かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

かったかくんのKY

2008年03月26日 | Weblog
う~~ん、このところのかったかくん、なんとなくついていないのです。
 それは、なんと思いますか。KY(空気が読めない)それではない、KYなのです。

K・・・風邪。最初は、喉が痛かったです。熱が出るかなあと思ったら、それはなかったです。体がだるく喉が痛くて夜中も起きるほどでした。トローチを買って飲みました。インフルエンザでもなさそうだったので、市販の薬を飲みました。
 まだ咳がでます。母のところにお見舞いに行きたいと思ったけれど、風邪がうつったらいけないので、やめています。先日、姉が母のところにお見舞いに来ましたが、玄関のところまでしか行きませんでした。早くなおれ・・・。


Y・・・ついていないバージョンのパートⅡ。これは、やけどです。どうやってやけどを?それは、水炊きからです。水炊きをしたときのことです。中にお餅を入れました。まだ固いかなあと思ったけれど食べました。煮えたぎった中にあるお餅でした。食べたときのことです。お餅がなんと固いので、前歯にくっついて離れないのです。

「あちちち~~~」

と思ってもお餅は、歯にくっついたままです。口の中の皮膚がただれました。
 それから、口の中の皮がむけ、ひりひりしました。まだひりひりして、食べたり話したりすると、痛みます。なんてついていないんだろうね。


 そうするうちのおとといです。健全育成会の役員会が夜、勤務先の近くの小学校でありました。会議が終わって、車のところに行きました。車の下を見たとき、

「なんでこんなところにビール瓶のかけらが落ちているんだろう。」

と思って、車に乗りました。ドアを閉めたとき、後部座席の窓ガラスがバラバラという音がして、崩れていきました。
え~~。
見ると、後部座席のところの窓ガラスが壊されています。割られているのです。そして、車の中のかばんがなくなっています。車上荒らしです。会議をしているところから車まで20メートルもありません。また街灯の真下に車を置いていました。

 警察に連絡をしてくれました。パトカーが3台やってきました。パトカー中で事情を1時間くらい聞かれました。K(風邪)Y(やけど)おまけにS(車上荒らし)。まったくの無防備で、車上荒らしなんて、考えもしませんでした。明るいからとか、近くに人がいるとかそんなことは関係ないのです。がっくりです。犯行は、写真の体育館の下くらいで行われました。。。

 ちょっとここいらで、運の方向を変えなくっちゃね。KYSからの脱却を考えます・・・・。



学校心理士の役員会

2008年03月20日 | Weblog
 大分市のコンパルホールで学校心理士会の役員会がありました。大分県学校心理士会会長先生、大分大学の先生、溝部学園短期大学の先生、大分市の小学校の先生が集まって、来年度の予算や来年度の研修の企画を立てていきました。

 今年度の研修は、部会が、
①小学校部会
②中学校・特別支援学校部会
③高等学校部会
④大学・行政部会
がありました。

 しかし、人数の偏り、また研究テーマなどの関係もあり、研究したいテーマごとの部会構成をしたらどうかというのが、課題となっていました。

 来年度の提案として、
①学校支援
(学習支援・学級支援・教師支援)
②生徒指導・教育相談
③特別支援教育


の4つの部会を持つことを企画しています。部門ごとで研修を深めて、学校で生かすことができたら素晴らしいと考えます。

 また、来年度から、事務局の溝部学園短期大学の先生が、ニューズレターの発行をしてくれるようになっています。

 全体のレイアウトが緑色でとてもきれいなニューズレターです。情報発信をしていこうというものです。8ページもあり、研修のまとめ、今後の計画など、内容も抱負で見るだけで学習をすることができます。

 研修会も、今年度までは、夜の7時から大分大学の実践総合センターで、5月、6月、9月、1月とおよそ学期に一度ずつ開催されていました。しかし、遠方から来る人もいることから、土曜日に開催という提案をすることになりました。
 大分県の学校心理士は、56名います。学校教育に様々な形で貢献をしていっています。


 このような会に出ることで、いろんな方と出会い、ネットワークを広げることができます。また教育活動をしていく中で、学んだことを生かすことができます。


 この日は、会長さんのお宅に泊めさせていただきました。そこでもいろんなことを教えていただいたり、資料をもらったりしました。またご家族の方と、話をする中で、楽しい時間も過ごさせていただきました。いろんな方との巡り合わせの中で、今までとは違った分野の学習を深めることができています。


学年末PTA

2008年03月18日 | Weblog
 早いもので、今年度最後のPTAが開催をされました。春らしい天気の中でした。3年生の保護者の方が抜けられて会員の方も少なくなりましたが、その中でも充実した一日となりました。


