かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

うれしい出来事

2009年12月31日 | Weblog
年末になっています。教えた生徒の中には、遠方に行っていて帰省をしている人もいます。そんな中で、帰ってきたときに立ち寄ってくれる嬉しさがあります。昨日、今日と何人かの生徒が家に遊びに来てくれました。


 豊田小学校の4年生の時の教えた生徒のNくん。もうすでに小学校3年生の子どもさんもいます。今度、小学校に入学をする子どもさんを連れてやってきました。Nくんが小学校の時は、よく休みには遊びに来ていました。もうすでに、子どもさんが教えた時の年齢になろうとしています。



 モバイル系の企業に入って、いろんな企画を担当しています。夫婦で都会でがんばっている苦労とともに仕事で頑張っている様子も話してくれました。小学校時代とはまた違う頼もしさを感じました。



 今日は、山口県で高校の先生としてがんばっているYさんも来てくれました。小学校、中学校でクラス担任をしました。スポーツ万能の生徒でした。中学校時代は、バレー部の主将を務めていました。


高校は、フェンシングで有名な高校に進学をしていきました。初心者でしたが、苦しい練習にも耐え、レギュラーとなりました。そして、体育大学へ。山口県では、2011年に国体が開かれます。フェンシングの強化校に今年度より赴任しています。


Yさん自身もフェンシングの選手として活躍をしています。そして、生徒にも教えています。生徒に教えながら自分の技術を磨いていくことの難しさにもぶつかりながら、その壁を乗り越えようとしています。途中途中のパーキングで買ってくれたお土産を持ってきてくれ、相変わらずの明るさと優しさで、家族とも会話が弾みました。



 先生をしながら、出会えた生徒といつまでも縁があることをうれしく思います。

年賀状を出しました

2009年12月30日 | Weblog
 年賀状を書く季節です。


「よし、明日するぞ。」  明日になると、
「今日は・・・明日こそ・・・。」


そんなことで、今日が明日で、明日が、あさってで・・・延び延びになっていた年賀状。毎年、来年こそ、早めにするぞと固い決意をするのですが、意志の弱さが出てしまいます。


 で、いよいよ押し迫っての年賀状制作です。
 年賀状も「虚礼」という言葉が出ていますが、かったかくん自身「虚礼」とは思っていません。コメントはなかなか書くことはできませんが、せめて一年に一度、お互いにどのように過ごしているか、また葉書を通じてですが、交流をすることも大切なことではないかと思っています。




 教えた生徒には、可能な限り、年賀状を出しています。しかし、住居が変更になったりして、どこにいるかわからなくなっている生徒も多いです。また、正月のあわただしさで、変更してきているのに、登録を忘れてしまっているケースもあります。22歳のときの生徒からですから、いろんな生徒たちと交流ができるのが楽しみです。メールでくることもあります。



 最近は、結婚して子どもの写真が掲載している年賀状もめっきりと多くなっています。時が過ぎていくのを感じます。また年賀状の中には、最後となった年賀状も見ることができます。年賀状が届いたのに、その年に亡くなったというのも何通かあります。これは、ちょっとつらいですね。



 昨日、郵便局に出しに行きました。三光の元保護者の方がいました。
「先生、もう、たぶん、元旦か2日には着かないかも知れないよ。すごい量だからね。」
 25日までというCMもありました。「やっぱり、出すのが遅かった。」元旦には届かないかも知れませんが、ごめんなさい。もうちょっとありますが、正月に少しずつ書きたいと思います。「虚礼」ではありません。「正礼」として出しています。



 また生徒から、どのような生活をしているのかを教えてもらえるのを楽しみにしています。



 まもなく2009年から2010年を迎えます。写真は、朝日が昇るまえの三光中学校の坂道です。

メロディのプレゼント

2009年12月28日 | Weblog
先日、中津文化会館で行われた教えた生徒の尾家姉弟の音楽の発表会に連れ合いと行ってきました。


 「発表会は、時間が長いので、自分たちが発表する時間くらいに来た方がいいよ。」
というアドバイス。3姉弟で演奏をします。



 グッドタイミング。あまり待たずに、演奏を聴くことができました。しかし・・・弟くんは、プログラムにはありましたが、残念ながら、出場はしませんでした。先日の合唱祭には、見事学年合唱の伴奏をしました。がんばっています。




