かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「未来を見つめて」

2017年05月31日 | 大分県
『君たちの そこから見える未来へと
        夢と希望を描いて歩いて』 


 
今日で5月も終わりです。あっという間に今年度も2か月が過ぎ去っていきます。新年度の会議、始業式、入学式・・・遠足、教育合宿・・・と続いていきました。これからスタートダッシュから、学習も生活も熟していく月日になればと思います。
 

昨日は、高校の副校長先生が来校してくれて、2年生に「生き方(進路)講座」を開催してくれました。
 

愛知県の人が小学校6年生の時に書いた「僕の夢」という作文を生徒に読ませてから話が入っていきました。この作文を書いた人は、あの「イチロー選手」です。

この話の入りから、
1 夢や希望を持つことの大切さ
2 夢や希望を実現するために、具体的に計画(数値目標など)を立てていくことの必要性
3 自分にベクトルを向けて、自己分析(今の自分はどうなのか、これからどうしなければならないのか)をすることの大切さ
4 客観的に人の良いところ見ることができること(排他的にならないこと)の大切さ
5 働くことの意義

をより具体的に話をしてくれました。
 


印象に残った話です。

〇人が生きていく中で、8割が思い通りにならないこと、我慢しなければならないことである。
・人の役に立つ。人が安心して暮らせるような生き方をする。そこに、信頼などが生まれてくる。自分を支えてくれる、生かしてくれる人ができる。自分を生かしてくれる仲間を大切にしてください。


〇「はたらく」ということは、「はたをらく」にすることである。
・職場体験の中で、仕事の内容だけなく、「はたらくひと」が人のために、どういうことをしているのか、人のために心を込めてどういう言葉がけをしたり、動いているのか、尽くしているのか見てほしい。


〇アンテナを高くはれ。
・新聞やニュースなどをみて、たくさんの情報を知ったり、学習をしたり、遊んだりする中で、たくさんのことを学ぼうとする気持ちを持ってほしい。素直に学ぶことができれば、、顔が上がり、周りの人が見えてくる。困ったりしている人も見えてくる。