◇授業参観
午前中は、公開授業。好きな時間に来て、授業を参観していただきます。午前中は、仕事の関係などから、参観をされる方は少なかったですが、生徒たちのふだんの様子を感じてもらうことができました。

 午後からは、参観授業でした。1年生は、英語、2年生は、数学の授業でした。午後からは、たくさんのお家の方も見えられて、楽しくまた、真剣に授業が行われました。どの学年も積極的な発言があり、自分の考えを発表していく中で明確に意思表示をし、考え方を確かめていきました。

◇PTA全体会
 PTA会長さんや校長先生の話で一年間を振り返っていきました。生徒たちが元気で、そして、活動的に学校生活を充実させてきました。3年生が卒業したあとは、2年生が主力となって機動力を生かしながら、学校を引っ張っていっています。その様子も話されました。

 3学期の経過報告ではかったかくんが説明をしていきました。1月は、韓国から外東中学校の生徒たちが五馬の地にやってきて交流会を持ちました。3年生の入試、2年生のセミナー開始など学習面でもしっかりとした取り組みをしてきました。また1.2年生は、CRTのテストでは、大きな伸びを見せています。そのような生徒の確実な成長を確かめました。


◇学年PTA
 担任、学年の先生と懇談をしていきました。そして、この一年のすばらしいところ、来年度努力していかなければならない課題を明確にしました。


◇懇親会
 夜は、校区の茶屋の本というところで懇親会が催されました。PTAの二役の方のお世話でたくさんのお家の方と時間の過ぎるのも忘れるほど楽しく懇談をしていきました。



 いよいよ26日が修了式です。逞しく成長した生徒たちは、もうすぐ新しい学年に進級をしていきます。



昼休みの運動

2008年03月15日 | Weblog
 今日は、出張でした。夕方出張から帰ってくると、Sくんがやってきて、

「明日は、野球をするよ。」

と言う声。昨日に続いての生徒との接点です。ちょっとここで部活動の話をします。

 五馬中学校の部活動は、4つあります。もちろん全員部活動制です。男子は、バスケットボールと卓球です。女子は、ソフトテニスと卓球です。4つの部活から成り立っています。

 今、3年生がぬけているので、ちょっと寂しい部活ですが、もうすぐ新入生がやってくるので、またにぎやかになります。小学校で、サッカーが盛んですが、中学校ではないので、男子は、バスケットボールか卓球に入ります。最近では、小学校でミニバスケットをしている男子もいます。

 かつては、女子のソフトボールが強い時代がありました。県で優勝をして、九州大会に出場したこともあります。小学校では、最近まで、ソフトボールの男子のチームもあったそうです。だから、野球が上手な生徒が多いです。

 今の五馬中学校は、バスケット男子が昨年、日田市の総体で準優勝を果たしています。強豪のチームになっています。今年は、2年生が県の選抜に選ばれています。女子のテニス部も準優勝。人数が少ないですが、みんなまとまって頑張っています。チームワークで戦っています。

 今日から、部活も日が暮れるのがおそくなってきたので、下校が6時となっています。これから2年生を中心に6月の総体に向けて、真剣に練習を積んでいきます。

 さて、話が戻ります。運動大好きな五馬中学校の生徒たちです。テストが終わった昨日は、久しぶりの野球でした。天気も良く暖かかったので、外に出ました。Sくん一人でしたが、しているうちに、「入れて。」ということで、女子も含めて、5~6人がやってきます。グランドが狭いので、すぐにホームランになります。でもにぎやかです。

 車にグローブとバットをいつも入れています。かったかくんも最近は、体を思いっきり動かすことがないので、いい時間です。

 職員室にやってきた1年生。

「先生、体いいなあ。」

さわりました。

「あっ、脂肪やら。」

がくっ。
 来年度から、腹囲を測定して、基準を超えていた場合は、7回の指導があるそうです。メタボ対策です。それをしないと75歳以上になったときの保険料が違うとか。

 生徒と楽しむことと健康のために昼休みは体を動かそうかな。写真は、今は壊された校舎です。



公立一次入試合格発表

2008年03月15日 | Weblog
朝から学校は、ちょっと緊張気味でした。今日は、公立の一次入試の合格発表でした。

 9時過ぎ、受験校に合格証書を受領に行った先生方から次々に電話が入ってきました。

 合格した生徒は、10時過ぎからの、合格証書取りにきました。3年生は、放課後の授業、土曜日も登校してきて学習を積んだ生徒もいます。志望校の合格を目指して努力を続けてきました。
 卒業してから初めて、学校にやってきました。本当に今までにみたことのない満面の笑みを浮かべていました。気持ちも解放感からかテンションも上がっていました。

