かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「意志力の強さを感じて」

2018年08月30日 | 大分県
読みかけの本の中に、
「あなたの中にも強い意志力はちゃんとある。それを使っていないだけなんです。」という内容の本があります。

内容は別にして、人の意志力が凄いなあと感じることが最近はよくあります。


 
今日はかつての生徒のお父さんが、仕事の関係で学校にやってきました。

かつての生徒が航空管制塔で働いていることは知っていました。


ところが、人との(お嫁さん)出会いの中で、管制塔の職員を辞めて、再び、受験をして、薬学部に入学したそうです。

今年の2月に国家試験に合格して、見事薬剤師として頑張っているという話を聞きました。


管制官として頑張っていたけれども、結婚をして、再び大学入試。合格をしてお嫁さん、子どもと離れて、大学での6年間の薬剤師としての勉強、国家試験に向けての努力、そして薬剤師に・・・と強い意志がなければ成し遂げることができないことだと思います。
 


いろんな方との出会いやサポートがあってのことだと思います。かつては教えた生徒ですが、今は、最後までやりきれる意志力に凄いと尊敬します。

 



昨日書いたように、今、「学びのススメ塾」が行われています。外部から講師をお招きしています。
数学は、先輩の元校長先生の「いっしゅう先生」です。

教諭時代には教頭先生として、いろいろとお世話になっていました。


「かったかさん、今日は、こういう流れで授業をやるから、見においで。」
と資料も見せていただいたので、行ってみました。
 


あいさつから終わりまで熱い思いで授業を行っています。また控え室となっている校長室でかなり教材研究をしています。どうやったら、わかりにくい子どもたちにも数学の楽しさを与えることができるかということをイメージして、授業の流れを細かく作っています。


『いっしゅう先生、半端ない』

です。


「子どもができなかったら、子どもの責任だけではなく、どう授業の組み方が悪かったのか、指導力がないのかということを教師が見つめ直さないといけない。」

というスタンスです。

もちろん、このことは、現役の時から現場の先生方には伝えていました。

生徒に対する「愛情」を言葉や教壇に立つ姿から見ることができます。
今日も教壇に立たれる先生を見ながら改めて感じました。



退職されて数年経ちますが、「プロフェッショナル」だなあと思います。

「いざ、津民小学校へ」

2018年08月29日 | 大分県
2学期の生活も順調に進んでいます。

今、市内の学校では「学びのススメ塾」といった取り組みを行っています。
活用力をつけるための授業です。


外部の方も協力してくれています。先生と外部の先生とタッグを組んで生徒たちに関わっています。

N尾先生も元気よく3階に行こうとしています。見送ろうと?していると、にこにこではなく、にたにたして行きます。何を言いたいのかはわかります。

さあ、何でしょう。

「感じ悪いよ~。」と言うと、


「あのね・・・~~~。」と半分だけ言い返して上がっていきます☆


まあ、暑いけれど、生徒も先生も、みんな楽しく元気に頑張っています。
 


今日は、午前中、校区内の小学校の津民小学校での会議がありました。

津民小学校は全校児童がなんと5名です。かつてはたくさんの子どもたちがいたのですが、急激に減ってきています。

駐車場に着くと、運動会で披露するための太鼓の練習をしています。
体育館からその音がテンポよく聞こえてきました。全校児童で演奏しています。


小規模校ならではの活動です。
 


練習を重ね、地域などでのイベントで演奏して、地域に貢献できれば、子どもたちも得るものも多くあると思います。
 


体育館に行ってみました。先生が一生懸命に指導をしています。子どもたちと先生の意気もぴったりと合っています。
それぞれの学年の持ち分を存分に発揮した演奏になっています。
 


若かりし頃、家が店をしていたので、よく配達に来ていました。
あの頃と校舎・校庭の雰囲気は変わっていません。校舎は鉄筋と木造の複合の校舎ですが、あのときのままです。
 


体育館に、校歌が掲示されています。本庄幸人さんが作詞をされています。一時代をになった津民出身の方です。

桧原山、津民川などの言葉が盛り込まれています。一本松?の言葉・・・今はありませんが、きっと校舎の横に象徴としての松の木があったのでしょう。

校歌には、母校を表す、母校の歴史を物語る、ふるさとを想う、これからの学校の子どもたちに期待する言葉がたくさん盛り込まれています。


いろんな学校の校歌を見るのはとても興味深いものがあります。
 

校舎の中にも、津民小学校を感じさせるもの、津民小学校の歴史を感じさせるものがたくさんありました。
 


会議では、津民小学校の学校評議員さんたちも来ていました。懐かしい方たちばかりです。「お姉さんと同級生だったんですよ。」など楽しく会話もさせてもらいました。
 


5名の学校ですが、ふるさとに根付いて、子どもたちは活動を行っています。

「2学期が始まりました☆」

2018年08月28日 | 大分県
昨日は、2学期の始業式でした。

夏休みは9月1日からというのが今までのおきまりでしたが、
最近は、自治体では、授業数確保ということで、夏休みを短縮するところが多くあります。生徒たちにとっては、悲しくもあるのかな。


