かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

はかなく散っていきました

2009年06月30日 | Weblog
 日曜日、軟式野球の一般県民体育大会中津市予選会でした。


 下毛郡時代は、10回以上県民体育大会には、軟式野球で参加をしていました。下毛郡時代は、町村対抗戦でした。優勝した町村に出場権をもらうことができました。中津に合併されてからその壁は厚いものとなっています。中津市予選は、クラブチームが対抗していきます。優勝したチームに出場権がもらえます。



 毎年、惜しいところまでいくのですが、あと一歩といったところで、負けてしまいます。



 県民体育大会の試合の構成は次のようになっています。20代2人、30代3人、40代2人、50代1人です。ばりばり○十代の若手です。


 雨が心配された試合も時間が遅れながらも開始されました。二回戦からの出場でした。二回戦、序盤戦は接戦。中盤から点が入りました。二番、セカンドでした。相手は、山陽クラブです。



 OB野球では、山陽クラブに所属しています。やりにくかったです。でも打撃は、この日は、絶好調でした。第一打席では、レフトオーバーのタイムリー二塁打を打ちました。

「ばかか、かったか、おまえ打つなよ。」


と相手の投手のNさん。でも20代のときから、いろんな面でかったかくんの親分です。一昨年のOB野球で同じチームで試合をしたときに乱闘未遂事件?!がありました。三塁を守っていて、相手が盗塁をしてきました。捕手からのボールがそれたので、相手と交錯をしながらタッチに行きました。


 相手が食って掛かってきたので、エキサイティングになっているこちらも・・・。と思ったら、回りも集まってきました。そこで親分の登場。ピッチャーマウンドから降りてきました。すぐにみんな散っていきました。優しい人ですが、見たら散ります。(どういう人?)




 何とか勝利をすることができました。




 次は、準決勝。中津工業高校野球部OBです。最終回まで0対1で接戦でした。ランナー二塁でヒットを打ちました。でも走者がホームをついてアウト。同点を逃しました。最終回に追加点を入れられ、0対3で負けました。



 一昨年の大会では、ヒットを打って一塁に走っていたら、足がビキッといって足を引きずったこともあって、今回は、完全テーピングで防御していきました。



 県体の夢ははかなくも悲しく?!散りました。しず心なく花のちるらむです。まったく・・・。




 20代のときは、まだ30代がある。30代の時は、まだ40代がある・・・と思っていたら、ついに最後の年代となりました。(なんか寂しいものを感じます~)ついに終わりの年代になりました。出場できるのもあと数回しかないんですよね。

終日充実した土曜日

2009年06月28日 | Weblog
昨日の土曜日は、早朝から夜まで終日行事のつまった一日でした。


 【日田の街へ~公民館での行事~】
 10時から日田市街の公民館へ。初めてでしたが、駅の近くにあるとてもきれいな公民館でした。そこは今日から始まる小学生を対象にした「スクラム教室」の開講式でした。そこに招かれ、話とレクリエーション指導をしました。


 ふだんは中学生と接していますが、こうした形で小学生たちと接することはとても楽しいですね。


 レクリエーション指導をすることは勉強になります。さまざまな子どもたちがいます。学校とは違っているので、子どもたちは開放感があります。だから初めて出会ったこのような子どもたちをどのようにひきつけて指導をするか、わずかな時間の中でどのように満足して帰ってもらうかということがポイントとなります。


 指導の案を立てていくのですが、まずその通りするのは、無理です。実態を観察しながらすることを考えていきます。


 公民館の主事さんに助けてもらいながら進めることができました。だんだんと子どもたちものってきて、盛り上がることができました。10時20分くらいから12時までの時間を過ごしました。小学生の素敵な笑顔に接することができました。





【大分県学校心理士会へ】
 続いて大分大学の心理学棟で、大分県学校心理士会の研修会が2時から行われました。


 大学の先生、県下の心理士の先生、大学の学生などが集まって研修を行いました。年に数回研修会が行われます。あまり手伝いはできませんが、今年度は、学校心理士会の副会長としてちょっとだけお世話をしています。