 しばらくして、高校生のおねえさんのピアノ演奏です。今度、学校の先生になるために大学の音楽科に合格を決めています。ちょうど、文化会館に着いたときに、待合室にいました。待合室の机の上で、一生懸命に指を動かしながら演奏の練習をしていました。久しぶりの再会でした。声をかけると、いつものいい笑顔で迎えてくれました。ふみこさんの出番が先でした。落ち着いた演奏で、会場の人たちの心にピアノの音が響きました。




 終わりに近づいてきました。大学で声楽を専攻しているおねえさんのソロでの演奏です。中学校時代、野球部のマネージャーとしてがんばってくれました。でも歌声は聴いたことはありませんでした。初めて歌声を聴きます。



 観衆を惹きつけるソプラノの響き。何曲か披露しました。当日はあうことはできませんでしたが、
「ありがとうございました。」
とお礼のメールが届きました。



 教えた生徒たちが活躍をして、このように輝いていることにうれしさを感じます。



 ピアノそして歌声の余韻を感じながら、文化会館をあとにしました。師走の素敵な時間でした。

京都への旅行~PARTⅣ~

2009年12月26日 | Weblog
京都旅行の最終回。八坂神社でのことです。八坂神社は、初めて行くところでした。祇園祭で有名な神社です。


 行ったときに、ちょうど、結婚式が行われる直前でした。花嫁さんと花婿さんが境内を通っていました。厳かな雰囲気で、観光客も立ち止まって見ていました。



 そして、ここには、美容水があるらしい。探してみると、神社の裏の方にありました。塗っても無理?なことは承知?でも肌につける連れ合いと姉・・・。



 横の門を出ると、ちりめん山椒で有名だという「やよい」という店に行きました。(連れ合いの妹からの情報です。)表がちりめん山椒を売っています。奥に入ると、おしゃれな食事ができるところがあります。


 ちりめん山椒を使った料理が出てきました。おいしかったです。横門から出てすぐのところにあります。安くておすすめです。でもいた~~い思いをしました。店から、食事をするところの戸が一枚ガラスとなっています。つまり上から下までがガラスです。きれいにガラスを磨いているので、何もないと思って入っていきました。どっかーん。思いっきりガラスにぶつかってしまいました。大きな音だったので、店の人もあわてて出てきました。割れなくてよかったあ。でも眼鏡が曲がった。



いろんな思い出ができた京都の旅行でした。リフレッシュをすることができました。でももし「やよい」に行くときは、一枚ガラスを割らないように気をつけて下さいね・・・。

京都への旅~PARTⅢ~

2009年12月25日 | Weblog
 数年前に学年で京都旅行をしたときに、坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓に行きました。ちょっと感激をしました。そのあとに、新撰組の壬生の屯所(八木邸)あとに行き、幕末の雰囲気を味わいました。



 今回、るるぶを見ていたら、坂本龍馬・中岡慎太郎のお墓の近くに「幕末維新ミュージアム 霊山歴史館」があるのを知り、無理矢理みんなを連れて行きました。来年の大河ドラマが「龍馬伝」そして、すごい視聴率だった「JIN―仁」。



 今日のニュースを見ていると、高知、長崎そして、坂本龍馬が新婚旅行に行ったとされる鹿児島霧島では、坂本龍馬ブームで観光客が激増だそうです。これから、このミュージアムもたくさんの観光客がやってくるのでしょう。来年は、1年間かけて特別展をするそうです。



 霊山聖域には、3100の志士たちが合祀されています。桂小五郎などのお墓もあります。幕末の志士たちの墓地の一角にこのミュージアムはあります。中は、いろんな映像を見るところがありました。幕末がうんと詳しくなれます。しかし、あまりにもリアルなものがあるので、ちょっと震撼させてられます。幕末の動乱をしっかり感じることができます。




 幕末の様子を、いろんな作家がドラマチックに、幕府側から、または、薩長側(新政府側)から物語として描いています。だから、史実が違ったものになっているものもあります。近江屋で坂本龍馬が暗殺されました。しかし、その説は新撰組、土佐藩、薩摩藩とあります。または、中岡慎太郎を暗殺計画で、たまたま坂本龍馬がそこにいたからという説まであります。このミュージアムでは、見廻り組桂早之助が暗殺したという説をとり、その刀を展示していました。





 坂本龍馬の像も生きているような感じがしました。これまたすごい製作技術。腕の毛まで人間と一緒。




 清水寺とは違って、ぞくぞくする時間でした。

京都への旅~PARTⅡ~

2009年12月23日 | Weblog
今回の主な目的は、全国高校駅伝大会の応援でした。勝負の世界は、これからどうなるかわかりません。来年絶対に勝つか・・・ということも確実なものではありません。出場できたときに応援をと思いました。



