かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「時代の流れに~教育の変化~」

2017年10月31日 | Weblog
今日で、10月も終わりです。明日からいよいよ11月となります。

朝から、大分市のホルトホール大分に出張でした。

『「社会に開かれた教育課程」の実現に向けた協議会』でした。

昨日は、小学校、今日は、中学校の研修会で、各学校から2名の参加です。



研修会では、県下からなので、知り合いもたくさん来ています。大学時代の野球部の後輩のM(プリプリではない)もいました。開会の前に、どんと入り口の椅子に陣取って座っています。

「12月に、集まりましょう。」
そうやった。夏に、のけものにされた・・・。お世話をお願いします。
久しぶりに懐かしくいろいろと話ができましたが、風貌が相変わらず、あっちの方みたいです。


 
今年の3月に文部科学省から「学習指導要領」が発表されました。平易に言うと、学校で行う教育の内容を示しているものです。


その前文に「よりよい学校教育を通して、よりよい社会を創るという理念を学校と社会とが共有し・・・社会との連携及び協働によりその実現を図っていくという、社会に開かれた教育課程の実現を図っていくという、社会に開かれた教育課程の実現が重要となる。」という文言があります。
 


つまり、小学校では平成32年度から、中学校では、平成33年度から、この学習指導要領での教育の全面実施が展開される説明会です。


うん?まだ先の話ではないか・・・と思う方いるかもしれません。


しかし、そこは、先行実施というものがあるのです。
 


小学校は来年から、「外国語活動及び外国語」が入ります。小学校3年生、4年生では、15時間、小学校5年生、6年生はそれぞれ年間50時間の外国語の授業が始まります。

教科になった「特別の教科 道徳」は今度の4月から実施です。びっくりでしょう。
 

一方中学校はと言えば、来年から、数学は、内容の追加や省略があります。社会は、新学習指導要領によることができる・・・つまり、新学習指導要領で授業をしてもよいというのです。

道徳の全面実施は、小学校より1年遅れの再来年の4月からですが・・・これも

「全部又は一部について新学習指導要領によることができる」

となっています。平成33年全面実施ということですが、実際には、来年の4月から教育の内容が変わっていきます。今度の4月から平成33年度の全面実施までの間を移行措置期間と言います。
 


教える側もしっかりと移行措置の教育内容を把握して、生徒たちに指導していかなければなりません。

〇グローバル化の進展
〇生産年齢人口の減少
〇社会や産業の構造の変化


など社会の変化に対応する教育をしていかなければなりません。



しかし、一方、せめて日本全体が求めていく姿、次の時代に子どもたちが生きていってもらいたい姿のこだわりを持ちながら作っていくための変化にさせていって欲しいですね。


でなければ、常に時代の流れに揺れて、ゆれてブレて、ぶれてしまう教育になってしまうような気がします。
 


10時から夕方の4時30分まで、みっちり・・・の一日を過ごしました。

「秋が深まる中での学校の一日」

2017年10月30日 | 大分県
台風一過が過ぎていくと同時に秋が深まったような気がします。学校に行く途中、周りの山々の木々、通り道の木々が一気に色づきました。とてもきれいに見えました。
 

秋が深まり、間違いなく冬が近づいていることを感じます。学校の窓の向こうに見える紅葉が美しいです。


学校では、今日は「学校公開日」でした。
 


たくさんではありませんでしたが、お家の方、高校の先生、地域の方が来て、生徒たちの授業の様子を見ていただきました。
休み明けでしたが、生徒たちは、一日、しっかり学んでいきました。

「ホームページで学校公開と知って、授業の様子を見に来ました。」
という他校の先生もいました。

「見てもらう。」
ことは、生徒たちにとっても励みになるようです。お家の方が見に来ていることがわかると、笑顔で応えているのが、印象的でした。
 

11月は、校内音楽会の日、12月は14日が学校公開日となります。いろんな角度から生徒たちの姿を見てもらえたらと思います。
 

そして、10時30分から、ミニ講演会を校長室で行いました。


主任児童委員のさとう先生が「子育てのすすめ」ということで話をしていただきました。参加したみんなで、お茶を飲みながら、話を聞いたり、思いを伝えたりしていきました。
 


子どもたちは、死ぬまで自分で判断して、乗り越えていかなければならないことがたくさんあります。強さが必要となります。
だから、今、この時期にたくさんの体験を意識的にさせてあげることも大切であることを伝えます。