 この日は、「学校危機管理」というテーマで、「大分県精神福祉センター(ハートコムおおいた)」の原田先生をお招きして話を聴きました。学校に何かおきたときに必要とあれば「CRT」というグループが24時間以内に出動して、学校と連携をとりながら対応していく組織について話をしてくれました。子どもを守る視点からわかりやすく話をしてくれました。



 研修会が終わったあとは、役員会があり今後の研修の計画を立てていきました。今年度も発達障害、自殺自傷行為などの研修会を開いていきます。
 いろんな分野の人から学ぶことができる機会を大切にしたいです。




【夏祭りの準備】
 7月の下旬に近所の神社の夏祭り、若宮祇園があります。その準備の真っ最中です。家についてからすぐにお宮の社務所に行きました。この日は、祭りのうそかえ(抽選券)の整理です。

 先週はお祭りの総会でした。毎週、取り組みがあります。


 天気もよく地区が賑わうお祭りにしようと来れる人で取り組みを少しずつしています。どんど焼きやお祭りなどの行事で地区の人たちの交流が図られています。

心からの願い

2009年06月26日 | Weblog
 6月の中旬のこと。以前勤務していた学校の生徒が新型インフルエンザにかかったというニュースを見ました。


 一週間とちょっと臨時休校となりました。でももう間もなく学校が再開するということです。生徒の状態もよくなっているとのこと、安心しました。 

 この間、マスコミにあまりにも大きく取り上げられることも多く、当人そして生徒たちは病気に対して不安、心の動揺は計り知れなかったと思います。教室の中までもカメラを回しニュースに取り上げていました。子どもたちの気持ちを考えるとやりきれない思いでした。





 インターネットを見ていると、このように書いているコラムがありました。

『今回、日本で最初の頃、発症した生徒は、たまたま検査したら、そうだったということで、周りには同じような症状の人たちがたくさんいて、自然に治っている人もいたと報道されています。

もちろん今までにないインフルエンザだから油断してはいけませんが、たいていが軽い症状で済んでいるわけですから、その中には全くインフルエンザだとも思わないで、終わった人もたくさんいると考えられます。

 現実、日本のあちらこちらで感染が確認されています。いつ自分自身が感染してもおかしくはありません。新型インフルエンザのウィルスはもう普通のインフルエンザと同じように、日本国内どこにでもあると考えられるのですから、日常生活の中で、ひとりひとりが感染を予防し、健康を管理することが必要だと思います。』






 来週の月曜日から学校が再開。過敏な報道もあった中で、早くいつもの学校生活に戻って欲しいと声援を送ります。みんなで一緒にしっかりと乗り越えてほしいと心から願っています。

 お家の方たちからも電話をいただきました。話を聞いていく中でお家の方、地域の方・・・周りの人たちが温かく子どもたちをしっかり支えている、守っていることを痛切に感じました。

父の日のプレゼント

2009年06月24日 | Weblog
先日の夕暮れ時の学校に、教えた生徒の一人のお客さんがやってきました。職員室に「こんにちは。」とはいってきました。うん?誰かなと思ってよく見ると、かつて三光中学校で教えたAさんでした。


「先生、久しぶり。この間は、父の日だったので、プレゼントを持ってきたよ。」


とお菓子とケーキを持ってきてくれました。


「先生は、お父さんみたいな人だからね。」


 もっと若くいたかった・・・。

 「ケーキは先生たち、みんなで食べてくださいね。」

と心遣いも忘れていません。今日の職員会議の前にみんなで食べさせてもらいました。とてもおいしく食べました。


 久しぶりだったので、しばらく話をしました。仕事でがんばっていることも聞きました。仕事と自分の趣味が重なるところがあって、区別つきにくく自分の時間に仕事を持ち込んでしまうので、きついところもあるなどいろんな悩みも話してくれました。


 悩んでしまうときは、お母さんがしっかり聞いてくれて、感謝をしているということです。Aさん自身、しっかり目標をもって明るく前向きに進んでいることにうれしく思いました。また何かつまずいたときは、周りにいろんな人の支えがあります。