前任校での生徒が卒業するときに、「都大路に出れたら、応援に行くからね。」と約束をしていました。予選会では、見事な走りで優勝に貢献しました。 


 駅伝のメンバーは、こちらにはわかりません。大阪に着いてから、お家の方から、「先生、すみません。メンバーからはずされました。」という電話。生徒の気持ちやお家の方の気持ちを考えると、辛いものがあったでしょう。「チームで来ているので、生徒が出なくても、チームを応援しなくっちゃね。」と答えました。



 西京極陸上競技場で、お家の方に会い、一緒に競技前のセレモニーを見ました。そして、お家の方たちは、チームの選手の応援のためにコースへと出て行きました。



 昨日、生徒から電話がありました。
「先生、応援に来てくれて、ありがとうございました。県の予選までは、いい形で来たのですが、そのあと、故障をしました。我慢して練習していたのですが、次第に悪化してしまいました。来年に向けてまた頑張ります。」



 自分が学生時代野球をしていたときも同じです。肩が痛い時、試合に出ることができるかどうかの立場の時は、そんなことも言うと、試合出場はできなくなります。黙っていたときがありました。しかし、結果的には、症状を悪くしてしまいます。ちょっと元気な声だったので、うれしい生徒からの電話でした。」



 しかし、今は、しっかりと自分の体を治すことが、一番の練習だと思います。そのことを伝えました。アスリートにとって体のメンテナンス、故障しない体づくりをすることも大切なトレーニングです。




 また、これからハードな練習が待っています。頑張っている姿を見たり、聞いたりすることがみんなに夢を与えてくれます。


 でも一番は、あなたが、駅伝を通しながら心身の、特に心の成長を感じられる今がとても輝いています。

京都への旅~PARTⅠ~

2009年12月22日 | Weblog
先日、教えた生徒が全国高校駅伝の応援に連れ合いと京都に行きました。予選では、出場することができましたが、残念ながら、当日は、控えに回りました。しかし、大分県の高校を応援することができました。



 金曜日の夜、大阪の姉の所に行きました。行くとなれば速いもので、3時間あまりで、中津から大阪まで行くことができます。大会は日曜日だったので、土曜日は、パックについているレンタカーで姉たち夫婦も含めて京都散策をしました。



 ちょっと感激をしたところの数個を教えましょう。



 まず、今日は、清水寺のことから。



なんと、「今年の漢字」が展示されていました。
森清範貫主が書いた「新」の字がある・・・。
 「新」・・・新型インフルエンザ、新政権、イチローの新記録・・・他に?・・・思いつかない。でもあの有名な字が目の前にある。感激でした。思わず、写真を撮りました。昨年が「変」一昨年が「偽」言葉としては、世相を反映して、マイナス的なものでしたが、久しぶりに良くも悪くも「新」ということで、字の意味自体は、プラス的なものでした。 




 清水寺は、修学旅行で引率したときに、何度か訪れています。他のみんなが地主神社に行ったことがないというので、若者がたくさんいる神社に行きました。今まで、連れ合いも自分の病気との闘い、また父の病気の看病をしてくれていたので、旅行など行く機会はありませんでした。



 連れ合いは中学校以来ということで、懐かしさも感じ、満足気味でした。

Hくんからの朗報

2009年12月21日 | Weblog
先週の週末、夜携帯に電話がありました。懐かしい新採用の学校で教えた生徒のHくんからでした。


 「先生、元気みたいですね。ブログを時々見ているよ。かおりちゃんのコンサートも行ったんですね。みんながんばっているなあ。」


 
 うれしいことです。ブログを時々見てくれているんですね。


「ぼくも社会福祉士として仕事にがんばっているんです。」
そうか、社会福祉士かあ。社会福祉士もいろんな分野の仕事があるようで、その内容も教えてくれました。


 Hくんも学生生活が終わってから、最初は、中津市の企業に勤務していました。しかし今は、資格をとり、同じ大分県ですが、中津を離れ、老人施設で、社会福祉士として、社会に貢献をしています。


「先生、それから・・・。」
なんだ。もしや。


「やっと、3月14日に結婚式を挙げます。来てくれますか。」
なんと。あたった。「その言葉を首を長くして待っていたよ。」 
 採用2年目の生徒です。うれしい言葉でした。