さとう先生の子育ての経験から、保育士としての経験から具体的に話をしてくれました。
 


手助けをしなければならないこと、そっと見守っていかなければならないこと・・・あたたかい言葉のシャワーをかけることなど話を進めました。

またお家の方同士、いろんな思いも会話の中でしていきました。話を聞くと同時にいい交流ができました。
 


昼からは、市としての行事の運営などの話など、市役所や教育会館で会議があり、学校と会場とを行ったり来たりして、家に帰ったら、こたつの中に引き込まれるようにあったかさで、いつの間にか寝入ってしまっていました。
 


10月も明日で終わりです。11月になります。月日が経つ早さを改めて感じます。2017年もあと2か月です。

「学校心理士会公開講座での発表」

2017年10月29日 | 大分県
台風が過ぎ去っていきました。今年は、これで最後の台風がなることを願っています。もう台風もいいでしょう。2週に続けてやってきた台風。やきもきさせながら、過ぎていきました。
 

こんな雨の中で、昨日の土曜日は、午後から大分大学で「大分県学校心理士会公開講座」がありました。「

災害と学校~外部からの支援をどう使う」
というテーマで開催されました。
 

「熊本地震における対応と課題」ということで、熊本県尚絅大学短期大学部の緒方先生、「災害時における学校と外部機関との連携~熊本地震スタートアップ支援に参加して~」(大分県立看護科学大学 吉村先生)そして、「生徒の命を守る~九州北部豪雨から~」について、わたしが実践発表をさせていただきました。

生徒の命を守ることは、365日の取り組みですが、2012年の2度にわたる災害、2017年、今年の災害での取り組みと課題などについてまとめ、提起をしていきました。
 

今回の報告をする中で、実践をまとめていき、改めて、災害の取り組みについて、見つめ直すことができました。
 

熊本県の緒方先生は、
〇2度の強い揺れと何度もおきる余震により精神的なダメージを受けた子どもたち
〇自宅の被災、職場の被災、避難所での対応、休校中の子どもたちの対応で不安と疲弊する保護者
〇学校関係者は、子どもたちの安否確認、避難所となった学校での対応、再開に向けての取り組み、学校のことと、教職員自身の自宅の被災で見通して持てない心身の疲労感

等から心理士として、組織的に対応していった事例が報告されました。初対面の子どもたちと関わりを持つ難しさの中で、心に寄り添っていくアクティブな活動を知ることができました。

お家の方の安定なしには、子どもたちの心の安定を図ることができなかったことなど伝えてくれました。
 

大分県看護大学の吉村先生は、外部支援者の利用に割く時間や労力がない中で、どのように派遣校に入っていくのか、入ってどのような支援をしていったのか具体的に話をしていただきました。
 


わたしは、災害の第一報入ってからの取り組み、特に、2012年は、前例がない災害の中での難しい取り組みを報告しました。

前例・経験がない、水害に対してのマニュアルがない、防災メールなどもない中での取り組み、そして2017年の災害などについて学校現場の中からの話をしていきました。
 



子どもたちの命を守る、心を守るということは、熊本地震でも九州北部豪雨でも同じです。
 


一人では支援、取り組みをすることは不可能です。いかに組織的に取り組みをおこなっていくのか、災害のない時からしっかりと考え、シミュレーションをしておくことが大切か、災害に遭遇したときに特に感じます。


昨日は、いい機会を与えてもらったと同時に危機管理について学ぶことができました。

「耶馬溪校紅葉祭~若人の熱いステージ~」

2017年10月28日 | 大分県
台風がまた近づいてきています。天候が不順であることを痛感します。毎日が雨・雨・雨の連続です。趣のあるふるさとでもあります。




雨の山にかかる霧の中がとても美しく眼前に広がります。
 

そんな雨が降りしきる一日でしたが、秋のイベントの真っ只中です。週末は、いろんな行事が詰まっています。
 


今日は、中津南高校耶馬溪校の文化祭である「紅葉祭」が「やばけいサニーホール」で行われました。以




前は、耶馬溪校の体育館で行われていましたが、昨年より、「やばけいサニーホール」で実施されています。ちょうど、町の真ん中にあり、人が立ち寄りやすい環境にあります。



開会式の時は、観客の方もパラパラでしたが、時間が経つごとに会場いっぱいに人が埋まりました。躍動感のあるステージを堪能していきました。
 


耶馬溪校の生徒たちは地域に根ざした活動してくれています。校長先生をはじめとして、先生方がそれをしっかりとサポートしています。地域と学校が一体となった熱い会場になりました。紅葉祭のテーマは、