 周りを大切にしている人は、周りも温かく接してくれることを感じます。
 

数日前、3年生の生徒から、

「お兄ちゃんが入院をしているよ。」

と話を聞き、すぐに電話をしました。お兄ちゃんの学年を担当しました。

「電話ありがとう。でも先生、入院をしていたけれど、もうすぐ退院できる。」


ということでした。お兄ちゃんは、今年の春専門学校を卒業して、資格試験を受けました。がんばりもむなしく惜しくも合格できませんでした。


「先生、学校の先生が、勉強にしに来いっていうから退院してからすぐに行くよ。」


卒業してからもお兄ちゃんのことを心配してくれている専門学校の先生たち。お兄ちゃんのもつ人柄が、専門学校の先生たちは、卒業してからも心配してくれているのでしょう。


 生徒たちの生き方から、学ばされることが多いです。

ブログを通して・・・

2009年06月23日 | Weblog
 ホームページやブログを通じて、いろんな人と交流できるのがうれしいことです。このような角度からの関わりも大切にしたいですね。


 先日、2つのうれしいことがありました。


 まず一つ目。メールを開けると、かつて教えたまさみちゃんからメールが届いていました。結婚をしたということ、そして2人のお子さんがいることがメールに書かれていました。ホームページからたぶん、メールを送ってくれたのだと思います。お母さんとしてがんばっている様子をメールの文章から感じることができました。



 まさみちゃんが小学校6年生の時に担任をしました。ちょっとシャイなまさみちゃんでした。しかし、なにげないときにいたずらを仕掛けてきたり茶目っ気のあるまさみちゃんでもありました。



 とても優しくお母さんの手伝いも普通の小学生の数倍もするような子どもでした。弟が二人いましたが、二人ともに縁がありました。中学校時代、お兄ちゃんと弟の二人を野球部で担当しました。お兄ちゃんは、キャッチャー、弟はピッチャーでした。兄弟バッテリーです。兄弟の活躍でその中学校では7年ぶりに県総体に出場しました。思い出すのは、決勝戦。最終回まで1―0で投げ抜きました。あとは、先輩が抑えて優勝。弟は、1年生と3年生のときクラス担任と何かと縁がありました。

 まさみちゃんから、お子さんの写真が添付されてきました。とてもかわいいお子さんです。ママとして奮闘しています。


 


 2つ目は、先日のまさしくんの結婚式のときに、やはり小学校時代教えた生徒のあけちゃんに出会いました。本当に久しぶりでした。


「先生、ブログみているよ。」ということで、かったかくんの近況を知っていました。「先生、もう、小学校2年生です。」早い。もうちょっとで、子どもさんがあけちゃんを教えた年齢に達しています。この間、あけちゃんの花嫁姿をみたような気がしますが、すっかり小学生のお母さんとなっています。

「お母さんの代わりに結婚式に来たんよ。」

すっかり頼もしくなっていますし輝いています。
 
 あけちゃんの連れ合いの方は、転勤があり、大変なところもあるけれど、あけちゃんの明るさで家庭はしっかりと守られているようです。






 こちらの情報も発信しながら、生徒たちといつまでも交流できることそして、いつしか心身ともに追い越されていく姿に出くわすことがうれしいことです。生徒たちとの出会いを大切にしていきたいと思います。

お父さんの「決意の朝」

2009年06月22日 | Weblog
 ある朝のことです。学校にいる時に、電話がかかってきました。

「先生、すみませんでした。わが子ともっと向き合って話し合ってみます。」


 生徒のお父さんからでした。思春期にいる生徒たち。時として違う方向に足を向けることもあり、だれもが寄り道をしながら進んでいきます。そんなときに支えてあげるのがお家の方であり、学校の先生でもあるかもしれません。生徒がそんな寄り道をしたときのことです。


