にかえさせることのできることは難しいのですが、それが自然にできるアウトドアクッキング・手品の講師の方々がうらやましく感じられます。人と人との結びつきが薄れている中、馬原では楽しい歓声が沸いていました。どんなに忙しくても、生きていく中で遊び心も忘れたくないですね。

アウトドアクッキング

2008年09月29日 | Weblog
 朝、起きてから、耶馬溪から日田市馬原小学校に行きました。通学合宿の手伝いをするためです。講師は、午前中、アウトドアでの料理教室に三光から講師が来ました。午後からは、親戚の方が来てくれました。手品教室です。


 2回に分けて、この取り組みを紹介します。

 まず一回目は、アウトドア料理教室です。講師と日田市の石窯のパン屋さんで待ち合わせをして、一緒に天瀬町まで行きました。

 着いてからすぐにいろいろと準備にとりかかりました。さすがアウトドア派。手際がとてもいいです。また天瀬の健全育成会の会長さんも同じように、アウトドアの活動をするのでしょう、なかなかのものでした。講師と天瀬の穴井さんは知り合いでした。また講師とお世話をして下さっていた方とも、仕事上の付き合いがありました。三光と天瀬なのに不思議な縁でした。地域は狭い。活動派だけあってネットワークが広いです。そんな中で子どもたちと一緒に活動をしていきました。


 昨日から、いろいろ料理教室のために準備をしてくれていました。
燻製作りは、ダンボールで作られた箱の中で作られました。簡単な仕掛けですが、要領を得ています。さすがプロフェッショナルです。桜のチップで煙をおこしました。箱の中には、

たまご・ちくわ・かまぼこ・鶏肉・・・・などをいれました。

 時間が経過していく中で、たまごなどが煙でいぶされて黄色に変化、煙で味がついていきました。空き缶を使ってのご飯作りにも挑戦。缶のふたを缶きりで切って、お米と水を入れます。それからアルミホイルで覆います。ふたの代わりです。濡れたタコ糸でアルミホイルを縛りつけます。中央に爪楊枝などで穴を開けて終わり。あとは、網の上で火にあて炊けるのを待ちます。水蒸気が出なくなったら炊き上がりです。


 缶の中でお米は焦げることなく、いい感じでご飯が炊けました。おいしくご飯を食べることができました。講師の方いわく、

「ご飯の中に、しお昆布や貝などの缶詰などでまぜご飯にすることもできます。」

子どもたちも、作業中遊ぶことなく真剣に作業をしていました。

「自分の分は、自分で責任を持って作るんだよ。」

と三光講師陣は子どもたちに伝えていましたが、しっかりとその言葉に子どもたちは応えていました。


 今の子どもたちは、体験が不足しているといわれていますが、そんな話を払拭するように活動を展開していきました。講師の方と子どもたちがしっかりと交流できました。

講師OKに感謝②

2008年09月28日 | Weblog
 この通学合宿では、午前中にアウトドアの活動があります。午後からは、手品教室が行われます。手品教室では、中津市から、Oさんが来ます。Oさんは、従姉の連れ合いさんになります。教職を退いてから、公民館長さんをしています。

 Oさんは、多芸な方です。ずっと昔から、手品を趣味としています。そのことは、知っていたのですが、なかなかその芸をお見かけすることがなかったです。今年になって、別府市の高校野球の監督の招きで野球部の寮に行き、手品の会をしました。
 かったかくんは、アシスタントして参加をしました。と言ってもパンダの着ぐるみを着て横にいただけです。手品の効果があってか、無事に春の選抜に出場することができました。しかし、高校野球部で手品をすることは難しいことがわかりました。高校野球となると、「はい。」「はい。」の世界です。生徒たちは、そこで笑っていいのか、くだけていいのかが迷います。「生徒に誰か前に出てきて下さい。」と言うと、高校野球独特の「失礼します。」と大きな声で言って前に出て来ます。笑いをとるのがむ、むずかしい~~と感じました。


 でも、それから、部員の前でもう一度違う日に、手品をする機会がありました。そのときは、少し雰囲気が柔らかな感じの会だったので、生徒たちも身を乗り出すようにして、手品を見ました。