〇人が働くために必要な「5つのK」
・か・・・かんがえる  き・・・きたえる  
・く・・・くふうする  け・・・けじめをつける
・こ・・・コミュニケーション


先生の最後の言葉は、
〇一生かけて、自分の幸せを見つけてください。探してください。その旅に出てください。
 

淡々と話す言葉に引き込まれ、こちらも学んだ時間でした。

「ホタルの季節」 

2017年05月30日 | 大分県
『ほんのりと淡い光が揺れている
       空に昇って 星座を創り』 
 

先日、教員として、先輩であるH珠山先生が、「今からホタルを見に行くよ。飛んでいるかな。」と連絡がありました。

来る前にと、ホタルの様子を見に行きました。時間が少し遅かったこともあり、いつもよりは少ない数でした。
  

歩いていると、暗闇に車が止まりました。
「H珠山先生?」
と聞くと、

「はい。」

という奥さまの声がしました。
 

しっかりとカメラを持参していました。すごい。
 

もう、川の藪の中に入ったり、山の茂みに戻っているホタルもいます。「少ないかな。」と言いながらも撮影の用意。
 

お邪魔になったら、悪いので、川に沿った道路を歩いて、まだ寝床に入っていないホタルを見ていました。それは、それでまた、趣のあるものがあります。
 

歩いていると、H珠山先生ご夫妻も歌を口ずさみながら、歩いていました。
「明日、また来て、写真を撮るよ。」
何か、先生の優しさも感じました。
 

次の日には、かなりのホタルが飛んでいることを写真付きで、ウェブ上で伝えてくれました。
 

ホタルの光以外、何にもないスポットですが、川面から空に向かってのぼっていくホタルの光が、星とまざって、星座をつくっているようなシーンにもでくわします。
 

今、ホタルの淡い光が暗闇を照らしている季節のど真ん中です。

「つながる糸」

2017年05月29日 | 大分県
『大切にかけがえのないつながりを
      生きてく道に 勇気100倍』 


 
人のつながりを感じることが最近多いです。先日、教員になって初めて受け持ったのりちゃんが遊びに来ました。


庭を見て、庭師さんは誰?と聞くので、

「〇〇さん」と教えました。

「〇〇さんのお子さんは、私の子どもと、ときどき東京で会うんよ。」

と言いました。

〇〇さんのお子さんは、かつて勤務していた学校の生徒でした。そんな関係で今、お父さんに時々来てもらって、庭の手入れをしてもらっています。

かつての生徒もお父さんの跡を継いで、学校を出てから、東京で庭師さんをしています。


つい最近、帰省した時に、お父さんと一緒に手入れをしてくれました。縁が縁、またその縁が縁になっています。
 
「この人知っている。」と共通の人を知っているだけで、2人の間が友好的になったり、難しい問題も解決することもよくあることでしょう。


 
人のつながりって、自分だけでなく、自分の家族などにも波及をすることもあります。お世話になった人が、我が子がお世話をしていたり、我が子がお世話になっていたりということもしばしばです。

世話になっていた方から、
「今、お子さんにお世話になっているんですよ。」
と言われると、そのつながりに、なおさら嬉しさが募ります。
 

立場も常に変化をします。まさに入院をしたときなどは、かつての生徒が医者だったり、看護師さんだったりもしました。
「なんで、先生が、ここにおっちょるん。」
まさに、弱い立場のおっさんになっています。
 


一期一会と言いますが、一度の出会いがまたどこでどう結びついてくるかわかりません。

その時、その時の出会いを大切にしていきたいものです。


気持ちのすれ違いがあっても、どこかで修復していこうとする気持ちや行動が、また次、出会うときや家族などにもきっと、大きな影響を与えることでしょう。


人は見えない糸でつながり、操られています。

「季節を彩る千財農園の薔薇」

2017年05月28日 | 大分県
『鮮やかに青空染めるばらの花
     心酔わせる ほのかな香り』 

 
 
「痛い。」昨日から、食べると口内炎がうずきだす・・・。ずっと口内炎があるほうが、ダイエットにいいか??と思いますが、週末は、食事会などがあるので、それまでは、しっかりと治しておかなければ・・・要はそこかな。



平日は、なかなか病院に行くことができないので、朝、起きてから、インターネットで当番医を探して、病院へ。
 


おかげで、少し、痛みもおさまったので、午後からは、みなさんお薦めの「千財農園のばら園」に行きました。

ふじの花は、毎年のように見に行きますが、「ばら」の花は初めてです。五馬に勤務していたときは、天瀬のばら園「ローズガーデン」に行ったことはあります。

「ばら」の観賞はそれ以来です。
 

ばら園に着くと、茶畑の遠く向こうに色とりどりのばらが咲いているのが見えました。すごい。ちょっと感動。歩いて坂を上ると、その色が鮮明になってきます。



たくさんの方が「ばら」の美しさを木陰にある椅子に座って楽しんでいます。
 

ぐるっとばら園の中を歩きました。赤、ピンク、白・・・さまざまな色が斜面を彩っています。ばらの花のトンネルも見事でした。ばら園もばらの美しさを見せるための工夫がされています。


千財農園のふじの花の美しさも華麗ですが、ばらのはっきりとした色の美しさもなんとも言えないものがあります。花の向こうに見える青空や大きな池がまた美しさをひきだしています。
 

吹く風もさわやかで、気持ちのいい風がほおをかすめていきました。もうちょっとだけ、もうわずか・・・シーズンもあるかな。ぜひぜひ、早めに観賞してみてはどうですか。
 

夕方からは、いつもの野球の練習。「いい年しているんだから・・・。」と言われながらも、残り少ないプレーも楽しみたいと思います。


かつての生徒のH之ちゃん、K郎くん、J郎くん、Jじくんたちもいて、まだ、まだ一緒にできることの楽しみがあります。体はついていけませんが、若さのエネルギーを少しでももらえたらと思います。
 


あっという間に休みが終わりました。「美」と「動」で明日からの一週間の英気をもらいました。

「初夏の支援学校運動会」  

2017年05月27日 | 大分県
『声援が走る子どもの背中押す
     成長のメダル 初夏の感動 』 


 
いい天気です。青空が広がり、暑さも増していきました。

朝、起きてから、大分市の中学校での会議に行きました。中学校3年生の進路についての会議です。

駅の近くだったので、列車で行きました。学校・教育委員会・PTAの方が集まっての話でした。こちらは、管内の代表として行けばいいのですが、事務局になっている方々は年に数回、企画していくのも大変だと思います。