 なんだ、かんだ言って、本当にHくんとの思い出が懐かしく感じられます。
「式は、どこで?」
「大分です。」
とてもお父さんやお母さんも喜んでいるようです。



 小学校4年生の時の担任でした。あれから、28年の月日が流れています。わずか1年のつきあいでしたが、その縁がここまで続いていることをとてもうれしく思います。


 「ホワイトデーを意識したのかなあ。」
 「たまたま。」
でも、お嫁さんにとっては、思い出のホワイトデーになりますね。お嫁さんに愛の告白を。



「近いうちに一緒に遊びに行くからね。」
ハッピーな知らせでした。

PTA研修視察・・・親睦編

2009年12月15日 | Weblog
PTA研修旅行、午前中は、五馬中学校に視察に行き、環境について、話を聴きながらまた実際にいろんな施設の中を見ながら学習をしていきました。


 さて、午後です。午後は、親睦の時間です。サッポロビールを見学。そして、そこで親睦会ということになりました。午前中のちょっと緊張した時間と違って、大盛会となりました。飲むは食べるは・・・ふだんは仕事もそれぞれに違うし、お家の方同士、部活ではいろんな企画はありますが、それ以外には、このような機会をもつことはありません。先生たちも含めて本当に親睦の時間となりました。バーベキュー食べ放題、飲み放題。



 昔はもっと・・・ということもあるかもしれませんが、今は昔であるような時間でした。

 そして、その後は、豆田町散策でした。


 いろんな店をお家の方たちは、知っている。
「ここはロールケーキがおいしい店ですよ。」ここは知っている。
  「でもね、わたしは、ケーキ屋に勤めているから、買うのはどうかと思うけど、違うおいしさを知ることも大切。」  
とあるお家の方の言葉。なるほど・・・。
「ここは、手作りのおはぎを売っているお店。」
初めて知った。頼んでから、作っている。おいしそう。買ってみよう・・・と2パック買いました。




 歩いていると、知り合いの方が下駄を売っていました。付き合いということで、一番安い下駄を買いました。バスに乗る前、他の先生も買っているのを見かけました。聞くと、「あの子は中学校のときに、部活を担当していたんです。」
         優しい。




 バスの中も、研修部長さんが、仕切ってくれたおかげで楽しく過ごすことができました。PTA会長さん、研修部長さん、それに関わってくれた方々のおかげで、研修と親睦が有意義にできました。



 3年生のお家の方が多かったので、来年は、その方たちが会員ではないことがちょっと寂しく感じます。


 日曜日のひととき、みんなと充実して過ごせることができました。

PTA研修視察へ

2009年12月14日 | Weblog
PTA研修旅行が13日(日曜日)に行われました。お家の方、先生たちが参加して、日田方面に視察などに行きました。


 視察は、日田市の中学校に行きました。夏の親子講演会よりずっと環境について学習を行っています。その一環として「環境を大切にしたものづくり」ということで、日田の中学校の校舎を見学しました。



 木の香り、木のぬくもりが落ち着いた学校環境を生んでいます。「けがが減ったんですよ。」と見学先の宇野校長先生。「生徒たちが、木の校舎になって落ち着いて生活をしています。」ということでした。先日、結露がすごかった日がありました。そのときに、階段など、拭いて回りました。


 日田の中学校は、廊下は結露にも影響なし。日本伝統の家屋には、今まで生きてきた人たちの経験から生み出された作り方があるのですね。昨年まで勤務していただけに、校舎の中で見るものすべてがとても懐かしく感じました。




 昨年までと違って驚いたのが、全員が木の机でした。木の校舎に木の机はとても似合っていました。雰囲気のよいきれいな美しい環境の中で、生徒たちは、学校に通って授業を受けています。



 一方、資源には限りがあると言います。しかし、日常的いろんな資源を使っていると、そんなことは忘れがちになります。二酸化炭素削減問題が現代の課題となっていますが、行き詰まるまえに、みんなが気をつけていかなければならないと思います。そのために、まず自分からだと思います。何ができる・・・?