 「お父さんが真剣に考えてくれてありがとうございます。こちらでできることがあったらまたいつでも言ってください。」


と伝えました。



「先生がありがとうございますとか言わなくていいんですよ。しっかりと私自身も子どもと考えていきます。」



 お父さんの熱い気持ちがじんと伝わってきました。今は、生徒は、お父さんの気持ちを感じることはできないかもしれません。でもいつかいつの日か、お父さんに感謝をするときが必ず来ると思います。



 今日、大分に出張に行った時に、ラジオからアクアタイムズの曲が流れていました。「小さな掌」でした。この詩の君は恋人かもしれません。でも君をお父さんに変えたら、この生徒の応援歌なのかも知れないと聴き終わったあとに思いました。



『小さな掌』大志作詞

(略)

しゃがみこむ背中をさすってくれる   いつもそばにある小さな掌

どんなにきれいに飾られた言葉よりも  そのぬくもりに助けられてきた

なにもかもうまくいく時ではなく    なにもかもうまくいかぬ時にこそ

人は大切な存在に気づくのでしょう

どんなぼくも愛してくれる君へ     ありがとう いつもそばにいてくれて


(略)

目に見えぬ 傷口をさすってくれる   優しい掌があるということ

世界中に拍手をもらうことよりずっと  たいせつなものがそばにあった

忙しく暮らす日々に迷い込み      思いやりが無意味に思えても

二度となくしてから気づくことがないように

こんな僕を愛してくれる君に      ありがとうの詩をつくりました










テニスを楽しみました

2009年06月21日 | Weblog
以前から、

「総体が終わったら、ソフトテニスをしよう。」


と生徒から言われていたので、今日それが実行されました。


 昨日、生徒から、

「コートを借りたので、明日の4時からします。先生いいですか。」

と電話がありました。生徒たちは、時々来ているのか借りるのにも手際がよかったです。



 三光のテニスコートは、終日他の中学校が借りていたので、夕方からしかできませんでした。
 服装も考えず急いで行ったので、

「服、ださい・・・先生。」


うん、でもテニスを服装でない。がんばろう。


体を動かすと、時間があっという間にたってしまいます。部活を担当していないと、本当に運動不足になります。


 来週は、軟式野球の一般県体の中津市予選があります。軟式野球の部は、20代が2人、30代が3人、40代が3人、50代が1人の9人と年齢構成が決まっています。かったかくんは、年代が変わった直後なので、貴重な?戦力です。(何十代だ?まさか20代ではない)そのためにも今日は、ちょっとだけの時間だけど、体を動かしてよかった。


 ソフトテニスは、打ち合いはまあ、楽しいのですが、試合となると、まったく、慣れた生徒たちはスマッシュでも落ちた瞬間にボールの方向が変わる戦術をとってきます。


「正攻法を使わないんだから・・・まったく。」

ぶ然・・・。

「先生たちに勝った!!」

 でもみんなで外で体を動かして遊ぶのは、無条件に気持ちがスカッとします。生徒たちもふだんの休みは、部活や勉強が忙しいのできっと短い時間だったけれど、気分転換ができたことでしょう。来週の休みは、期末テストも近くなっているので、今日は、心が開放される休みだったと思います。


 用事があったので、少し早めに帰りました。バスケット部が北九州での練習試合の帰りで駐車場にいました。車に乗ろうとすると、

 「どこのおっさんが歩いているのかと思った。」


ぶ然・・・。

 でもなんでこんな服装でここにいたのか不思議に感じたかも。

土曜の午後の結婚式

2009年06月20日 | Weblog
 教えた生徒のまさしくんの結婚式でした。


 この日が来るのを心待ちにしていました。最近日田にできた結婚式場で行われました。


 まさしくんとの思い出は尽きることはありません。かったかくんが先生をしながら、まさしくんの気持ちが自分の苦しいときの支えになったことがありました。かったかくん自身がけがをして苦しい時期を過ごしたことがありました。学校に行くのがきつくてとてもつらかったです。そして、入院、手術。