 さらにOさんのいいのは、子どもたちに手品をするときに、子どもたちにも手品の小道具を作らせてさせてみるというところです。これは、実際に見たことがないので、今回は楽しみです。かったかくんも勉強をしてみます。連れ合いが、以前、学校に呼んだことがあります。そのときに子どもたちはとても楽しんだそうです。
トランペッターでもあるので、今、催し物があると、ちんどんやにもなって、トランペットを吹きながら、歩いています。

 みんなを楽しませる・笑顔を生ませることって誰にでもできるものではないと思います。そんなことができるOさんがうらやましい限りです。

講師OKに感謝①

2008年09月24日 | Weblog
 天瀬町の馬原小学校の通学合宿で「アウトドア」などの取り組みをしたいということでした。

 相談されたときに、三光時代のお家の方たちが、父親部会でアウトドアのいろんな取り組みをしていることを思い出しました。魚釣り・雪中登山・アウトドアクッキング・昆虫採集・・・その他にも様々な活動をしながらお互いに子どもたちの健全育成を図っていっていました。大雪の中、子どもたちと八面山に登ったという豪快な話もあります。活発に取り組みが行われていました。


 残念ながら、通学合宿の日は、おおいた国体が開催されています。父親部会の日田署の駐在さんは、来ることができません。国体競技が行われ、警備にあたります。駐在さんは、全国でも有名なアウトドア派。テレビでもドラマ化されて、三浦友和さんが駐在さんの役をしたそうです。(でも全然似つかず?)昆虫に関して博士です。

 でも駐在さんは来れないけれども、今回の講師の方もアウトドアクッキングなどいろんな部門で負けていません。薫製にしていろんな料理などにも挑戦をしています。またそのアシスタントも超強面ですが、アウトドアなら任せてくれという感じです。つわもの二人の演出で馬原小学校のアウトドア教室が開催されます。当日がとても楽しみです。専門家です。どんな時間になるのか、期待しています。


 先日の休み、具体的な話をするために、時間を約束して講師の家に行きました。すると、行ってびっくり。かつての父親部会のメンバーが集まっていました。お父さん数名です。気軽な仲間たちがいつものように車庫に集合。わいわい言いながら、ビールを片手に薫製を作ったりしていました。薫製づくりの練習?!です。まさに遊び心たっぷり。そんなところが本当にうらやましい限りです。

 チーズなど食べると、煙のいいにおいがします。薫製は、桜の木を使用するそうです。他にも、サンマを焼いたり、秋の香りが漂っていました。年に似合わず、かつても書いたように、少年の心がたっぷりです。

きっと馬原小の子どもたちは喜ぶことでしょう。

① 空き缶を使ってのご飯を炊き
② 薫製づくり
③ 豚汁

 3時間の中での活動なので、深入りはできませんが、子どもたちにとっては、貴重な経験となるでしょう。感謝しています。明日は、講師PARTⅡです。

こうじ(麹)を使った料理

2008年09月23日 | Weblog
 昨年、五馬中学校で「つくらん会」という研修会が開催されました。これは、PTAの母親部会が企画したものです。麹(こうじ)を使った料理作りの研修会でした。

 五馬中学校の母親部会では、一年間の活動として、一学期には、「しゃべらん会」二学期には、「つくらん会」を開催しています。伝統の行事です。お母さん方の交流の場ともなっています。この他にも、文化祭の前日には、それぞれの地区の公民館に集まってカレー作りをします。そして、文化祭で販売をします。いろんな活動を積極的に行っています。

 昨年の「つくらん会」は、日田市から講師が来られて、研修会を行いました。麹を使って、「おゴマ納豆」などを作りました。残念ながら、ちょうど行事と重なって参加をすることができませんでした。