 
短縮の理由として、教室にクーラーがついているとか言うのですが、昨日は登校中から太陽がぎらぎらです。
登下校の時間でも35度を超えていました。


ほとんどの生徒が通学距離が3キロ以上の生徒なので、自転車でやってきた生徒は、汗びっしょりです。


「先生、暑いよぉ。」
気持ちはわかります。今年の暑さは格別です。


とは言っても生徒たちは、元気よく登校してきました。


静かだった教室も一気に賑やかになりました。学校はやっぱり子どもたちの姿が似合います。



朝の
「おはようございます。」
の響く声が気持ちに元気をもらうことができます。
 


よし、2学期も頑張るか。


今日は、放課後、担当の先生と部活に出ました。

ちょっと動いてつかれたので、もう職員室に戻ろうとしましたが、
「次のノックもよろしくお願いしますね。」
うっ、暑い・・・と思いましたが、最近、夏になってから特に、


「肥えたねぇ。」

と言われることが多くなったので、水を飲んで、気合いを入れ直しました。

会う人会う人から言われます。今日も、

「今日、ずっと見よったけど、太ったな。」
*ずっと?見らんでいいと思う。

「どげしたん。」
*それって上から目線?

気合いで、ファーストを守りました。
 


小さな学校で大きな目標や夢をもって頑張りましょう。先日書いた金足農高や尾畠春夫さんのような「食よく・・・」ではなく「小よく大を制する」スプリットで・・・かな。
 

始業式では、グアム研修に行った生徒も発表会や学年代表の生徒の2学期の決意発表など、生徒たちの熱い思いを感じることができました。
 


まだまだ暑い夏の中で、頑張る生徒たちです。

「両親の法要」

2018年08月27日 | 大分県
今日は、2学期の始業式でした。

昨年度より中津市は夏休みを5日間短縮しています。

朝、あいさつ運動に立っていると、暑かったあ。じりじりと朝陽が照りつけましたが、生徒たちは元気よく登校してきました。

またいつものK太郎のトラックも相変わらず、手を振りながら、賑やかしく通っていきました。

始業式の様子は後日書きます。
 


昨日は、両親の法要を行いました。父が17回忌、母が7回忌。あっという間に時間が過ぎていったような気がします。


前日の土曜日から、両親の子どもたち、そして、両親の孫たちが集まってくれました。家に全部で29人が泊まりました。

家が賑やかでした。


両親は、子どもたちが帰ってくるのが楽しみだっただけに、生きていたらどんなに喜ぶだろうかと思います。アルバムには、孫たちと遊ぶ写真がたくさん貼られています。
 

法事など、こういった文化はよくできていると思います。
それぞれが学校に行ったり、働いていたりしているので、なかなか会うことができにくくなっている状況の中で、人と人とを結びつけてくれます。
 


両親がかわいがっていたおいやめいなどにも久しぶりに会うことができました。


おいやめいたちも子どもがいるので、この日に限っては、家は夜遅くまで保育園のように楽しい声が響きわたりました。

話をしたり、花火をしたりとみんなで楽しく交流をすることができました。
 


次の日の昨日は、法事を行いました。朝は、バイキング形式の朝食です。旅館並み?です。そして、当日は、遠方から両親のきょうだいやいとこたちもやってきてくれました。
 


こういったつながりを大切にしていきたいと思います。今は、両親の17回忌・7回忌をみんなが集まって、両親を偲び、無事終えることができ、ほっとしています。


いつまでも両親を慕ってくれています。またこうして集まることができる雰囲気を作ったのは、両親の愛情をかけた財産であると思っています。

早くから着々と準備をしてくれた家族、そして、きょうだい、親戚の方たちに心からの感謝をしています。



そんな和を引き継ぎ、大切にしていきたいですね。

Yきさん、お幸せに☆

2018年08月26日 | 大分県
この土曜日・日曜日は、Yきさんの結婚式や両親の法要があったりと多くの方たちと交流を持つことができました。
たくさんの幸せや懐かしい出会いも楽しむことができました。
 

今日は、Yきさんの結婚式からです。
 


10時からの結婚式で、早朝博多へ向かいました。

前日も電話をいただいていたり、細かい心配りももらっていました。素敵な結婚式場での素敵な結婚式・披露宴となりました。
かつての生徒たちも一緒に参加をさせてもらいました。
久しぶりに会う素晴らしい仲間たちです。
 


