かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

懐かしい学び

2016年02月29日 | 大分県
雪が降った。この期に及んでまだ雪が降っている。この雪は、もう「なごり雪」と言うのでしょうか。
 

今、校区内の小学校で「学力向上会議」が行われています。今日が最後の学校でした。午前中行われました。それぞれの小学校ではいろんな雰囲気を持ちながら、工夫された学校の運営が図られています。



学校評議員さんたちと一緒に小学生の授業も見せてもらいました。
 

授業の中で、しっかり発言をしたり、音楽のリズムをとったりしていました。それぞれの特徴を生かした学年の楽しい授業でした。
 


学校評議員さんの中には、高校時代の先輩もいました。「キャラハン邸」という同じ下宿でよなよな部屋に遊びに行っていました。よなよな夜遅くまで話もすることもありましたが、

「この参考書を使ったらいいよ。」


「この数学の問題は、こうして解くんだよ。」


など優しく?教えてくれました。質問した難しい問題をすらすら解いて教えてくれる姿に「おっ、すげえ。」と何度思ったことでしょう。


言える部分も言えない部分も人生のそして、勉強の先輩でした。
「受験生だから、勉強の邪魔をしたらつまらんよ。」
とよく、大家さんからも指摘されました。



わんさか男所帯の下宿生活だっただけに、この「2年間半」の話題を出すならば、話も尽きることがありません。この下宿の同級生でも東大に行ったり、医者になったりとハイレベルなものがありました。


1年生の時の同室者が同じ中学校の出身者で東大に行った友だちでした。普通の板のついたてだけで仕切られていました。


こちらが眠たくなっても友だちの鉛筆のさらさらとざらしに書く音が「いやいやこれじゃいかん。」と気持ちを持ち直させてくれました。


この「2年間半」までは順調だったのですが、残りの「半」が勤務校の学校評議員さんのSさんなどのおかげで・・・。はい、楽しませてもらいました。
 

いろんな出会いと人生経験をさせてもらいました。
 


それだけに月日がたち、年齢を重ねても、未だに兄弟的な思いがあります。一緒にふるさとの小学生の授業を見ることがあろうとは予想だにしませんでした。


学力向上の会議でしたが、わたしにとって、当時、学力向上は「先輩に聞く」ことであったかも知れません。


理論派の先輩も一企業の社長さんとなっています。活躍をしています。


いろんな面で、お世話になることもあります。



キャラハン邸の敷地は埋め立てられ、今は、本屋になって、そして最近ではコーヒー店がオープンしました。思い出の学びやの地も様変わりです。
 


学力向上会議からいろんな懐かしさを思い出しました。

桃の節句~春を感じながら~

2016年02月28日 | 大分県
今日の空は、スカイブルーでした。

梅の花を通して見る青空は、春をしっかりと感じさせるものでした。一枚服を脱いで、外を歩きました。気持ち良い陽射しが体に降ってきました。


 
そんな中で、今日は、北九州で家族の桃の節句を行ないました。
「桃の節句」とは、何だ。インターネットによると、


「3月3日のひな祭りは、正しくは上巳(じょうし、じょうみ)の節句といいます。3月の初めの巳の日という意味ですが、のち三日に定まり、また、ちょうど桃の季節なので、今では桃の節句という美しい名で親しまれています。

 
人形(ひとがた)、あるいは形代(かたしろ)と呼ぶ草木あるいは紙やわらで作った素朴な人形に、自分の災厄を移して海や川に流した祓いの行事と、平安時代に始まるお人形遊び(ひいな遊び)とが、長い間に結びついたのが、現在の「ひな祭り」です。

 
ひな人形には、生まれた子どもがすこやかで優しい女性に育つようにとの親の願いが込められています。ひな人形をその子の形代と考えて、どうぞ災いがふりかかりませんように、また、美しく成長してよい結婚に恵まれ、人生の幸福を得られますようにという、あたたかい思いを込めて飾ります。」
 


そうなんだ。
 

みんなで雛飾りを見てから、昼ご飯を食べに行きました。


天気もよく、春を感じながらお祝いをしました。どうか健やかに育っていきますように。みんなが幸せに時を過ごせますように。

実践総合センターの総会~変革期の中で~

2016年02月27日 | 大分県
何かと年度末には、活動の最後の会が行なわれます。その一つとして、昨日は大分大学教育実践総合センター「教育実践研究会」の総会と懇親会が行なわれました。
 

教育実践総合センターには、「客員研究員」という制度がありました。10数年前に1年間任務させていただきました。わずか1年間でしたが、多くの研究に携わることができました。