おゴマ納豆とは、
「米麹・納豆・潮吹き昆布・にんじんなどを混ぜ合わせてもの」
です。冷凍保存もでき、常備菜になるのだそうです。

 研修会の後、麹を使った料理を作るお母さん方も出てきています。学校の先生もよく、おゴマ納豆を作ります。作っては友だちなどにも送ってあげるそうです。東京では、三越などでも売っているそうです。ちょっとした量ですが、値段も高いそうです。ときどき、
「先生も単身赴任をしているから、ちゃんと栄養を考えていかないとですね。」
などといろいろ料理の仕方などを教えてくれます。また先生から手作りのおゴマ納豆をいただきます。

「先生も料理を覚えたら、いいですよ。」

と資料をいただきました。昨日、校舎の戸締りをするために校舎を回っているときにいろいろ料理の仕方も教えていただきました。先生方手作りの新聞の一部分です。これを見ても実践のすごさを感じます。

 保護者の方からも、
「先生、甘酒ができたから、食べてみてください。」
と持ってきてくださいました。甘酒・・・あまり得意でないと思ったけれど、帰ってから食べてみました。ちょうど健脚祭の練習中のときで、疲れていました。食べると、スーッとした感じがしました。

「おいしかったです。疲れがとれたような気がしました。」

と後日会ったときに言うと、

「先生、点滴のブドウ糖と同じようなものですから。」

 本当にいろんな形で勉強をさせてもらっています。

国東へ

2008年09月23日 | Weblog
国東の連れ合いの実家に遊びに行きました。実家の親も孫たちが遊びに来るのを楽しみに待っています。父の方は、年末に入院をしていましたが、体調も戻り、元気に自分の趣味などを生かしながら生活をしています。昔から謡を母と習っていて、宇佐神宮の会に出たりしています。腕前は、プロ級です。復調し、また前の声の調子に戻っているみたいです。

 最近になって、年に何回は、一緒に連れ立っていろんなところを訪れています。父母の行きたいところを選んで行っています。父母も「今度は、○○に行きたいなあ。」なんていうことを言っています。元気が何より・・・孫も含めて一緒に父母と楽しんでいます。

 次男が帰り、実家に行きました。父母は、行くところを計画していました。
 富貴寺・専念寺・川中不動の3カ所を訪れました。いずれも行ったことがあるのですが、また行くと違った趣があります。

 富貴寺は、九州最古の木造建築物です。奈良時代に建立されています。シンプルな建物の中に、歴史の重さを感じます。富貴寺の隣には、民家風の旅籠ができていました。竹・柿の木や栗の木などが家のそばにあり、家を取り囲み雰囲気をつくっていました。そこで、ランチを食べました。精進料理に近いもので、おいしくいただきました。

 専念寺は、冬には、いろんな鬼がでるお祭りがあります。狭い寺の中で、火をもやしたり壮大なお祭りが明け方まで繰り広げられます。前の川には、川の中に不動尊があり、仏教文化の深さを感じさせてくれます。ふと切り立った高い岩山の頂上を見ると、ほこらがあり、橋が架けられています。ずっと昔、僧たちの修行の場だったのでしょう。専念寺の仏像がかつて、流出をしていたそうです。そこで、1億円(推定)かけて取り戻したそうです。そのため、今は、専念寺の横には、資料館があり、そこに保管されています。

 まだまだ、近くには、長安寺などいろんな寺があります。
 
 日本の文化の源をここで見たような気がします。友だちの長崎とはまた違ったすばらしさを見つけたのではないかと思います。

学校への訪問者

2008年09月17日 | Weblog
 五馬中学校が新しくなってから、いろいろ訪問者があります。卒業生、地域の方、かつて五馬中学校に勤務された先生方・・・いろんな方の訪問があります。校舎を見学。あさっては、議員の方たちの訪問もあります。


 今日は、近くの老人施設「喜楽苑」でディサービスに行かれている方の訪問がありました。塚田地区・出口地区・五馬地区・本城地区の4地区の方たちが日を変えて訪問してきます。今日は、一日目でした。塚田地区の方たちの訪問を受けました。かったかくんは、授業があったので、最初は、校長先生がすべて対応をしてくれました。