 まさしくんは、病院に来てくれたり、励ましの電話をくれたりしました。まさしくんが修学旅行に行く前日、電話がかかりました。



「先生、明日、バスの中から手を振るから。」


以前、エッセイの中でも書いたように、病室のベランダからシーツを持ってバスの来るのを待ちました。まさしくんのリードで、みんな同じ色のハンカチを持ってバスの中から手を振ってくれました。こちらもシーツを思いっきり振りました。



 あのシーンは、かったかくんにとって生涯忘れることができない感動の思い出です。元気をもらいました。今でもあの心配りが自分の先生としての支えであるかもしれません。



 このことなどをスピーチで話をしました。話しながらあの頃を思い出し、ぐっと胸に迫るものがあり、言葉に詰まりました。



 心のあたたかいまさしくんでした。だからまさしくんがつらい時期も友だちがいい距離でまさしくんを見守りました。20年近くたつ今でもみんながまとまっているのがうれしく思います。



 お家の方もいろんな思いがこみ上げてきたのでしょう。お父さんが頬をつたう涙をぬぐうこともせず、子どもの姿をじっと見ていたのがすごく印象的でした。子どもを愛する父の姿が心に残りました。



 いろんなところから友だちもお祝いに駆けつけていました。懐かしい教えた生徒にも会うことができました。 


 まさしくんの晴れの姿に出席できて、先生であることの喜びを感じました。

バランスの取れた食事

2009年06月17日 | Weblog
今月は食育強化月間となっています。うん?食育?食欲と違う?


食育とは、
「食育とは、生きるうえでの基本となるものです。知育・徳育・体育の基礎となるべきものと位置づけられ、さまざまな経験を通じ、食に関する知識、食を選択する力、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。」



と定義されています。ちょっと難しい言葉。でも簡単に言えば、食について考えようということです。




 ということで、学校でも食についての学習を行っています。各学年で栄養職員の先生をお迎えして授業をしていただきます。今回のテーマは、「朝食について」です。1年生の授業をのぞかせてもらいました。




 まず、朝食の大切さをみんなで考えていました。


◇脳を活発に働かせるため
なるほど・・・。脳はエネルギーは消費が大きく、夜寝ている間にもエネルギーを消費します。朝食を食べないと脳にエネルギー(ブドウ糖)がいきわたらず。脳が活発に働くことが出来ないそうです。


◇睡眠によって下がっている体温を上げるため
朝食を食べることによって体温も上がり脳や体を活発にすることが出来るそうです。そうか。




◇肥満になりやすい
   気をつけよう。




主食(ごはん)と副食(主菜・副菜)などについて作業をしながら学習をしていきました。


 来ていただいた先生はいろんな工夫をした教具を作ってきてくれていました。生徒たちは楽しく学習をすることができました。その中で朝食の大切さを感じたようです。かったかくんも一つのグループに混ざらせてもらいました。しっかり学習できました。優秀な生徒?と化していました。




 しかし・・・。かったかくんは、現在バナナダイエット?!進行中です。主食がバナナ、副食がバナナ。「単食ではね・・・。」生徒たちは、今日の朝ごはんのメニューのイラストを並べていましたが、かったかくんは、オンリーばなな。これから今日の学習をちょっと生かそうと思います。




いろんな角度から生徒たちが健康について学習をしていくことはとても大切なことだと感じました。有意義な午後の時間を過ごすことができました。

高校の公開授業

2009年06月16日 | Weblog
 先日、中津南高校に中高連絡会に行く機会がありました。公開授業があるというので、卒業生たちがどのようにがんばっているのか、また日田に行っている間にどのように成長しているのか楽しみにして参加をしました。


 学年代表の先生と一緒に行きました。授業を見て回りました。どのクラスの生徒も一生懸命に授業に臨んでいました。教室は生徒でいっぱいなので、よく見ないと、卒業生の顔がわかりにくいです。



 3年生のクラスを見て回っていると、にこっとする生徒がいました。よく見ると、野球部出身の生徒でした。しっかり起きている・・・。そして授業も集中している・・・。


 中学校時代、授業見学に行くと、こっくりしている姿をよく見かけることがありました。授業のスナップ写真には、彼が眠さと戦っているショットがたくさんあります。夜に電話をしました。「お~~っ。珍しい光景をみた。」「なんですか。」「君が起きていた。」「え~~~っ、それは、ほんとだけど。」進路のこともしっかり考えていて、これからの事も聞くことができました。うれしく頼もしく思いました。





