

昔話に感謝の気持ち


今から10数年前、大学の教育実践総合センターに1年間、客員研究員として研修の機会をいただきました。貴重な1年間を過ごさせてもらいました。ちょうど、小学校から中学校に勤務が変わったときだったので、情報教育について学ばせてもらいました。
1年間の勤務が終わってからも現在に至るまで、たくさんのつながりを持たせてもらっています。
勤務先が道徳教育の文部科学省の指定を受けた時は、教育実践総合センターの先生がスーパーバイザーになっていただき、2年間学校全体に対して指導をしてくれました。
また心理学では、現在でも学校心理士会や教育臨床セミナーなど継続していろんな角度から学ばせていただいています。

名称は変わりましたが、一年に一度、実践センター教育実践研究会の総会が行われています。昨日の夜、大分市でこの会が開催されました。
現在、センターに関わっている大学の先生や客員研究員の方々、これまで関わってきた方々が集まって総会が行われました。
今年度の活動報告や来年度の活動計画などが話し合われ、懇親会がありました。
この時でなければ、お会いすることができない懐かしくお世話になった方々がいます。また年齢も上がってきたために、センターの同人会の会長を受けました。
たくさんの財産をいただいた分、少しでもこれまでお世話になったことに対してのお返しができればと思っています。
人はいろんなところで縁があります。大学に入学したときに、下宿は高校時代の先輩に紹介してもらいました。その大家さんが、教育実習に行った時に、偶然にも担当の先生でした。
実習の時に、部活の野球を何度か指導しましたが、その顧問の先生でもありました。大学の野球部のOBの方であることもわかりました。それから月日が経ち、10数年前に教育実践総合センターに研究員として行ったときの専任の教官がその先生でした。びっくりしました。
何十年ものおつきあいをさせてもらっていることになります。
そして現在にいたっています。昨日もお会いして懐かしく話をさせてもらいました。
学校心理士会で多くのことを教えていただいている先生など、一年だけの勤務で、現在、大学の先生方といろんなところで、接する機会を持つことができる「おトク」をさせてもらっています。
今、大学も機構などの改革が行われています。
これからどんな姿に変わっていくのかわかりませんが、この大学の教育実践総合センターが、現場の先生方にとっても、よりよい研究の場、教育実践が交流できる場であることを願っています。