 一方残念な結果だった生徒も次の目標に切り替えて、準備を始めました。進路を変更しながらも自分の目標を目指してがんばっていきます。
 3年生の先生方は、太宰府にみんなでお参りに行ったそうです。一人ひとりのことを思いながらこれまで書類の整理、願書の提出などに遅くまで、目に見えない部分で取り組みを見せてきました。

 あと少し、頑張って欲しいと思います。

 合格をした生徒は、合格証書を学年の先生からもらったあとは、職員室に高校ごとにやってきました。おられる先生ごとに、

「ありがとうございました。」

とお礼を言って回りました。

「高校に行ってもたまには、中学校に遊びにおいでね。」
「体を大切に通学をしてね。」
「今までよく努力をつづけてきたね。これからも目標を持って、頑張っていって欲しい。」

など激励の言葉とともに、握手をされていました。
 またそのときの生徒の顔も輝いていました。話を聞いたあとは、笑顔を笑い声で職員室が明るくなっていました。

 校長先生からは、五馬中学校の記念の品物をもらっていました。教えている先生方と生徒たちの一体となっているいい雰囲気の姿を見ることができました。笑顔で感動をするとかは今までに経験はないのですが、それほど素敵な笑顔が印象的でした。

 受験という初めての体験。その中で、不安・緊張などとも闘いながら日々を過ごしてきました。これも生きている中で貴重な体験だと思います。また残念な結果だった生徒もこの悔しい思いがこれからの中できっとバネとなったさらに大きく成長させてくれるものと願いますし、期待をしています。

写真は、先生に激励される卒業生です。



うれしいメッセージ

2008年03月12日 | Weblog
 なかなか生徒と一緒に過ごす時間が少なくなっています。でも自分に与えられた仕事の中でも、できるだけ、生徒のことを大切にした生活をしていきたいと考えてここまでやってきました。

 いろんな失敗もしました。しかし、一つの点で考えるときついけれども、線でこの一年間をみると、本当に充実をしていました。

 3年生から卒業前に、メッセージボードをもらいました。全員の生徒がいろんなことを書いてくれていました。話したりする時間は本当に短かったのですが、一人一人には、この一年間の直接的なまたは、かげからもいろんな思い出がよみがえってきます。

 メッセージを読むと、技術の時間の授業のことがたくさん書かれていました。授業以外では、

「昼休みにした野球がとても楽しかったです。」(Yくん)

「受験のときに応援をしてくれてありがとうございました。」(Kさん)

「いつも明るくあいさつをしてくれてありがとうございました。心配をおかけしました。」(Aさん)

「いつも髪型がかっこよかったです。」(Tくん)
  *これは、逆を言っている・・・。

「話しかけてくれてありがとうございました。」(Sさん)

とてもうれしい言葉でした。

 しかし、その中で印象にのこったことがあります。


「今までに本当にお世話になりました。先生のおかげで高校に行くことができたと思います。卒業前に怒ってくれてありがとうございました。あのおかげで自分の心が変わることができました。高校に入って自分のスポーツにがんばります。本当にありがとうございました。」   (Yくん)
 
 卒業前に、ネガティブに考えていたこと、その行動をとったYくんを、五馬に来てから初めて大きな声でしかりつけました。彼は、あるスポーツにおいて大分県トップクラスの高校に進学が決定しました。
 いろんな不安などが彼の行動を変えていたのです。怒ったことで彼がどのように感じていたかわかりませんでした。でもメッセージに書かれていた言葉を読みながら、感激をしました。あのできごとを彼なりに考えてくれていたことがとてもうれしく思いました。

 卒業式の日に一緒に写真を撮ろうとしたけれど、時間の関係でできませんでした。また学校に出てきた日に撮ります。全国大会で活躍をする彼の姿を期待しています。

 



五馬の先生が・・・

2008年03月11日 | Weblog
 8日(土曜日)の西日本新聞の日田・玖珠版に五馬中学校の先生のことが記事になって出ていました。

 その先生については、先日の3年生を送る会の時にブログでも紹介をしています。500枚の写真を編集して、動画にしてDVDを作成しています。感動をする作品です。

 パソコンのウィンドウズについているムービーメーカを利用しています。ムービーメーカは、写真を入れたときに、一枚一枚を何秒にするか設定をしなければなりません。まとめて同じ時間に調整をしたり設定する機能はありません。 
 また最初のタイトルは、今度は、パワーポイントから取ってきています。パワーポイントでプリントスクリーンをかけてから、ムービーメーカに取り込んでいます。いろんな工夫がされていて、すごい映像です。ナレーションも入っています。