入試までまだまだ期間はありますが、生徒たちの進路決定に向けての取り組みが始まっています。総体予選などが終わると、生徒たちは、入試に向けての対策が本格的になります。

しっかりサポートしていきたいと思います。


会議が終わって外に出て、グランドを見ていると、野球部が練習試合をしていました。


ここの地区の学校も、きっと、市の総体予選が近づいていると思います。真っ黒に日焼けした生徒たちがグランドを駆け回っていました。
 

車窓からの麦畑の景色を楽しみながら、次は、午後からの支援学校の運動会に参加しました。応援合戦が始まるところでした。元気のいい声が響き渡っていました。青空の下での運動会。


まず、嬉しかったのは、かつての生徒の高校生のMさんがボランティアとして、運動会の運営に関わっていたことです。今日は、支援学校にやってきて、素敵な笑顔で、子どもたちとの関わりを深めています。


また準備係として、グランドを走り回っていました。


「今、高校で、ボランティアもしているし、生徒会の役員もしているんです。」


すごい。

高校生活が充実しているのが、表情から感じることができました。引率してきている先生も、「頑張っているんですよ。」という言葉。うれしい再会でした。
 

応援合戦は、子どもたちも先生も一生懸命に展開していきました。声もしっかり出して赤・白とそれぞれにとても工夫ある応援。動きもばっちりです。練習で培われたであろうチームワークある心を合わせた演出をしていました。感動でした。
 

最後のリレーでは、赤白白熱した戦い。ゴールするまでは勝敗がわからないレースとなりました。応援席から「がんばれっ。」という声援が子どもたちの背中を押しました。
 

かつての生徒のきょうだいたちや知り合いの方の子どもたちもグランドで奮闘している姿とたのもしく成長している姿を見ることができました。
Sくんに手を振ると、ガッツポーズ。張り切っていました。
 


春の運動会シーズンも明日でひと段落でしょうか。残りの学校は秋となります。また校長先生の子どもたちに向けた最後のあいさつも感動して、支援学校をあとにしました。

「元気」をもらったひとときでした。

「いざ、CIO研修へ」  

2017年05月26日 | 大分県
『満腹に満たされながらの研修は
    ニワトリに見えるパネラーの顔』 


 
今日は、ホルトホール大分で「CIO研修」が行われました。CIOって何だ。

「CIOとは、Chief Information Officerの略で、一般的には「情報統括役員」と訳されます。ほかにも「情報システム担当役員」や「最高情報責任者」などと訳されることもあるようです」


開会行事の後、「教育の情報化におけるCIOの役割と実践事例」というテーマでパネルディスカッションが展開されました。

東京や大阪の中学校や高校の先生方がパネラーとして話題を提供していきました。


そのあとは、「大分県教育情報化推進プラン2016」「情報セキュリティについて」の説明と続きました。



ICT環境が整備されていく中で、効果的に・主体的な活用ができればと思います。
 

今後、授業のスタイルも変化していきます。時代にあった取り組みをしていく必要があるのでしょう。
 

昼ご飯は、ホルトホールに行ったときは、みんなで近くのいつものところへ。この間、自分より一つ前の方が頼んでいたもので、おいしそうだったので、「唐揚げ定食」を頼みました。


ほかの人は、違うものを注文。しばらく待つと、注文した品がお盆にのせられました。半端じゃないからあげとキャベツの量です。一つ、二つと食べてもなかなか唐揚げが減りません。
「あんた、よぉ、そげたべれるなあ。」と友。