自分自身の研究とともに、当時は大学や教育センターとも連携をしていたので、実践センター主催の年間通しての「情報教育中核者指導者講習会」の受講、実践センター長が心理学の教授であったので、「学校心理士」の資格取得などの学習もさせていただきました。


貴重な1年間でした。 
 

未だに何かにつけて、当時の大学の関係の先生や研究員の方々と、交流を持たさせてもらっています。それ以来、毎年、客員研究員の研究発表会や「授業力・教師力向上のための夏季講習会」「教育臨床講座」などを受講してきました。


教育実践総合センターの活動とは関係ありませんが、当時のセンター長が主催している「勇気づけセミナー」で学ばせてもらいました。

「学校心理士」になってからは、教育実践総合センターで行なわれている毎年数回の研修会に参加しています。
 

実践総合センターには、自分自身の教職の生活に刺激を当時も今も受けています。あの1年間がどれほど貴重だったかということを改めて感じることができます。
 

そういった中、ここ1、2年、大学の機構改革などが行なわれ、「客員研究員」も制度は残しつつ、現実には、客員研究員の配属がなくなっています。


実践総合センターの在り方が、変革する中、昨日、「教育実践研究会」の総会と懇親会が行なわれました。これまで教育実践総合センターに関わってきた20名近くの大学や現場の先生方が集まりました。


2年間、会長を務めています。これもまたいい経験です。


現在、学校現場も教育改革が行なわれています。大学入試制度が変わっていく中でのそれに対応するために、学校教育の大きな変化、IT技術が教育分野に変化を促しています。
 


これから教育実践総合センターの在り方も変わっていきますが、現場とかけ離れることのない機構であって欲しいと願っています。年に1度会う方がほとんどですが、つながりを深める時間でもありました。

卒業式練習開始

2016年02月26日 | 大分県
今日、まず伝えることは、「朝が寒かった。」
どのくらい寒かった?


***朝起きたときの外気温がマイナス3度だった。同じ敷地でも場所によっては、もっと気温が下がるところもあったでしょう。
ぶるぶる・・・。


***暖機運転をしても、なかなか、フロントガラスが凍っていたのが溶けない。かっちんかっちん・・・。


***周りが白い。山も霜で白くなっているところがある。グランドも凍って白く。校庭の木々も白い。びっくりぽんぽん・・・。

 
そんな寒さでした
 

昨日から卒業式の練習も始まっています。3年生の練習を見学するために体育館に入りました。寒い。
 

でも生徒たちは、短い期間の練習の中で、集中力、緊張感があります。


生徒たちとのタイミングもあるので、卒業証書授与の練習に参加させてもらいました。生徒たちの顔を見ていると、それだけで寂しい感情が沸いてきます。これだけで感動です。

今日は卒業生全員に卒業証書を手渡しました。生徒たちのいい返事、いい態度。
 


本番でのさらに頼もしい卒業生一人ひとりの姿を誰よりも一番近いところで見させてもらいます。3年生の登校日数もあと5日となりました。
 

来週からは、全体練習も入ってきます。
この休み、式の中での言葉を考えよう。

今年度のPTA活動も終わり間近

2016年02月25日 | 大分県
今日の午前中は、県内一周駅伝大会の応援に生徒たちとコースまで出て行きました。春を呼び込む大会です。選手の真剣な走りを見ることができました。



そんな中、本年度最後のPTAの理事会が今日の夜、行われました。三役さん、専門部長さん、地区委員、学級委員などすべての役員さんたちが集まる最後の会です。一年が終わっていくことをしみじみと感じます。



PTAの取り組みとして、お家の方々と一緒にいろんな行事に取り組んできました。除草作業、親子講演会、PTA研修旅行、学年レクリエーション、体育大会、校内音楽会・・・一つひとつの取り組みが楽しく充実できました。
 

笑いが絶えなくかつ真剣に話し合いをもった三役会。前向きな話し合いを行った理事会。そして、和気あいあいとしたPTA活動。お家の方たちの協力体制がしっかりとできていて、様々なところで学校がサポートされていることを感じます。残された活動は、学年末PTAだけとなりました。