 その生徒の後ろの生徒もにっこり微笑んでいました。一瞬「だれだろう・・・。」と思っていました。でもすぐに三光中学校の卒業生であることがわかりました。バスケットボール部に所属しています。その生徒にも電話をしました。バスケットでけがをして苦労しただけにその進路も彼女なりに考えていました。その話も聞かせてもらいました。短い時間に心身ともに生徒たちは、大きく成長をしています。



 今、それぞれの高校ともに、進学についての取り組みが積極的です。朝早くから、夕方までしっかりと授業が詰まっています。また学習合宿などもあります。かったかくんたちの世代の頃から考えるとシステムが全然違います。学習量が違います。



 その中で生徒たちは、自分の進路実現のために努力をしています。3年間はきついこともあるでしょう。でもみんなで励ましあいながら乗り越えて欲しいと願っています。




 懐かしい生徒にいっぱい会うことができました。
 また中学校にも遊びに来てくださいね。

がんばれ!実習生

2009年06月15日 | Weblog
 月日がたつのは、早いものです。

 今日から教育実習が始まります。3人の実習生がやってきました。Aくん、Bさん、Cさんです。以前、三光中学校に勤務していたときの生徒たちです。それぞれに進学をして教職の資格をとっています。目標を持ってがんばっている姿に頼もしさを感じます。



 中学校の頃とは違って、いっそう礼儀などもしっかりとしています。月日がたつ早さの中に、人としての成長も感じます。





 打ち合わせに来たときに、「先生、何時ごろに来たらいいんですか。」と言うので、「○○先生よりも遅くなったらわるいよ。」とちょっとジョーク。と言うのは、○○先生はとてつもなく早く学校に来るのですから。実習生のBさんは、その通りに学校に到着。しっかり緊張感。「でもそれ、今日だけでいいから・・・。」




 職員室で朝、実習生紹介。いろんな思いを先生たちに伝えていました。かったかくんも本当にあの教育実習の頃がとても懐かしいです。「絶対に先生になるぞ。」って思うことができた期間でした。あの頃の生徒とも30年近くなるのに、まだ連絡を取り合っている人もいます。実習の最後で涙涙で別れたことを今でもはっきりと覚えています。



 「うんと学習の指導法も学んで欲しいし、いっぱい生徒とかかわって下さいね。」
とも伝えました。


 Cさんは、大学に合格をしたときにジャスコでお母さんと会いました。お母さんは、涙を流しながら喜んでいたのがとても印象的で今でもあの日のことを覚えています。


 Bさんは、柔道部でがんばっていました。ふだんは、ちょっとのんびりした感じがするのですが、いったん柔道着を着ると、人が変わって武道家に変身をします。



 Aくんは、サッカーのゴールキーパーをしていました。三光中学校の守護神でした。土にまみれながら遅くまでグランドで練習をしていた姿がつい昨日のようです。


 明日から教壇に立つ人もいます。遅くまで指導の先生と話し合いを持ちながら指導案を作成していました。授業を見るのが楽しみです。がんばって欲しいですね。出張のために午後からの実習生歓迎会に参加することができなくて残念でした。

仲間たちと・・・野球観戦

2009年06月14日 | Weblog
 五馬や日田で一緒に勤務した先生たちやその家族の方などと・・・みんなで福岡ドームに野球観戦に行きました。


 今までもみんなで何度も観戦に行っていました。また今回も観戦を実現しようと早くから計画を立ててきました。観戦グループができています。


 今度のカードは、ソフトバンクホークス対ジャイアンツなので、チケットも貴重なものでした。みんなで行きながら話が弾みました。懐かしさを感じました。そしてすっかり観光気分です。ドーム付近は、好カードだけにたくさんの車や人でした。駐車場も見つけるのが大変でした。