でも、ギブアップです。しばらく唐揚げはいりません。 横や前で食べたそうにしていたあ???Kさん、Tさん、Yさん、TOさんあげました。もう、満腹、動けない。
 


明日も土曜日ですが、朝から、また大分市に受験の関係の出張です。このところ出張続きです。午後から、戻って、市内の運動会へ向かいます。


ちょっとお疲れモードですが、「唐揚げパワー」で頑張ります。まさか、明日は、大分に行って「唐揚げ定食」を注文することはありません~~。あしからず。

ここはがんばれ!!中間テスト

2017年05月24日 | 大分県
『やってきた中間テストのチャンレジに
             教室響く鉛筆の音』 


 
久しぶりの雨が降りました。「恵み」の雨と言ってもいいかも知れません。


先日、同級生に会った時に、

「芋の苗を植えたけど、こう暑かったり、雨が降らんやったら、どうしようもねえ。」

と言っていました。今年は、短い春で一気に夏がきたようなこの頃でしたから、自然界にとっていい雨になると思います。
 

生徒たちにとっては、今日は雨であろうと晴れであろうとあまり関係のない一日でした。というのも、今日は中間テストでした。特に1年生にとっては、初めての定期テストです。



朝、学校に着いてから、校舎を回っていると、早く来ていた1年生が、テストにそなえて勉強をしています。
「今日、頑張ってね。応援しているよ。」
と言うと、笑顔でうなずいてくれました。
 


テストの取り組みをすることで、得点が取れることも大切ですが、家庭学習の習慣がついたり、学習の仕方を体得することができたりすることもこれからの学習につながっていくと思います。
 


それぞれの教科の試験が終わり、職員室では教科の先生方がすぐに採点をしています。先生たちは、問題を作る、採点をするというのもひと仕事ですが、一番は、生徒たちの頑張りが気になります。

「おおっ。」とか「あっ。」とか、「よぉ、できちょる。」とか、「なしか。」・・・

など、採点するとき、いろいろつぶやきがあります。先生たちも気合いが入ります。
 

そんな雨の中で、テストの問題と向き合った生徒たちでした。結果はお楽しみにといったところでしょうか。
 

次は、部活に入っている生徒たちは、市総体に向けて一直線に向かい合います。

「第14回つながりの会のご案内」 

2017年05月23日 | 大分県
『川っぷちほたるの舞の華やかさ
       BGMはかえるの合唱』 


 

昨日の夜、近くの川にほたるを見に行きました。ほたるがとてもきれいに、静かに光を放ちながら、舞っていました。川沿いをしばらく歩きながら、ほたるの美しさを堪能していました。

 

そんな中で、「第14回つながりの会」を6月4日(日曜日)に開催します。ご案内をします。


いろんな思いなどについてちょっと話すだけで、いい刺激をもらえたり、参考になったり、感動したり・・・楽しく気持ちが楽になったりします。

またその中で、今まで近くにいるんだけれど、知らなかった人ともつながりをもつことができるかなと思います。
6月の「つながりの会」は、 
  
①「ふるさとのほたるの美しさを感じよう」
耶馬溪のほたるが織りなすページェントを見てみませんか。ほたるが飛び交い、光のアーチの下をくぐりながら、美しさを堪能してみませんか。
 
□天候不良の場合
やまちゃん(山香昭さん)のお話
○テーマ「ほめ名人になろう」
豊陽中学校の校長先生です。「ほめる」ことを通して、子どもたちと接したり、人を大切にしていきます。先生の思いは、しっかりと子どもたちに通じて、生徒の心を成長させていきます。とにかく凄い人です。
 
ほたるを鑑賞できる場合、このもったいない話は、7月の下旬が8月の上旬に延期させてもらいます。       


②とりとめのない雑談会です。 詳しい日程です。

(1)日時 6月4日(日)18時30分からです。
(2)場所 かったかくんの家の座敷 
(3)会費 無料
(4)定員は20名程度(資料やカレーの関係で、事前に連絡
    下さいね。)
(5)プログラム
○18時30分 
  カレータイム
○19時    
ほたるの光のページェント鑑賞
 *雨天時または、ほたるがいない場合・・・やまちゃんの講演

 

○20時   雑談会 

(終了21時です)               