「~かがやく山水 若き主人公~『耶校絵巻に描く未来』」


です。


生徒たちは、生徒同士のつながり、また地域とつながっていきながら、未来を描いていくという思いがこもっているのでしょう。
 


校長先生や生徒会長のあいさつから始まって、ステージが盛り上がります。書道や音楽を選択している生徒のパフォーマンスなどがありました。



軽快な音楽に乗り、書道を選択している生徒たちは、「感謝」の気持ちを込めた字を書いていきました。



「ホタル学」を選択している生徒は、ホタルマップを観光周遊マップと連動させて報告していきました。

発表する練習も積んでいるのでしょう。


わかりやすい説明で、ホタルの習性などを理解することができました。ふるさとの良さを生徒たちの報告から改めて、感じることができ、とても嬉しく感じました。
 



勤務校やかつて赴任した学校の生徒、教えた生徒のお子さんなどが頑張っている姿を見ることができました。

頼もしく人として大きく成長しているのが、いろんな姿から感じ取ることができ、感激しました。




午後からは、大学で実践発表をしなければならなかったので、時間ぎりぎりまでいて、急いで大分市に向かいました。


勤務校の中学校の生徒の「絆のステージ」など最後まで見ることができなかったことに悔いが残ります。
 
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若者の青春のエネルギーをステージで爆発していました。熱気ムンムンでした。「ふるさとに元気がもらえるね。」周りにいた人の言葉が印象的でした。

つながりの会・・・台風接近のために延期

2017年10月28日 | 大分県
今年になって新聞にも活動が紹介されている元保健師で看護師でもある宮永直美さんの「体のトリセツ」のお話をメインにした「第15回つながりの会」を10月29日(日曜日)に開催予定でした。

しかし、台風22号接近のために、安全を考慮して延期します。楽しみな話だったのですが、残念。

ちょうど、九州最接近と重なります。

また日程については、連絡しますね。


「修学旅行終わって」

2017年10月26日 | 大分県
修学旅行が終わりました。台風の影響が心配されましたが、初日の広島の見学において雨が降りましたが、あとは、順調に見学を深めることができました。
 

帰校してから生、ふと向こうをみると、生徒が、「かげおくり」をしていました。
「ちいちゃんのかげおくり」?。



かげおくりができるほど、青空が生徒たちの帰校を待っていてくれました。
 

修学旅行では、たくさんの出逢いもありました。
 

フェリーの中で、フェリーのサブマネージャから名刺をいただきました。会社としての名刺交換だと思いました。すると、その方から、
「マネージャがよろしくお伝えくださいとのことです。」
とマネージャの名刺をいただきました。
 


名刺を見ると、小学校勤務時代の子どもだったけんたくんだったのです。
このフェリー会社に就職していたのは知っていました。
たくましくたのもしく立派に社会人として活躍をしています。会いたかったです。

どこかで今回の旅行で勤務する学校がフェリーに乗ることを知ったのでしょう。働いている姿を見たかったです。


小学校時代からの一気に社会の一線で働いている顔になるのですから、ドキドキ感があります。胸が熱くなる思いがありました。
 

来年は、ぜひ、マネージャとして、乗船しているけんたくんの船に乗りたいです。
 


船では、生徒の部屋の前にご夫婦がいらっしゃいました。
「わたしのふるさとです。」
話を聞くと、高校まではふるさとで過ごしたようです。


今は福岡の方に住まわれています。退職されて、永平寺にお参りに行った帰りと言います。
「念願の永平寺に行ったんですよ。」
と言いながら、ふるさとで生活していたことの様子を話してくれました。