 う~~ん、節電、リサイクル・・・。ちょっとした、できるところから少しでも心がけたいと思います。

あたたかさを感じるとき

2009年12月12日 | Weblog
「幸せな生き方をしてほしい。」
と最近、ある生徒集会の中で話す機会がありました。


 だれでも、間違いがなく、欠点がなく生きていくっていうことはないでしょう。
 でも、修正しよう、できないところを直していこうという努力をすることはできます。そのことが自分を高めることになります。



 遅刻をする生徒は、朝校門に立っていて、わずかですが、たいていが同じ生徒です。来る時間は決まっています。朝、立ち始めて、「明日からは少し早く来ないとね。」と言って、言われた生徒の大部分は、早く来るようになっています。でもなかなか修正できない生徒は、朝から、まず注意を受けます。



 服装が乱れていて、直そうとしない生徒は、いつも誰かから注意を受けます。


 遅刻はする、服装は乱れている・・・と重なると、さらにいろんなところで何度も注意をうける環境を作ってしまいます。つまりこのような生徒は、つねにマイナス言葉の中で生活を強いられることになります。





 プラスの部分で、いろんな目標に向かって頑張っていける学校を創っていこう・・・という話でした。



 自分できれいな美しい環境をコーディネートしていく力が生み出して欲しいと思うことがあります。



 先日、合唱祭で生徒会長が、何人かの先生たちのアドバイスもあったのですが、サプライズ挨拶をしました。それは、3年生にとって最後の大きな行事で、一緒になって取り組んできたことに対しての感謝の言葉。先生たちに対して指導してくれたお礼の言葉・・・でした。前日、文章を一生懸命に考えて覚えてきたそうです。生徒会長自身の人柄もありますが、さわやかな空気が生まれました。




 昨日のことです。今、吹奏楽部が12月の末のアンサンブルコンテストに向けて、夜の7時近くまでの時間帯で練習を重ねています。生徒たちも真剣です。

でも遅くまで練習するとなると、自分たちの問題だけではなくなってきます。つまり、周囲も動くということを生徒たちに、担当の先生が話をしたのでしょう。どういうことかというと、まず、家の人が迎えに来なければならない。学校を開けておくために、学校に残らなければならない先生も出てくる、学校の戸締まりの問題も派生してくる・・・。こんなときに、周りを思える心が生まれるチャンスだと思います。そこで、先生が話したと思うのです。



 部活が終わって帰るときに、部長が職員室にやってきて、
「遅くまでありがとうございました。」
と、あいさつに来ました。また、鍵を返しに来た生徒が、職員室に入ってくるときに、
「先生方、ありがとうございました。」
とお礼の言葉を言って帰っていました。




 ちょっとした言葉だけど、相手もいい雰囲気にさせてもらえるし、言った生徒もきっと、きれいな言葉を使っている時には、心にプラスの空気が流れていると思います。


 技術の習得前に、こんな心をもてることが、何ものにも替えられない大切な宝物となると思います。




 幸せに感じる、きれいな時間が流れる時をたくさん持てる生徒であって欲しいですね。そのためには、生徒だけでなく、家庭も学校もそして、社会全体があたたかいものでありたいですね。

花の苗を植えながら

2009年12月11日 | Weblog
 PTA整備部による花の苗植えが行われました。当初は、今度の日曜日に実施する予定でしたが、延期になっていたPTA研修旅行がその日に入ったので、苗植えを今日の午後実施しました。

 
 平日の午後だったので、役員さんだけが来校してくれました。そのために、担当の先生が野球部の監督だったので、野球部員も一生懸命に加勢をしてくれました。賑やかにまた慎重に作業を進めていきました。


 昨年の土を出して、新しい土や肥料を入れてプランタに入れ直しました。土をふるいにかけたりして、生徒たちも奮闘しました。でも土をさわりながら、また苗を丁寧に植えながら、生徒たちもちょっと優しい気持ちになれた時間でした。



 生徒たちがこのような取り組みをする時間も最近の学校の活動では激減しています。生徒たちががんばって活動している姿を見ながら、優しい温かな心を少しでも持てるような取り組みも、できる限りの時間の中でできたらいいなあと感じました。





 なんとなく世の中が殺伐としたものになっているような気がします。人と人との関わりも薄くなりがちになっています。このように感じるのは、自分だけなのかなあ。島根や千葉での事件も今の世相をあらわしているのではないでしょうか。今の子どもたちが大人になって社会をになうときが必ず来ます。そのときに、しっかりと時代を背負える青年になって欲しいと思います。




 人を大切にできる、人を思いやれる人づくりを社会全体でできたらいいですね。
 生徒たちがわいわい言いながら、プランタでの苗植えを見ながら、ほほえましいものがありました。あの素朴な笑顔を消してはいけないと感じました。

進路講座での話を聴きながら

2009年12月10日 | Weblog
 今、1年生の進路講座が行われています。さまざまな職業の人を学校にお呼びして、仕事のこと、今まで歩んできた道、生徒に伝えたいこと・・・いろんな角度から生徒に話をしてもらっています。今回で第2回目です。