(6)その他
○車は、坂のところに止めて下さいね。
○おかせいできる方は、17時30分にお願いします。    
 


みんなで楽しみませんか。 子どもたちも勉強する部屋を用意します。


ほたるか?やまちゃんの講演か?天気次第です。

「最期の場所」  

2017年05月22日 | 大分県
『さわやかな初夏の風吹き目を閉じる
          心に映る 故郷の景色』 


 
暑い。とにかく暑い一日でした。30度もしっかりと超えています。公的な出張でも今は、服もクールビズとなっています。湿度が低いことだけが、うれしいことです。


窓を開けての仕事となりました。
 

しかし、まだまだ夏というわけにはいきません。梅雨もあり、災害などの心配をしながら、子どもたちが安全に過ごせるようにみんなで取り組みをしていかなければなりません。
 


今日は、学校の評議員をしているNさんのお家の方の葬儀に参列させてもらいました。昨晩は、お通夜でした。



90歳を超えていましたが、ふだんから、家の横を通ったり、サイクリングロードを歩いたりしているときに、仕事をしている姿を最近まで見ていました。近所の方の誰もが、その元気な姿を思い出すことでしょう。


表面の部分でしか見ることしかできませんでしたが、一方では、最近になって病との戦いであったということを、昨日のお通夜の謝辞の中で、今日の葬儀の喪主の方の会葬のお礼の言葉の中で知ることができました。


昨日のお礼の言葉の中で、救急車で運ばれようとしているときに、拒んだという話がありました。
「耶馬溪で死にたい。」
という思いを伝えたというのです。

最期という気持ちがあったのでしょうか。自分の生まれたところで最期を迎えたい・・・病の中でも、「死」に対しての気持ちは、いずれ、自分の身にも訪れる中で、考えさせられるものがあります。
 


ふと、父のことに思いがいきました。父と同世代の方です。今でもはっきりと覚えています。


最期の入院の時です。車で病院まで連れて行っていました。


父を車の後部座席に乗せて、車を走らせはじめ、家の前の橋を渡っているときです。
「また家に戻ってこれるんだろうかね。」
と家を背中にした父から話しかけられました。

バックミラー越しに父の顔を見ながら、

「あたりまえだよ。すぐによくなるので、また迎えに行くよ。」


とせいいっぱい明るく、しかし、根拠のない返事しかできませんでした。
 

その2週間後にみんなに看取られながら、父は逝ってしまいました。なんとなく、昨日のあいさつの中で、父の時と似ているような気がしました。


もう、Nさんの家の前を通ったとき、二度とあの働いている姿をみることができないのだと思うと、寂しく感じました。

また幼いころからお世話になった、父の同世代の方が旅立っていきました。時代の移り変わりを実感します。

「香々地青少年の家での活動を終えて」

2017年05月20日 | 大分県
『青空が 眩しく広がる海の上
       夏風揺らし歓声吸い込む』
 


 
何となく夜の雰囲気が「ほたる」の季節を感じさせます。空気もあたたかく、かえるが鳴いて・・・「ほたる」の季節を感じます。夜、車を走らせていると、ほたるが飛んでいるのを発見することができます。


そんな季節になってきました。
 

先週の後半は、1年生と一緒に「香々地青少年の家」に1泊2日の教育合宿に行っていました。海の青さそして、青空が青少年の家を覆っており、素晴らしい天気の中で、合宿が行われていきました。
 


学校生活とはまた違ったたくさんの取り組みの中で、生徒たちの良さを見ることできました。
 

初日は、現地に着いて、昼食をとってから、いざ、長崎鼻までのウォークラリーへ。天気がよく、見通しもよかったので、青少年の家から長崎鼻がすぐ近くにくっきりと見えました。



「協力・やる気・元気」とグループごとに、スローガンを海に向かって声を出してから、ウォークラリーに出発。道に迷いながら、友だちと会話を楽しみながら、長崎鼻の岬へ。
 


汗びっしょりになりながの歩き。全員がたどり着きました。心が解放された中、砂浜でも遊び、友情を育んでいきました。この日は、プラネタリウム見学や体育館での集団レクリエーリョンと静と動を交えながら、時間を過ごしました。


 

このように、たくさんの時間の中で友だちと「関わる時間を持つ」ことは、人との関わりが希薄になりがちな現代の生活文化の中で、大切なことであると思います。
 

次の日は、海岸清掃そして、海岸での飯盒炊爨でした。海岸清掃を通じて、環境について考えていきます。たくさんのごみが海岸に流れ着いています。びっくりするほどです。


どこから手をつけていいのか考えるほどの量です。これから子どもたちが大人になっていく中で、海もさらに汚されていくのでしょうか。


この取り組みが、生徒たちの「環境を大切にしていく」感覚を少しでも体の中に芽生えさえることができたらと願っています。
 
 