 1年生の技術の授業をしていました。木材加工で今、CDラックを製作しています。生徒たちも真剣に作っています。その授業を参観にも来られました。

「どうぞ、生徒のところにも行っていいですよ。」

 最初は、ただ授業を見ていた方たちも、作業をしている生徒たちのところに行って、いろいろのこの使い方などを教えてくれたりしました。

「こう切ると、きれいに切ることができるよ。」

と見本も見せていました。

生徒も真剣にお年寄りの方たちの話を聞いたりしていました。写真からその雰囲気を感じてください。

 いろんな授業の中で、外部の方から学ぶことは多いです。それがすべてではないと思いますが、一つの方法としては素晴らしいものがあります。以前、道徳の研究校にいたときに、授業の中で、外部の方から体験談を聞くスタイルをとったことがあります。授業の後半やいろんな場面で話をする時間をとりました。それは生徒たちの心に響いていきました。

 コミュニケーション能力が欠けているといわれている現代の子どもたち。でも五馬の生徒たちは、しっかりと地域の方たちとのコミュニケーションが図れていると思います。

九重夢吊り大橋

2008年09月16日 | Weblog
子どもが沖縄旅行のお土産を持って帰ってきました。とても楽しかったようです。レンタカーを借りて、史跡巡り・自然探索をしてきました。初めて見る沖縄の海の美しさに感動したようでした。

 お土産話も聞かせてもらいました。

 友だちのともちゃんも連れてきました。

 長崎から来てくれたので、一緒に九重探索に行きました。夢吊り橋にまだだれも行ったことがなかったので、行くことにしました。しかし、かったかくんは、高いものがだめです。例えば、低い観覧車ならいいけれども、高い観覧車は、何かにしがみついていなければ、落ちてしまいそうになります。夢吊り橋にいくときに、まず渡れないだろうと思いました。

 みんなから、せっかく来たのだから、ちょっとだけでも渡ってみたら・・・というので、チケットを買いました。ビデオ片手に渡りました。しかし、思った以上に、橋が広かったです。揺れはありましたが、そんなに気になりませんでした。怖さがなく、渡ることができました。事前に市内の先生に行き方を聞いていました。混んでいるときは、

①北方(反対側)から渡った方がいいよ。

②北方に観光バスが通らない道があるので、そこから行ったらいいよ。

③人が多いときは、最後まで渡りきらないで、最後に近くなったらひきかえしたらいいよ。最後まで渡りきると、また、並ばないと行けないよ。

といろいろ夢吊り橋のアドバイスをいただいていました。多いときは、吊り橋まで行くのに時間がかかるし、車から降りてから、橋まで並ぶのにまた時間がかかるということでした。しかし、今回、3連休でしたが、そんなに人が多くはありませんでした。最初の頃のブームとは、違っていたのかも知れません。

 吊り橋から見える滝、九重の山並み、川の流れ・・・すべてがとてもきれいでした。木々が紅葉したときは、どんなに見事なパノラマが描かれるのでしょう。そのときにもう一度訪れて自然のデッサンを味わいたいですね。仕事のことなど忘れ、自然の雄大さに家族とともにふれたことで心のリセットがなされました。

痩せた????

2008年09月11日 | Weblog
先日、以前教えた生徒から、

「載帽式があるので、よかったら来てください。」

という連絡がありました。是非、と思っていましたが、勤務の関係でいくことがかないませんでした。残念に感じました。彼女が看護師の道をめざして頑張っているという話は聞いていました。一日も学校を休むことなく、学校に通って勉強をしているそうです。

 夜にメールで、感動の載帽式だったと聞きました。見たかったなあ。いろいろなことを乗り越えながら、自分の目標をもって努力をしている晴れの姿だったと思います。

 次の日に、お祝いのケーキを持って、行きました。引っ越しをしていたので、場所がなかなかわかりませんでしたが、なんとかたどり着くことができました。そこには、久しぶりに会う、またいちだんと頼もしくなっている生徒に会うことができました。あがらせていただいて、しばらく話をしました。とてもいい笑顔でした。考え方や話し方などがさらに、大人になっていることを感じました。