リードしていただいた役員さんたちに、一人ひとりのお家の方の協力に感謝の気持ちでいっぱいです。最後の会議が今晩、終わりました。


活動は、来年へと引き継がれていきます。

先輩方とのつながりの旅

2016年02月24日 | 大分県
先日、かつて同じ活動をしてきた方々との旅行に行きました。先輩方には、いろいろと指導をしてもらいました。


何かあったときには、相談にも乗ってもらいながら、道を歩いてきました。


20年以上のおつきあいです。


あっという間の月日です。
 


一番年下だけに、「世話をするのが当然・・・。」みたいなところもあり??お世話をさせてもらいました。旅の中で、懐かしい話やそれぞれの今の活動の話などに華を咲かせました。

またエネルギーの「元気」をもらいました。


何かと心遣いをしてくれる旅行会社の方にもお世話になりました。南国のきれいな風景を見ながら、非日常の世界を楽しむことができました。


感謝です。またみんながそろう日が楽しみです。

別れの季節

2016年02月23日 | 大分県
今日は、スクールカウンセラーの先生のお別れ会の集会を朝、行ないました。

また、同じ職場の先生が、
「休みの日には、子どものところに行ってきます。」
と話していました。


子どもさんが大学を卒業するのに、「発表会」に行くということでした。家族も出席してその会が行われるそうです。参加したついでに、できる限り、子どもさんの荷物を持って帰っておくそうです。


 
そういった話題があちらこちらで聞こえてきます。
 

高校や専門学校、大学に合格した子どもたちも多くいます。その中で、家そしてふるさとを離れて生活をしていく生徒もいます。
「今、持っていくものをそろえているところです。」
と先日お会いした方は言っていました。 
 


自分自身も同じでした。高校から通学の関係で、下宿に入りました。新しい生活にこちらは、期待に胸を膨らませていました。


しかし、いざ、自分が親の立場に立ったときに、生まれてから今までずっと一緒に生活していた家族がいなくなるのは、家族にとって大きな変化ということを改めて感じました。


自分自身が兄弟の中で一番下でした。


上のきょうだいが休みで帰省して、家からそれぞれの生活に戻っていったときの、家の空間が何とも言えないものがありました。涙をためて、バスを見送る母の姿も忘れません。


また家の帰省してくるときのわくわく感。


わが子たちも、自分と同じく高校から下宿生活をしましたが、家を離れたときの静まりかえった家は、寂しいものがありました。両親は、このような気持ちでわたしを送ってくれていのでしょう。


しかし、こういった寂しさも逆を言えば、成長する中で、自立できる大きな機会であると思います。

子どもたちも、巣立つということは、これまで以上、行動に大きな社会的な責任がかかってきます。大きな経験もできます。
 

2月、3月・・・学校に合格、就職などという春の喜び、そしていろいろな生活の変化。別れ、出会い・・・。
 

たくさんの方のこのような話を聞きながら、今では懐かしい昔の思いに浸ることができます。

いろんなところでの再会

2016年02月19日 | 大分県
いろんなところでのかつての生徒との出会いがあります。今日、ひょんなことで、教員になって初めて赴任した学校のときの子ども(もう大人☆)のよしこちゃんと連絡をとることができました。



年賀状を出しても、戻ってくるようになりました。住所を聞くと、変わっていました。久しぶりの会話。
 

よしこちゃんは、当時、家に帰ってから、すぐに学校に遊びに来ていました。一緒にグランドで遊んだりしていました。その時に、ゲームを持って来ていました。ゲームが好きなことは、知らない人はいない。

司令台を占拠していました。


「まさか、今日もゲームをしよったんじゃないよね。」


~もうしていないよ。今、横で、子どもがゲームをしている~
血筋か。

でももう、お子さんも中1と高3だそうです。早い。しっかりお母さんをしています。
 


話が違って、Mちゃん。こちらもお子さんが初めての小学校入学で、夜、子育ての相談を受けました。


中学校時代、バスケットボール部で頑張っていたのが、昨日のようですが、こちらも仕事と育児を両立させているのがうれしく思います。医療の道で頑張っています。


先日は、Mちゃんの友だちの結婚式で一緒になりました。


自分だけでは解決できるものではなかったので、人を紹介してあげました。その人も教えた生徒のAくんです。いろんな時にお世話になっています。


悩みながら、いろんな人とつながっていくと、またいつかは、人の相談にものってあげることができると思います。頑張って欲しいです。
 


さらにさらに今日は、パソコンの周辺機器の設定にさんだくんが。お姉さんの学年を担当したり、お父さんたちには本当にお世話になりました。でもお父さんが突然亡くなりました。


しかし、こうして、ふるさとで、社会人としてしっかりと活躍している姿が頼もしく感じます。


いい笑顔で接してくれます。いろいろと教えてもらいました。


教員をしていると、いつも思うことがあります。以前も書いたかもしれませんが、その時は、生徒であってもいつかは追い越してくるときがあります。立場が逆転するときがきます。お世話になるときがやってきます。