学校の中で、そして生活全体の中で、ここで学んだことを生かすことができたらと思います。
 

青い海、青い空の下で、友だちと過ごした時間。みんなで、一つひとつの取り組みを充実したものにしていきました。


 
「学び」ました。一方では、楽しいこともがまんしたことも、トラブったこと・・・ふだんの学校生活や家庭の生活では感じることができない「喜怒哀楽」があったことでしょう。


でもこれも「学び」です。
 

明日から、また1年生は、学校生活に戻ります。1年生も小学生の顔から、中学生としての顔になってきました。

「初夏の活動」

2017年05月20日 | 大分県
『子どもらに未来を託すそのために
        心育てる みんなで関わり』 


 
 
初夏には、いろんな総会などがあります。

昨日は、中津市の教育関係の懇親会でした。

今日の夜は、中津市PTA連合会の総会と懇親会がグランプラザで行われました。各学校から先生たちやPTA役員の方、来賓の方が集まっての総会と懇親会がしまった中に、そしてにぎやかな中に開催されました。


年に一度の事ですが、こうして学校間で連携ができる機会は大切であると思います。教えた生徒たちも役員になっている人もいて、頼もしく感じます。
 

初夏は、いろんな活動も活発です。
 

午前中は、中津南高校耶馬溪校の進路講座に高校の副校長先生に誘われて行きました。講師がとにかくすごい。「麻生専門学校グループ教育支援本部部長」という現在の仕事をしている「徳久晶子さん」の「高校生の君たちに伝えたいこと」というテーマでの講演でした。高校生そして、お家の方を前にしての話の展開でした。
 

講師は、メモを見ない、生徒もメモも必要ない。体で感じて欲しいという願いの下に「マナーの在り方」「これからの進路」について、講師の方は「息をしているのだろうか。」(講師談)と本当に思うくらいのマシンガントークでした。


しかし、一言一言が生徒たちの心に突き刺さっていきました。お家の方が言っていましたが、「あっという間に講演が終わってしまった。」というくらいの講演でした。
 

時代が大きく変わっていくために「モデルなき時代」に今の子どもたちは、社会の中で、就職をしていきます。
これからの時代は、「学歴」ではなく、何ができる、どんなことができる、人として工夫と判断ができるための「学習歴」の時代であるといいます。

常に学ぶ姿勢を持とうと伝えていきました。


次の時代をみすえて、トライしていく「人材」ではなく「人財」になっていこうと訴えました。


講演のあとに講師の先生が、生徒とあいさつをしました。わずかな時間の講演でしたが、生徒たちのあいさつの声、礼の仕方も驚くほど変わっていました。



たくさんの人から、たくさんのことを学んで、社会の中で活躍をして欲しいと願っています。
 

講演の後は、野球部の練習試合の応援に行きました。夏みたいに暑いグランドでしたが、ほこりまみれになりながら、生徒たちは、戦いに挑んでいました。
「勝つ」「負ける」はそのときだけのものです。

部活を通して、礼儀や、努力する心をしっかり育ててもらいたいと思います。それが部活を通して、一生の財産になるものです。
 

その頑張る姿が頼もしく感じました。小規模校のハンディはありますが、堂々と戦いに挑んでいる生徒たちの姿に感動を覚えました。
 


週末もいろんな行事があります。いろんな人の姿から、素敵なドラマを見ることができたり、学ぶことも多くあります。それに出逢うことを楽しみに週末も過ごしています。

香々地教育合宿 ランチタイム?

2017年05月19日 | 大分県


飯ごう水さんでカレーをつくりました。
美味しくできあがり。

満足そうな生徒たちでした。海岸の横で班ごとに会話を弾ませながらのランチタイムです。


協力、やる気、元気満々です。

片付けをしてから退所式にうつります。


レポーターくんは、荷物輸送車両担当ですので、現地からのレポートはこれでおしまい。
長い時間、合宿にお付き合いいただき、まことにありがとうございました☆☆〜☆