 載帽式が終わり、これから実習が始まるそうです。病院実習ということになります。きっと患者さんの心を少しでもわかってあげることのできる彼女でしょう。現実は、実習そして、現場に出たときは、理想と違うこともあると思います。でも彼女の優しさで患者さんを包んでいってもらいたいと思います。

 帰ってから、次の日に連絡がありました。

「先生、痩せたんじゃないですか。お母さんもそう言っていました。」

いいこと言うね。

「家庭から離れて、栄養のあるものを食べてないのかなあってお母さんと話していました。」

つ、つまりやつれている・・・ってこと。そんなことはありません。たぶん。

「筋肉が落ちた・・・老化ですか。」

違う違う・・・。と自分では思っています☆

栗の実見つけた

2008年09月09日 | Weblog
一昨日の健脚祭の疲れがあって、昨日は、少々眠い一日でした。また、アルミ網戸の盗難事件が大分県であったということで、学校確認の連絡網が流れてきました。学校に行って確認をしてから耶馬渓に帰りました。

 一昨日と違って太陽が照っていましたが、夏の日差しではなく、やわらかかったです。裏の栗畑の草刈りを最近していなくて草がぼうぼう。草刈りをしました。環境整備の方から、

「先生、この器具を草刈り機につけたら、便利がいいよ。」

ともらっていたものがあったので、早速利用をしました。

 ひもの草刈り機です。普通のひもの草刈り機は、ひもが消耗したら、地面に先端をたたけばひもが出てくるものと、自分でひもを出すものがあります。しかしいただいたものは、20センチくらいのひもで、消耗したら交換するものです。簡単に交換をすることができ、便利です。初めてみました。一回の草刈りで一本(ペアで2本)使うくらいです。ありがたいです。

 草を刈っていると、栗がたくさん落ちていました。

 子どもの頃は、山にもかなりの広さで栗を植えていました。父・母や姉たちと休みになると、竹かごを背中にしょって、ハアハア言いながら、ふもとに車をおいて、かなりの道を歩いて山に登り栗をとっていました。出荷もしていました。栗拾いするのが、嬉しいときと、何か遊びたいときや疲れているときは、山に行くのがいやでいやでだだをこねていたことが今では懐かしく感じられます。

 山には、ゆずの木や柿の木もあり、秋を感じるには十分でした。栗の木をゆすったとき、いがが頭に落ちて泣き出す小学生の自分がいました。かごを背負って山に行くことは今の子どもたちにはないかも知れません。

 今でもまだ竹のかごは、残っています。拾ったあとの満足感と山から見る景色の美しさを今でも強く心に残っています。次第にいのししに木が傷められ、また台風で被害があってからは栗の木から杉の木に植えかえました。以前国土調査で山に登ったとき、台風であの秋を感じさせる風景はいっぺんしていました。むかしの面影はなくなっていました。


 今は、栗は裏の畑だけになっています。2週間に一度は草を刈らなくては、あとが大変になります。維持していくのは大変です。両親が育てた栗の木です。思い出のものと感じながら、せめて、自分の代だけでも守っていきたいですね。ゆずや、いちじく、ざくろなども植えています。連れ合いは、休みには、栗の実をむきながら、栗おこわをたいて近所に配っています。

 「かったかちゃん、栗をもらうで。」

と毎年とりに来る近所の人もいます。栗を通しながらのコミュニケーションができているのかな。

  木を揺すり いがが頭に 直撃し
                   我は泣き出し みんなは笑う

楽しく健脚祭

2008年09月08日 | Weblog
 天気が心配された健脚祭が行われました。

 朝は、5時30分にグランドで実施できるかどうかの確認をすることから一日が始まりました。着くと、PTA会長さんがすでに五馬市小学校に来ていました。ありがたいことでした。前日の雨でグランドが濡れていましたが、実施するのには、問題がありませんでした。会長さんもほっとした様子でした。テントには、水がたまっていました。ぎりぎりに水を落とすと、グランド状態が悪くなるので、棒でテントを押して水を落としていきました。それで、靴やジャージに泥がかぶりました。