生徒は、いつまでも生徒ではありません。生徒が自分にとって、「先生」になるときが来ます。教員をして、生徒が社会人になっていくときに、それに気づきます。
 


その時が、教員になって「幸せ」と思う時かも知れません。

優しい心が芽生える中で

2016年02月18日 | 大分県
今日は深い霜に明けた朝でした。白い梅の花の向こうの屋根の白さ。ホワイトビューでした。雪ではありませんが、白い世界に包まれていました。
 

昨日の午前中、3年生は「保育実習」でした。家庭科の授業の中で、この1年、「保育」の領域を学んできました。そのまとめとしての実習です。受け入れ先の保育所の先生方も全面バックアップをしていただいています。


起承転結。スタートから実習の終わりまでしっかりと綿密なスケジュールを立てて、この実習が生徒たちにとって、実りあるものにするために、心配りをしてくれていました。


家庭科担当の先生も遅くまで残って準備をしてくれていました。
 

メインとなる保育園の先生が、中心となって、歌や踊りで園児との出会いです。一緒に歌ったり、ダンスをしたりとアイスブレイキングタイムです。


生徒たちが接しやすいように園児の心をほぐしていきました。
 

園児と接する生徒たちは、とても優しい顔になっています。園児の心にふれていくこと、人の成長段階を肌で感じること、園児と過ごしながら、優しい心を持てることを願っています。


文部科学省の学習指導要領では、


「幼児の観察やふれあいをもとに、子どもと家族の関わりや家庭や家族の基本的な機能を考えさせ、自分の家族関係の振り返りにつなげるように展開させる。」


となっています。
 


またこのようなふれあいの場を仲間と取り組むことで、

「礼儀正しく、社会常識・道徳性を身につけた生徒」
「お互いの良さや違いを認め、仲間と協力できる生徒」

につなげることができたらと思います。出張の関係で最後まで実習を見ることができませんでしたが、学校とはまたひと味違った生徒の頼もしい姿に出会うことができました。


まもなく3年生は卒業していきますが、「保育」の学習で学んだことをこれからの生活で生かすことができるときがきっとやってくることでしょう。

あやちゃんとその仲間たちとの音楽会~つながりの会~

2016年02月17日 | 大分県
第8回つながりの会開催のお知らせ

「第8回つながりの会」を3月13日(日曜日)に開催します。ご案内を。今回は、「スプリングコンサート」ということで、ふるさと中津を離れて、音楽家の道へと進んでいく高校生あやちゃんのトロンボーンを中心とした演奏です。

2回目の紹介です。

3月の「つながりの会」は、
 

第一部は、スペシャルゲスト「あやちゃんとその仲間たち」の演奏です。
あやちゃんは、大分高校の吹奏楽部で3年間頑張ってきました。

大分県で金賞を受賞し、九州大会に出場しています。そして、この春卒業します。そして、東京の音楽大学に進学していきます。あやちゃんと高校時代の仲間たちが、演奏に駆けつけてくれます。



またあやちゃんから、吹奏楽部で頑張ったこと、苦しかったこと、これからの道について話もしてもらいたいと考えています。これからの時代をになう人の話や演奏でエネルギーをもらえたらと思っています。
 


第二部は、
○とりとめのない井戸端話です。
今の思いや悩みなどをお互いが気軽に話せる「トークタイム」です。
 

では日程を紹介しましょう。


(1)日時 3月13日(日) 18時30分からです。

○「あやちゃんとその仲間たち」のコンサートは18時45分からです。


(2)場所 かったかくんの家の座敷
 

(3)会費 無料
 
(4)定員は30名程度(資料やカレーの関係で、事前に連絡下さいね。)
 

(5)プログラム
○18時30分 
  カレータイム
○18時45分    
 「あやちゃんとその仲間たち」のコンサート


○20時
 雑談会
              (終了21時です)               


(6)その他
○車は、坂のところに止めて下さいね。
○おかせいできる方は、17時30分にお願いします。    
 

子育て中の方もそうでない方も地域の方もみんなで楽しみませんか。子どもたちもOKです。


みんなであやちゃんの演奏を聴いて、そしてそのあと思いの「伝え合い」をしませんか。

若者が活きる街づくり

2016年02月16日 | 大分県
今日も雪が舞う一日でした。朝起きるとうっすらと雪が積もっています。季節も最後の冬模様を演出しています。

今日はランの花と雪です。ランの花は、粘土で作っています。昨日、公民館に勤務している先輩にいただきました。
 

昨日は、午後から市の「雇用」についての話し合いが行われました。中学校・高校、行政、商工会議所、振興局、ハローワーク、労働基準監督署、企業などの関係機関の方10数名が集まっての会議でした。