 見るのは、簡単だけど、制作にかかった時間は計り知れません。またパッケージは、売っているものと変わらないプロ級のレイアウトです。生徒たちや保護者の方々はとても喜んでいました。

 生徒にとっても、大切な大切な思い出の一枚です。

幻想的な雪景色

2008年03月10日 | Weblog
 卒業式の2日前水曜日のことです。前日からのニュースで、積雪があると予報されていました。ところによると、積雪が10センチあるということで、通勤を心配していました。

 今年の冬は、スタッドレスタイヤもまだ一度も役に立っていません。四駆に変えてまだその役割が果たせていません。いよいよその時がやってきたのかとちょっとだけ期待をしました。しかし、朝起きてみると、それほど積もってもいなく、まして、道路には雪がありませんでした。しばらく五馬の方に車で上っていくと、雪景色が見えてきました。

 水曜日は、食事を先輩の先生方とする日となっています。食事中、隣の町の先生に言いました。

「先生、今日は、そちらの方はたくさん雪が積もったんではないですか。」

と冗談を言うと、

「違うよ。そんなことはないよ。」

と大好きな焼酎を入れたグラスを持ちながら、

「ここに来て、3年過ぎようとしているけれど、今日の雪はすばらしくきれいだった。」

と言うのです。かったかくんも、同じように感じていたのです。

 写真では分かりにくいかも知れません。説明もしにくいのですが、杉の木などの表面にうっすら同じ方向に雪が積もっています。どかんと積もっているのではなく、細かい枝一つひとつに積もっています。それが凍っているのです。枝の一つひとつが雪とともに凍っているので、木の枝が緑ではなく、白の枝となっているのです。
 
 それが視界全体に広がっています。運転をしながら、その幻想的な風景に感動をしました。写真に撮りたく、車から撮りました。車が後ろから来るので、急いで、シャッターを下ろしました。そんな光景は今までに見たことがありません。

 そのことを自分だけでなく、他の先生など他の先生も感じていたことがとてもうれしく思いました。

 春の桜、夏の緑、空、秋の紅葉・・・自然の美しさを感じさせてくれます。また通勤路から見える九州山地のきれいな山並みは、心を和らげてくれます。

 そして、今日の雪景色。今までかったかくんが見た中で、最高の雪景色。いや今まで見た景色の中でも指折りの最高のものでした。

 白色と緑がおりなす模様。天が与えた自然のマジックだったのかも知れません。



五馬中学校卒業式

2008年03月09日 | Weblog
 春らしい陽気の中での卒業式。今年になって初めてのこの暖かさであったのではないかと思います。多くの来賓の方、保護者の方・・・が集まり、卒業式が行われました。
 前の日の送る会と同様に感激の一日でした。


【卒業式】
 送る言葉・・・生徒会長が一生懸命に原稿を考え、心を込めて、読んでいきました。長い文章、一言一言に、心がこもっていました。
 また卒業生の言葉では、卒業生二人が一緒に送る言葉に応えていきました。いろんな思い出をたどっていきました。

 小さな学校で卒業生・在校生が一緒になって築いた思い出はかけがえのないものだったことがわかります。生徒たちが言葉を言うときには、会場が静まりかえっていました。また言葉と同時に音楽の先生が生徒たちの要望などを聞きながらそして、その生徒に応じた素敵なピアノでのBGM。思いが入っていて、さらに雰囲気を創っていきました。

そして、卒業生の歌、全校の歌では、その思いが最高潮になりました。


【クラスでのお別れ】
 学年の先生たちとのお別れ。先生たちもコブクロの歌を卒業生に贈りました。生徒が帰った前の日に教室で練習をしていました。
 涙のお別れでした。


【見送り】
 校庭での見送り。見送りのあと、部活ごとに短時間でしたが、お別れ会をしました。
 3年生が言葉を言うとき、涙を流している生徒の姿を多く見ることができました。全員部活制の中で、一緒に過ごした時間が思いが脳裏を駆けめぐったからでしょう。


 卒業式が終わりました。しかし、まだ卒業生はほとんどの生徒が進路が決定をしていません。11日から、公立一次入試が始まりますこの入試でみんながいい形で進路を決定して欲しいです。
 