 チケットはうまく取ることができる人がいて、今までいろんなところで見させてもらいました。贅沢なところではVIP席。クーラーやソファがある部屋も備わっています。テレビで試合を観戦できます。部屋のドアを開け、バルコニーに出ると、そこは、観覧席となっています。他には、ホームランボックス・・・。



 今回は、なごみシートです。なごみシートは今年からできたそうです。


 バイキング形式で食べ放題。5時から試合の7回が終わるまでです。試合の3回が始まると、デザートも出てきました。観戦する席もあるし、食事をする2種類の畳の部屋もあります。試合を見るには、球場の一番高い位置にあるので、選手が小さく見えます。しかし、なにせバイキングがついているので、そこはちょっとがまん。ちょっと食べ過ぎたかも。バイキングがついた観戦の値段もそんなに高くはありません。




 試合は、ソフトバンクが逆転勝利。そして、通算4000勝でした。4000勝記念イベントが行われました。試合終了後、特別ゲストで藤井フミヤさんが「勝利の空へ」を独唱しました。花火の打ち上げもあり盛り上がりも最高潮を見せました。



 この日は、「帰りが遅くなるかも知れないので、日田に泊まって帰ったら。」と言うので、今年日田を出た先生と一緒に日田の先生の家に泊まらせてもらいました。



 帰って風呂に入らせてもらいしばらく話をしてから寝ましたが、日田を出てもこういう気軽な付き合いをさせてもらえることをうれしく思います。



 わずか2年の日田での生活でしたが、2年間での人との縁をこれからも大切にできたらいいと思います。

突然のうれしい訪問者

2009年06月13日 | Weblog
 総体が終わり、学校はまたいつもの姿に戻りました。生徒たちは、気持ちの入れ替えもでき、学習にいろんな活動にがんばっていました。静かな中で時間が流れていきました。


 そんな中での暗闇が迫る夕方、姉から電話がありました。母のところにお見舞いに来たとのこと。おばさんといとこも一緒だというのです。学校の近くを車で通っているので、ちょっと寄る・・・と電話がありました。


 しばらく待っていると、車でやってきました。


 おばさんも姉にあたる母を気にしてくれてとてもうれしく思います。なかなか来る機会はないのですが、それでも何ヶ月に一回は来てくれます。今回は、姉もいっしょでした。珍しい取り合わせです。おばさんは、いつもエネルギッシュに活動をしています。いとこも一緒です。本当に久しぶりにおばさんやいとこに会うことができました。元気なおばさんたちの顔を見てほっとしました。



母もとても喜んだそうです。いつもより意識がはっきりしていていろんなことを話したそうです。おばさんたちも施設内を母を車椅子に乗せて回ってくれたそうです。



 「お世話になるから、あいさつをちゃんとしておいて。」



と母が言ったとか。きょうだいのつながりの深さを感じました。お見舞いに来た人が何もなかったら悪いから、ということでおばさん手作りのブローチを「お見舞いに来た人が持っていってください。」と手紙を書いて数個置いていってくれたそうです。



 幼い頃、おばさんたち親子は、中津に住んでいました。海の近くの家に母たちに連れられて泊りにも行ったことが懐かしく感じます。それから仕事の関係で引越しをしました。越しても遊びに行き、近くの公園で野球などをして遊びました。楽しい思い出がたくさんあります。





 「おかあさん、元気だったよ。」


と車から降りるなりおばさん親子はうれしそうに話をしてくれました。しばらく立ち話をしました。


「お母さんにも会えたし、ちょっとした旅行気分だったよ。」


と言って車に乗り込みました。おばさんたちの優しさにふれました。



 何気ない心配りにとても感謝をしながら、またおばさんがいつまでも元気でいてもらいたいことを願いながら車を見送りました。

感動の総体でした

2009年06月11日 | Weblog
 この三日間、総体が開催されていました。昨日は、雨で外の試合が順延となり今日に持ち越されました。いろんな部活の試合を見て回りました。