市の進路担当ということで、参加をさせてもらっています。
 

地元の企業の実態、商工会議所からの報告など、学校では知ることができない話題があります。中学校では就職希望者が市全体でも5名を切る実態があり、直接雇用と関わりがある中学校は少ないです。

 
しかし、間違いなく3年後は多くの生徒たちは地元またはふるさとを離れて職についていきます。
 

いろんな報道では、社会は「ゆるやかな回復傾向」と言いますが、現状厳しい状況があるというところから、話が始まっていきました。
 

国勢調査の速報では、人口が増になっているのは、県内では大分市だけであると言います。しかし、減少幅はいろいろあって、ふるさとの市は、人口減少の幅が小さいというデータがあります。


自動車産業など企業の誘致がその要因となっているようです。しかし、同じような自動車産業が中心となっている市の例では、その市では、若者の定着が少ないそうです。
 

人口減少幅が小さい、若者が定着できる要因として、


○働く場所がある 
○安心して子育てできる環境にある(病院・学校など) 
○買い物する場所 
○交通機関 
○娯楽施設 

などがあげられます。トータル的な魅力ある街づくりを推進していく必要があります。

今日もトータル的な高校への要望についての話がありました。部分的でなく、いろんな角度からそうごうして考えていかなければならない時代になっています。話を元に戻すと、
  

雇用の問題として、大きな企業だけでなく中小企業、さらに数名のごくごく小工場など、いかに活性化していくべきか、これから検討していこうということになりました。
 

企業情報発信、市の魅力情報発信そして、耶馬溪など観光資源を外国人にもアピールできるようにしていくような話も出され、これからの課題として残されました。
 

バレーボール部の監督をしている高校から参加していた先生は、

「東京では目立たない。だから地方で目立ちたかった。
だから高松に行き、全国レベルまでひきあげた。」

こと、縁があり、中津に住み、

「地方から全国発信を行なわれるようになった」


ことを力説していました。足もとをみれば、地方だからできることがたくさんあることを伝えたかったと思います。
 
 
若い世代が都会にあこがれるのを止めることはできません。


しかし、高校生や中学生に地方の素晴らしさに目を向ける教育、ふるさとに魅力を感じる教育と実践を学校がしていく必要があるのではないかと具体的に指摘もされました。


学校からだけではなく、いろんな立場の方からの思いを聞く、学校とは違う会議のスタイルでビジョンを聞く場にいることができ、充実した時間となりました。

窓辺に咲く桜

2016年02月15日 | 大分県
寒い一日でした。雪が一日舞いました。春の陽気と思えば、冬に戻る・・・そんなこの頃の気候です。自転車で登校してくる生徒も、

「寒かったあ。」

の声。でも今日の学校には、桜が咲いていました。環境整備の方が、桜の枝を持ってきて、ペットボトルに入れて窓辺に置いてくれていました。

毎朝、出勤してくると、水を入れ替えながら、
「卒業式に咲くといいですね。」
と言っていました。

ところが、今日、その方が、
「先生、桜の花が咲いている。」
と言うので、窓辺に行ってみました。

おっ、見事です。桜の花の7分咲きです。


「卒業式まで花は持たないでしょうね。」
と嬉しいような寂しいような言葉です。

3年生への心のこもった「プレゼント」と考えたのでしょう。やわらかく優しい心を持った方です。


「今からまた枝を持ってきたら、卒業式に間に合わないでしょうか。」
と言うと、ゆっくり考えながら、


「そうしましょう。」
と答えてくれました。
 

窓辺に咲く桜の花。そして花を通しての見える雪。春と冬のよそおいが何とも言えないいい朝でした。
 

そのスローな時間を楽しみました。
あとは、いつもの臨機応変で対応するピッチの速い一日となりました。


朝の「桜の花」でなんとか一日が保てました。はいっ。

野球仲間とのプチ旅行

2016年02月14日 | 大分県
野球仲間とのプチ旅行に行ってきました。
20代からずっと一緒に野球を続けてきています。

縁が縁をもって、学生時代の仲間ともつながっています。いろんな方がお世話をしてくれながら、楽しい旅行となりました。
感謝です。