 健脚祭もスムーズに流れていきました。お家の方、地域の方がたくさん見えてくれました。昨年まで一緒に勤務した先生たちも来てくれました。生徒たちも喜んでいました。五馬市小学校の全面的に協力を得て、グランドに歓声が響き渡りました。

 生徒の競技、親子競技、小学生や地域の方の競技・・・練習時間が短かったのですが、楽しく、アクティブな活動ができました。

 昨年と今年は、五馬市小学校での健脚祭でした。道具を中学校から搬送してきました。また五馬市小学校からもたくさんの道具を借りました。水曜日から金曜日までは、生徒は、直接家庭から、小学校に登校してきての練習でした。給食も体育館で食べました。いろいろ大変なこともありましたが、五馬に来てから五馬市小学校で2年間の健脚祭が開催されました。貴重な経験でした。

 かったかくんにとって、今までとは違った取り組み方だったので、戸惑うこともありました。でも先生方が一丸となってそれぞれの分担をこなしていったこと、生徒たちが短時間に集中して練習をしたことがすばらしい演技となってあらわれました。生徒たち、そして、参加したお家の方、地域の方にとって一生忘れることのできない五馬市小学校での健脚祭になったことと思います。

 卒業アルバムに残す写真が入るといるということで、午前中は、写真店の方が来られないために、写真担当をしました。たくさんの写真を撮りました。3年生にとって、思い出になればいいと思いながら、シャッターを押しました。

 夜は、昨年と一緒でサッポロビールでの懇親会がありました。朝から長い一日でしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。

健脚祭明日開催

2008年09月06日 | Weblog
五馬台地にも秋を感じます。赤とんぼ、空の色、風の香り・・・その中で、子どもたちも2学期を迎えました。新校舎で生活を送っています。しかし、グランドは、まだ完成をしていません。9月7日(日曜日)は、五馬中学校健脚祭(体育大会)です。グランドが完成をしていないために、昨年に引き続いて、五馬市小学校に協力をしていただいて、グランドを借りて練習をしています。また本番も五馬市小学校で実施をします。


 3日、4日、5日は、五馬市小学校で、現地練習を行いました。健脚祭の練習は、この3日間だけです。生徒たちは、3日間で集中して練習を行います。この3日間と、本番の職員室は、五馬市小学校の一室を借りています。生徒たちは、朝の会や帰りの会は体育館で行います。そんな中での練習です。

 五馬市小学校も2学期が始まっています。小学生と中学生が同じ校舎で混ざっています。中学生も優しく小学生に接しています。五馬市小学校の先生方や子どもたちにいろんな面で迷惑をかけています。しかし、その協力のおかげで健脚祭が明日に迫ってきました。


 日田市の中学校は、体育大会を実施していない学校もかなりあります。今年異動してきた先生は、「体育大会を経験するのは初めて」と言います。健脚祭を通して、仲間作り、集団づくり、ルールやマナーを守る大切さなどを学んで欲しいし、また中学校時代の素晴らしい思い出を創って欲しいと願います。

 今年の練習は、雨が心配をされるほど曇り空でした。しかし、その分、日光がさえぎられ気温があがらず、涼しい中で練習を行うことができました。

 昨日は、リハーサルでした。本番にそなえて、種目、係などの確認を行っていきました。夕方からは、お家の方も出ていただき、テントはりなどをしてくれました。短時間で会場作りができました。

 五馬中学校は、保護者以外でもたくさんの地域の方が見えてくれます。地域の中で健脚祭が行われているという実感があります。今年で20回になる健脚祭です。だんだんと歴史ができつつあります。明日がどうか天気でありますように。そして、子どもたちが輝く一日でありますように。

ある青年との出会い

2008年09月03日 | Weblog
今日は、写真はないのですが、気が向いた方は読んでください。

 先日、古くなった道具を修理するために、アパートの近くの店に行きました。そこのご主人は、水曜日に行く、「森の石松」という食堂での顔なじみの方です。

 一度、ゴルフにも行きました。と言ってもかったかくんは、ずぶの素人です。144という歩くのもきついスコアです。打っちゃあ、歩き、歩いて打ったら、また山に谷に・・・というハードなスコアです。そのスコアにお付き合いをしていただいた貴重な優しい方です。話を聞くうちに、五馬中学校の保護者に親戚がいるということが分かりました。人の縁を感じます。