 卒業生から、アルバムやみんなが言葉をかいてくれたメッセージボードを頂きました。宝物として大事にとっておきたいと思います。

 夜は、卒業生のお家の方との懇親会でした。遅くまでいろんな思い出を聞いたり、話をしたりしました。

 五馬中学校に赴任をしてから初めての卒業式が感動の中で終わりました。



高校の送別会

2008年03月06日 | Weblog
 ある高校の部活動の3年生を送る会が先日の土曜日にホテルで行われました。うれしいことに招待を受けました。特に今年は、教えた生徒が卒業をするのです。その晴れ姿を見たかったです。是非、出たくて急いで行きました。

 強豪校だけあって、部員数だけでもすごい数です。その中で、親元を離れて、厳しい練習に耐えながら、部活動を続けてきました。特に、当時勤務先の中学校は、ほとんどの選手が中学校に入学をしてからそのスポーツを始めます。1年生は、総
体予選が終わってから、練習を始めます。また3年生は、県総体が終わったときに引退をします。

 実質2年間の部活動生活です。2年しかそのスポーツをしていなくて、強豪のチームに行くのですから、ついていくには、並大抵にことではありません。やめたいと思ったこともあるでしょう。親元を離れ、寂しく感じたこともあったでしょう。しかし、彼は、3年間やりぬきました。彼が、中学校の3年生のときに、勤務校が郡総体で久しぶりの優勝をしました。長身を生かしての技術がチームに大きく貢献をしました。またチームにまとまりもありました。

 しかし、高校では、いろんな強いチームから来た選手もいます。レベルの高いものがあります。中学校で通用したものが高校では、そのレベルに到達するまでには、多くの時間がかかります。3年生の夏、ベンチに入ることができませんでした。

 あるテレビ局の方が隣の席でした。そのスポーツをずっと取材を続けてきた方です。

「彼は、本当に努力をしていたんですよ。3年生になってから、急に力をつけてきました。ベンチに入れなかったけれど、あのがんばりは、すばらしかったです。」

 ベンチには、入れなかったけれど、見ている人は、見ているのです。卒業生一人ひとりのあいさつの中で、

「3年間、ここで続けてこれてよかったです。」

と語りました。

 かったかくんもあいさつをしました。みんなの前で、彼が控えだったけれど、3年間でたのもしく成長したことを話しました。

「甲子園への遺言」(門田隆将著 講談社)の中で、高畠先生は言います。
 野球で、また人生で伸びる人の共通点7つ。

①素直であること
②好奇心旺盛であること
③忍耐力があり、あきらめないこと
④準備を怠らないこと
⑤几帳面であること
⑥気配りができること
⑦夢を持ち、目標を高く設定することができること

彼は、これから大学でがんばります。7つを持ち合わせています。野球を通し、人間としてもさらに大きくステップアップしていくことでしょう。

 このような節目の送別会に招待をしてくれてありがとうございました。



3年生を送る会がありました

2008年03月06日 | Weblog
 朝の寒さは、まだまだ厳しいものがあります。また今、五馬中学校では、インフルエンザが流行をしています。そのために、全校で集まるときは、3年生の卒業式、また入試などを考慮して、全員マスク着用となっています。徹底しています。
 
 マスク着用の中で、「3年生を送る会」が生徒会主催で催されました。
 この会の実施に向けて、生徒会執行部、担当の先生、視聴覚担当の先生が時間をかけて準備をしていきました。日田市では、卒業式の前に、このような会があります。そして卒業式は、証書授与が中心となっています。


◇ゲーム
 じゃんけん列車のゲームをしました。3年生にとっては、受験前の本当に心がゆっくりできるときです。うんと楽しむことができました。童心にかえって賑やかな声が体育館に響きました。チャンピオンに3年生がなったり楽しい時を過ごしました。


◇3年間を振り返ってのビデオ
 視聴覚の先生が写真を400枚近く編集をして、ビデオにしてくれていました。音楽付きで、1年生からのいろんな思い出をたどっていきました。ビデオの中には、途中途中にお世話に成った先生だけど、転任された先生のビデオレターも入れてくれていました。それがまた感動を呼びました。

 その先生方が卒業式を見ることができない分、3年生に先生たちの思いを伝えていました。中には、大原神社で合格祈願のお参りをしているシーンから、お参りをしたあと、言葉を述べる先生もいました。ストーリーもあって、思いを訴えるには十分なものだらけでした。40分近くのすばらしいドラマのビデオです。編集するのに、すごく時間がかかったと思います。

 3年間の足取りを視覚として見ることができました。感激をしていた卒業生たちでした。そのビデオは、生徒のナレーション付きです。ビデオは、DVDにして、生徒会からのおくりものとなりました。


 3年生一人ひとりのあいさつでは、思わず涙ぐむ生徒もいました。五馬中学校での思い出はかけがえのないものであると思います。この日の感激を胸に明日の卒業式を迎えます。