『猛暑日を打ち消す激しい雨降って
災害ないこと 空に祈って』
大分大学教育学部付属教育実践総合センター・実践センター教育実践研究会・大分県学校心理士会の3団体共催で、「第12回授業力・教師力向上のための夏季研修講座」が開催されました。
今日は、『「学び」とは何か~進化し続ける学びを求めて』というテーマで、実験などを取り入れながら、ワークショップがありました。
講師は、大分大学准教授の渡邊先生でした。昨年、渡邊先生と話す機会がありました。愛媛県で県や市の教育委員会に勤務し、指導のリーダーであったこと、中学校の教頭・校長を経験して退職。
その後、授業研究を中心とする教育工学の研究ができる大学の教員をめざして、大分大学を公募したという話を聴きました。
そのアクティブな先生のワークショップを楽しみにしていました。ワークショップの趣旨は、
『子どもは、授業を通して多くのことを学びます。同時に教師も子どもから多くのことを学んでいます。
それぞれ学んだ知識がいくら豊かであっても、断片的な知識の寄せ集めであれば、新たな知識を創造するシステムとしては機能しません。
「学び」は、知識を並びかえたり関係づけたりしながら、自らの力で新たなシステムを次々と構築していくダイナミックな営みだと考えます。そのために、教師は何を手がかりに、どういった授業を行えばいいのでしょうか。
このことを実際に教科書を使って試したり、内容を見直したりしながら、子どもの「学び」、教師の「学び」について考えてみたいと思います。』
人は、自分の持っている知識からしか、思考を深めていきます。そこで、協働学習などをすることよって、多様な観点、スキルの発見から、自分になかった見方や考え方に気づき、もっと学びたい、もっと詳しく調べたいという心の変化が生まれていきます。
そして、学んだことは、喜びになり、仲間への感謝や価値の共有につながっていきます。2020年、つまり今の中学校3年生の大学入試から、自分の考えを記述していったり、根拠を明らかにしながら述べる力を問われたりする内容が求められます。
昨年度、愛媛県では、理科の研究大会に国語科の説明文の授業で公開授業を行ないました。小学校3年生の説明文「どちらが生たまごでしょう」という教材を使って、理科教育の発表が行われました。従来の研究では考えられないことです。
今までは教科の枠にとらわれ、理科教育だったら、理科の教科書を用いて授業を行っていました。おそらく教育制度が確立されてからずっとこの形だったと思います。ところが、現在、形式的な学びから、主体的な学びへと転換されていっています。
説明文の授業において、理科実験を取り入れることで、深い学びへとつながっていきました。
教科の総合的・横断的な取り組みとして、これからの新たな学習のスタイルの一つになっていくのでしょう。
小学校3年生の説明文「すがたをかえる大豆」も同じような実践ができるような意見も出されました。
今年度5月に、「大学入学共通テスト(仮称)」の記述式モデル問題例が提示されましたが、それに対応するために、
①基礎的・基本的な知識・技能
②知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力
③主体的に学習に取り組む態度
①から③へとつながる授業が必要となります。子どもたちの授業
の活動の中に、主体的、対話的な学びを授業の中に組み入れ、より深い思考や理解の実現をさせていこうとするための今日の渡邊先生の講座でした。
これからの授業のイメージを学ぶことができました
夜は、懇親会の予定でした。少し時間があったので、車で待っていました。ところがメールや車のテレビで、日田を中心に「記録的短時間大雨警報」などが出されていました。
数年に一度というような情報がどんどんと入ってきます。雨も夜半まで続くという予報です。学校からも電話がかかってきたりしました。懇親会をキャンセルして、学校に戻りました。
大分市内は、国道が冠水しているところがあるほど、すごい雨でした。
学校近辺では被害もなくほっとしました。暑さか豪雨かの夏が続いています。
災害ないこと 空に祈って』
大分大学教育学部付属教育実践総合センター・実践センター教育実践研究会・大分県学校心理士会の3団体共催で、「第12回授業力・教師力向上のための夏季研修講座」が開催されました。
今日は、『「学び」とは何か~進化し続ける学びを求めて』というテーマで、実験などを取り入れながら、ワークショップがありました。
講師は、大分大学准教授の渡邊先生でした。昨年、渡邊先生と話す機会がありました。愛媛県で県や市の教育委員会に勤務し、指導のリーダーであったこと、中学校の教頭・校長を経験して退職。
その後、授業研究を中心とする教育工学の研究ができる大学の教員をめざして、大分大学を公募したという話を聴きました。
そのアクティブな先生のワークショップを楽しみにしていました。ワークショップの趣旨は、
『子どもは、授業を通して多くのことを学びます。同時に教師も子どもから多くのことを学んでいます。
それぞれ学んだ知識がいくら豊かであっても、断片的な知識の寄せ集めであれば、新たな知識を創造するシステムとしては機能しません。
「学び」は、知識を並びかえたり関係づけたりしながら、自らの力で新たなシステムを次々と構築していくダイナミックな営みだと考えます。そのために、教師は何を手がかりに、どういった授業を行えばいいのでしょうか。
このことを実際に教科書を使って試したり、内容を見直したりしながら、子どもの「学び」、教師の「学び」について考えてみたいと思います。』
人は、自分の持っている知識からしか、思考を深めていきます。そこで、協働学習などをすることよって、多様な観点、スキルの発見から、自分になかった見方や考え方に気づき、もっと学びたい、もっと詳しく調べたいという心の変化が生まれていきます。
そして、学んだことは、喜びになり、仲間への感謝や価値の共有につながっていきます。2020年、つまり今の中学校3年生の大学入試から、自分の考えを記述していったり、根拠を明らかにしながら述べる力を問われたりする内容が求められます。
昨年度、愛媛県では、理科の研究大会に国語科の説明文の授業で公開授業を行ないました。小学校3年生の説明文「どちらが生たまごでしょう」という教材を使って、理科教育の発表が行われました。従来の研究では考えられないことです。
今までは教科の枠にとらわれ、理科教育だったら、理科の教科書を用いて授業を行っていました。おそらく教育制度が確立されてからずっとこの形だったと思います。ところが、現在、形式的な学びから、主体的な学びへと転換されていっています。
説明文の授業において、理科実験を取り入れることで、深い学びへとつながっていきました。
教科の総合的・横断的な取り組みとして、これからの新たな学習のスタイルの一つになっていくのでしょう。
小学校3年生の説明文「すがたをかえる大豆」も同じような実践ができるような意見も出されました。
今年度5月に、「大学入学共通テスト(仮称)」の記述式モデル問題例が提示されましたが、それに対応するために、
①基礎的・基本的な知識・技能
②知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力
③主体的に学習に取り組む態度
①から③へとつながる授業が必要となります。子どもたちの授業
の活動の中に、主体的、対話的な学びを授業の中に組み入れ、より深い思考や理解の実現をさせていこうとするための今日の渡邊先生の講座でした。
これからの授業のイメージを学ぶことができました
夜は、懇親会の予定でした。少し時間があったので、車で待っていました。ところがメールや車のテレビで、日田を中心に「記録的短時間大雨警報」などが出されていました。
数年に一度というような情報がどんどんと入ってきます。雨も夜半まで続くという予報です。学校からも電話がかかってきたりしました。懇親会をキャンセルして、学校に戻りました。
大分市内は、国道が冠水しているところがあるほど、すごい雨でした。
学校近辺では被害もなくほっとしました。暑さか豪雨かの夏が続いています。