 今日は、サッカーの試合を見るために、ALTのライザーも連れて小祝のサッカー場まで行きました。この試合で勝つと、決勝トーナメント進出です。選手、ベンチ、応援団が一つになって戦っていました。


 必死で一つのボールを選手たちは追いかけていました。そして1対0で勝利。歓喜の瞬間に出くわすことができました。




 続いてソフトテニスの会場に行きました。気温が上がってきて暑さとの戦いもありましたが、生徒たちは、ここでもがんばっていました。個人戦が行われました。行ったときは、予選リーグでしたが、三光中学校のすべてのペアが決勝トーナメントに出場することができました。顔は喜びで包まれていました。




 まだまだ試合は見たかったのですが、男子ソフトテニス会場の責任者だったので戻りました。



 男子ソフトテニス会場も白熱した戦いをしていました。三光中学校の生徒は出場していませんが、戦いは熱気に満ちていました。一球一球に息をのみながら見ていました。特に、決勝戦はすざまじいものになりました。ファイナルまで勝負は持ち越されました。4面あるコートはセンターコートに早代わり。試合のコートをみんなで取り囲む形で観戦をしました。



 戦いをしているペアの学校は、立ち上がって声を合わせて応援をしていました。ボルテージが最高潮です。する者も見る側も緊張感が漂っていました。点が入るたびに歓声やため息が会場を覆いました。
 感動的な試合でした。



 
 この中体連の大会で、引退をした生徒もいます。また県総体に出場する選手もいます。でもここまで指導してくれた先生、コーチ、そして、ここまで支えてくれた家族、仲間たちに感謝の心を持って欲しいと願います。たくさんの人の温かい心にふれ、ここまで来れました。立ち止まってそのことをちょっと考えることができたときにまた新たな気持ちで出発できることでしょう。






 この三日間、たくさんの生徒の姿から、たくさんの宝物をもらいました。

ありがとうにありがとう

2009年06月10日 | Weblog
 職員室で仕事をしていると、事務の方が手紙を持ってきてくれました。


 送り主は、「五馬中学校保護者」となっていました。何だろうと思い、急いで封筒をあけました。数枚に渡ってびっしりと文章をつづっていました。


手紙には、名前が書かれていたので送り主はすぐにわかりました。思いがけない手紙だったのでとてもうれしかったです。



 家の住所がわからなかったということ、そして、その方の子どもさんの様子、五馬にいたときのお礼が書かれていました。読みながら、心あたたまる文章で、五馬にいたときのことがくっきりとよみがえってきました。



最後に「ありがとうございました。」と書いていました。こちらこそが「ありがとうございました。お世話になりました。」という感じです。おかげで素敵な思い出がたくさんできました。



 手紙の中に、学校便りを作成した時の文章が載っていました。

「先生が書いたこの記事をいつか子どもがこの意味がわかるときに教えたいと思います。」


ということでした。その記事はこのようなものでした。




「『何も花の咲かぬ日は、
   下へ下へと根を伸ばす』
 俳優の真田広之さんは、前述の言葉が好きであると、ある本の中に書かれていました。

植物の成長には、いろんな日があります。たとえ、今日花が咲いていなくても、見えないところでどんどん根が伸びています。今日一日花が咲かなかったなと思ったら、今日はずいぶん根を伸ばしたなと自分をほめてあげよう。きれいな花を咲かせるためには、無駄な日は一日だってないのです。

根を伸ばした分だけ、大きくてきれいな花が咲きます。

自分の根が伸びていることは、自分でも気づきにくいし、自分が根を伸ばしていることをさぼっているのは、もっと気づきにくいのです。

きれいな花が咲いている人は、みんなが知らないところでこつこつと根を伸ばした人なのです。

花が咲かないからと言って、落ち込んだらだめ。

花が咲かない日こそ、君自身が成長している充実した一日なのですから。

3月が終わります。花の咲かない時期があっても、どんどんと根を伸ばしておきましょう。」




 あわただしい中に、手紙を読んだとき、心に潤いを持つことができました。大切に手紙をしまっておきたいと思います。