 今日は、2人の方をお呼びして話をしてもらいました。1人は、一級建築士の方。県北を中心に素敵な家を建てられています。学校のPTA会長もしていただいています。今年どれくらいお世話になっているかわかりません。何かあるとすぐに相談にものっていただけます。


もう1人は、アナウンサーで活躍をされている方です。地域の顔ともなって人気番組を持っています。ノースFMの火曜日の夜7時からや毎日の朝10時からの2時間番組を担当しています。





今までの自分を見つめ直すこと、これからの生活の仕方、夢の見つけ方・・・生徒にとっては、自分の学校の先輩でもある方から、教科だけでは味わうことのできないものを聴くことができます。



 自分たちが中学生の頃は、このような企画はありませんでした。しかし、今は、「キャリア教育」(職業教育)の中で、いろんな学校で、このような進路学習や職場体験活動の取り組みが行われています。その中で生徒が得るものは大きいと思います。




 2人ともに共通していたのが、プロ意識です。最高のものをクリエイティブしながら、その中で、自分の人生も楽しんでいるのです。依頼者の思いをリスナーを思いをしっかりと受け止めて、建築物、番組というハイクォリティな完成品を創っていきます。そのためには、自分の引き出しを多く持つために努力を重ねています。




聴きながら、自分自身も今のあり方と対比させたくさん学ぶことができました。

心に響いた合唱

2009年12月09日 | Weblog
日曜日に勤務する中学校の合唱祭が行われました。


今年の合唱祭の取り組みは、新型インフルエンザなどあって、なかなか練習も思うようにいくことができませんでした。しかし、担当の先生、実行委員を中心に臨機応変に計画を立てながら、練習を進めてきました。さあ、と思っていたら、学級閉鎖・・・など特にスタート時は新型インフルエンザによって腰を折ることも多かったです。


しかし、今日は、新型インフルエンザで休んでいる生徒もゼロ。なんとか新型インフルエンザも峠が過ぎたようです。一安心です。


 合唱祭は、回を重ねることによって、質も高まってきました。最初はどうなることかと思っていましたが、生徒にも取り組み方、練習のあり方を考えさせながら、進めることもありました。



 たくさんのお家の方、地域の方が来てくれました。生徒たちも張り切って取り組んでいきました。見えないところでいろんな感動のドラマもありました。体育大会と同じように、生徒たちもこの取り組みをしながら、成長したことも多いです。



 先生たちも久しぶりに合唱に出ました。しかし、部活、出張、放課後の生徒会での取り組みなどでなかなか練習をすることができませんでしたが、今回、まずは、「第一歩から始めよう。」ということで企画をしました。来年は、うんとレベルアップをしていきたいですね。



 冬休み前までは、この様子をまとめたいと思います。希望する方は連絡を下さいね。いろんな場面で生徒たちのすばらしい姿をみることができた合唱祭でした。

少し早いクリスマスプレゼント

2009年12月06日 | Weblog
先生になって3年目に担任をしたかおりちゃんから電話がありました。


「今日、ジャスコでコンサートするので、よかったら見に来てください。」


かおりちゃんは、「ハニカムズ」というメンバー二人のグループでピアノを演奏しています。ピアノ、エレクトーンのすばらしい演奏者です。この日は、電子ピアニカも使用しました。夕方6時と8時にジャスコのセントラルコートでの「イオンの森コンサート」です。6時にはちょっと間に合わなかったので、8時のコンサートに家族と行きました。




ジャスコのコンサートをする場所もきれいにクリスマスの飾りつけができていました。クリスマスムード満点の中でのコンサートでした。



最初の曲は、松任谷由実の「恋人はサンタクロース」。軽快な音楽がジャスコの中に流れました。他にも山下達郎の「クリスマスイブ」などクリスマスソングを中心に馴染みの曲をいっぱい演奏してくれました。美しいメロディを体いっぱいに浴びました。




ちょっと早いクリスマスプレゼントをかおりちゃんの演奏からもらいました。「メリークリスマス」です。何事にも小学校時代もそして今も前向きに取り組んでいくかおりちゃんです。その姿に幾度となく感動をもらいました。



コンサートでは、かおりちゃんのお母さんも一ファンとして会場で演奏を楽しんでいました。だんなさんのゆうちゃんも教えた生徒です。この日は、バスケットボールの試合のために会えなかったのは残念でした。