 話はちょっと変わりますが、縁について、今日感じたことがあります。8月になって、製本ができた「たいせつなもの~五馬の風~」をある方にプレゼントしました。本を見ているうちに、本耶馬溪の知り合いの子どもの写真と子どもについての文章が出ていたというのです。

 それで、その本を持って、その知り合いの方のところに持っていったそうです。そこのお家の方も喜んでくれていたというのです。ということで、その本をプレゼントしたそうです。だから、もう一冊くれということです。その方と、知り合いの方が仲がいいとは知りませんでした。本が持った縁だとうれしく思いました。


 話を元に戻します。 その店に行ったときに、ご主人は留守でした。高校生の子どもがいました。分からないだろうと思い、「また来ます。」と帰ろうとしました。
「ちょっと、待ってください。今から、寸法を測りますから。」

メモ帳を持って、いろいろと品物を見ながら、チェックをしてくれていました。その様子がとても手際がいいのです。

「すごいね。よくこんなことするんですか。」
「父や母がいないときは僕がします。」

はきはきと答えてくれました。今どきにない素敵な青年です。いろんな話をしました。日田林工でテニスをしているスポーツマンでした。

「サイズを父に教えておきます。またあとから電話をすると思います。」
さわやかな受け答えでした。帰る時に、道路に出ようとしたら、車の横にその子どもが立って道路の左右を見ています。

「ちょっと待ってください。車が来ています。」
「はいどうぞ。行ってください。」

車の誘導までしてくれました。
 あとからご主人から、電話がかかってきました。「感激をしました。」と、今日あったことを詳しく話しました。

「子どものことをほめられてうれしいです。小さいときから、仕事を見ているんでね。」

親の背中を見るって、こんなことなんですね。気持ちのいい出逢いでした。心があったかくなりました。

晩夏に子どもたちとともに

2008年09月02日 | Weblog
 天瀬町には、小規模校の小学校がたくさんあります。それぞれの学校では、ふれあい通学合宿を行なっています。核家族が増えている中で、地域全体で子どもたちを育てようという試みです。先日、台小学校の通学合宿に行きました。小学校の近くの公民館で行われていました。ふれあい通学合宿の初日の夜、レクリエーションを頼まれました。それで、台小学校の子どもたちと一緒に公民館の広間でゲームを楽しみました。

 台小学校は、日田市から天瀬町の方向にいけば、一番最初にある学校です。アパートから、10分ほどで着きます。全校児童は、19名です。そのうち、12名が参加をしていました。

 かったかくんが小学校勤務時代には、このような通学合宿は実施をされてはいませんでしたが、今では、通学合宿をしている小学校は、かなりの数にのぼります。
 合宿の中で、子どもたちが身につけていかなければならない、マナーやルール、人を思いやる心など、今でいう「生きていく力」を養っていくのです。合宿をしている会場から、学校に登校して、ここに戻ってくるのです。3日から1週間続きます。

 台小学校の子どもたちは、目が輝いていました。初対面でしたが、そんな感じがしなく、ずっと前から知りあえているような雰囲気がありました。かったかくんの子どもも大学から戻ってきていたので、一緒に台に連れて行って、サポートしてもらいました。

 「落ちた落ちたゲーム」「ワンニャンチューじゃんけんゲーム」、ものづくりなど・・・寝る前なので、あまり汗をかかないようなゲームそして、みんなで楽しめるようなゲームを選びながら、時間を進めていきました。台小学校の校長先生も教頭先生もゲームに参加をしてくれました。通学合宿の目的そのものので、みんなが家族のように思えました。とても元気よくゲームに参加をしてくれて、夜の公民館に明るい光が灯されていました。

 かったかくんも時間があるときには、呼ばれた時は、レクリエーション指導を行っています。そして、多くの子どもたちとの出逢いを楽しみにしています。自分の体が子どもたちのエネルギーに負けない限り、そんな出逢いも大切にしたいですね。