横では奥さまがにこにこして見ています。
 



今日は、生徒たちも引率した先生たちも振り替えの休みでした。じっとしていたら自然と目が閉じます。きっと生徒たちは、元気よく過ごしていると思いますが、いい休養になったと思います。
 

また明日からいつもの学校生活が始まります。

これからまだまだ同じ市から修学旅行の学校が出発していきます。
生徒たちにとっては、一生に一度の旅行です。
どうか天気に恵まれて、みんなが素敵な思い出を創って欲しいと強く願っています。

解団式〜修学旅行4日目〜

2017年10月25日 | 大分県
生徒たち全員、楽しくそして無事に帰ってきました。

体育館で解団式を行いました。
ガイドをしてくださった方にお礼を生徒たちで伝えていきました。

たくさんの方のお迎えがありました。忙しい中にありがとうございました。

速報はこれでおしまいです。読んでいただきありがとうございました。

九州が見えてきました~修学旅行3日目~

2017年10月25日 | 大分県


いよいよ九州が見えてきました。今は、ここを通っているところです。
修学旅行4日目の朝です。
おはようございます。夜明けの空がとてもきれいです。

生徒たちは、昨日はぐっすりと寝ていました。


今は、姫島を近くに見ながら、船が通っています。

生徒たちはみんな元気です。予定どおりに門司港に着きます。

また朝食の様子をお伝えしますね。

「九州へ向けて出航」

2017年10月24日 | 大分県
いよいよ船は、九州へ向けて、神戸港から出港をしました。今は、明石海峡大橋を抜けて、一路門司港へと向かっています快適な船旅です。生徒たちの部屋もホテルのようにきれいです。



修学旅行最後の夜を迎えて、友だちとの絆を深めているところです。


と言っても就寝時間となっています。寝ているでしょう。たぶん。おそらく。
 

今日は、京都を出発してから、宇治の平等院鳳凰堂、奈良公園(東大寺、二月堂・・・)、法隆寺と日本の歴史を学ぶための研修でした。そして最後は、歴史から離れて・・・大阪海遊館での見学で、研修の全日程を終了しました。
 



実際に知識として持ち合わせていたとしても、実際の目で、見ることはさらに、知識を深めること、関心を持つこと、歴史の連動性を感じることなど、思いを発展させていきます。南大門の大きさ、大仏殿の大きさには、驚いていました。



また、現地のガイドさんは、生徒たちに興味をひかせる語り口で、話をしてくれました。またいいタイミングを見計らって、大仏を背景にした写真撮影をさせてくれました。奈良公園は、すごい人出でした。


多くの外国人も訪れていました。その中で、貴重な写真もたくさんの撮ることができました。
 



一方斑鳩の法隆寺は、これもまた奇跡的にお客さんが少ない時間帯に居合わせました。


宝物殿は、後から、人が入ってきましたが、最初は、耶馬溪中学校の生徒だけでした。


こんなにゆっくりと玉虫厨子や百済観音像を見ることができたのは、初めてでした。
「何かをもっている」2年生の旅行でした。
 


最後は、海遊館。自然の神秘を感じました。



同時に、最後のお土産をここで買いました。
「お母さんに買ったよ。」
おっ、優しいね。
「このぬいぐるみ、どっちがいい?」
どっちかなあ。大きい方がいいけれど、値段がね。
 


素敵な笑顔、テンポある会話。楽しむことできました。 
 


フェリーに乗り込んで、帰路に着きました。明石海峡大橋などを通過していきます。快適な船旅となっています。
 





生徒たちからたくさんのお土産話を聞いて下さいね。台風の影響が心配されましたが、広島での雨以外はほとんど影響がありませんでした。


「何かをもっている」2年生の旅もフィナーレを迎えようとしています。

さあ寝るぞ?!~修学旅行3日目~

2017年10月24日 | 大分県
22時になりました。
生徒たちは就寝の時間です。

班長会議、班会議と行う中で、生徒たちは、マナーを守ったフェリーでの行動を確認しました。

先生と生徒たちと真剣な会議の風景でしょう。

明日は、8時30分が下船となります。

予定通りの日程で進んでいます。全員が無事にそして充実した時間を過ごしていることが嬉しく感じます。