新郎新婦共にあたたかい家庭で、しっかりと愛情を受けて成長してきたことを感じました。

人前結婚式では、二人の企画が生かされていました。参加した方々と祝福することができました。

新郎のDけさんとは初めてお会いしましたが、とても気さくな方で、新婦の家族の方が言うのですが、
「いっそう、新婦に笑顔が多くなりました。」


まさにそんな雰囲気を持つことができる新郎でした。
 

祝辞を言わせていただきましたが、これまでの思いを伝えていきました。

スピーチは、中学時代の同級生のAいさんが、感激の涙をぐっとこらえながら、行いました。

それを見て、またこちらも感動するものがありました。お互いに友だちの心を大切にしてきています。
そのことを理解できるだけに、心に響くものがありました。
 

ごきょうだいも写真を撮ったり、一生懸命に結婚式・披露宴をサポートしています。
 


中学・高校と生活を充実して、夢を求めて大学に進学していきます。その後、管理栄養士として、病気と闘う人や家庭がうまく機能しない子どもたちがいる施設で、心のケアや食の管理をしていっていました。

心優しいYきさんです。
 

すでに、ふるさとを離れて、新しい生活をスタートさせていまます。
これから二人が育ってきた家庭のように、幸せな家庭を築いていって欲しいです。希望溢れる未来が待っています。

その未来を担っていく二人です。
 

少しゆっくりしたかったのですが、式が終わってからすぐに帰りました。
法要のために、親戚が前日から家に集まってきます。お迎えです。
 


披露宴会場は、新郎新婦はソファです。席の目の前だったので、間近で、しっかり熱く幸せな様子を見ることができました。

幸せのおすそ分けをしてもらったような気がする中で、会場をそして博多を後にしました。
 


Yきさん、Dけさんの末永いお幸せを祈っています。

Yきさんの結婚式

2018年08月25日 | 大分県


昨日の夜は、学校のPTAの懇親会でした。
楽しく過ごしました。

そして今日は博多で、かつての生徒の結婚式です。
3年間同じ学年を担当しました。

何もかもが懐かしいです。


Yきさんのお家の方は、中学校時代に、同級生という
また繋がりを感じます。

幸せな空気をしっかり浴びてきます。


「走れ!頑張って」

2018年08月24日 | 大分県
今日は、久しぶりに一日ゆっくり学校にいることができました。

生徒の様子を感じたり、2学期に向けての仕事などが少しすることができました。
学校だよりを作ったり、作業を進めることができました。


土日は、びっちりとスケジュールが詰まっているので、始業式前のちょっとよい時間となりました。
 


台風が過ぎ去ってから、太陽が出る気候でも秋の気配を感じることができる空気となっています。
陽射しが和らいでいる・・・何か体も軽く感じることができます。



そんな中で、朝、グランドでは、生徒たちは駅伝の練習をしていました。

希望する生徒が集まって、グランドを走っています。たくさんの希望する生徒がいることがまた嬉しいです。
自らの意思でグランドにいるので、みんなとてもいい雰囲気です。


選手全員で同じ目標をもって、取り組みをしていくことの素晴らしさを感じます。
 



お家の方のEぶちさんも、生徒に指導をしてくれています。


感謝です。


忙しい仕事の合間、いつも優しく生徒たちに大切なことを伝えてくれています。生徒たちもいろんな方と接していく中で、刺激をもらい、またその人から大切なことを学んでいきます。


「今はもう走れないなあ。一周がいいところ。」
と言いながら、生徒の走りを見てくれています。

あったかい。


Eぶちさんは、かつて箱根マラソンを走ったこともある、トップアスリートでした。その経験を通しての技術、そして、それ以上にEぶちさんの生き方を生徒たちが感じることができたらと思います。
 


生徒たちが頑張る中で、先生たちも走る姿を見ます。「今日は走ります。」と生徒に予告して今日走る先生もいました。


走りが軽い。


すごい。若い。それをちょっと見習って、何回かは、こちらもちょっと挑んでみましょうか。いやいやちょっと待てよ。
 


運動がしやすい天候が続いています。
 


さあ、土日が過ぎると、いよいよ2学期が始動していきます。このほのかな緊張感もいいですね。

「すみれ島」の紹介

2018年08月23日 | 大分県
すみれ島の紹介です。以前のブログからです。


絵本には、心を打つものがたくさんあります。先日、ある絵本をみることがありました。
なつかしい絵本でした。思い出の話でした



小学校勤務時代には、秋には学校で文化祭的な行事がありました。「西谷文化の祭り」「樋田っ子まつり」「図書館まつり」「木の子まつり」と子どもたちがクラス劇などを発表します。


台本は作ったり、本から抜き出したりして持っています。「ムッちゃん」「すみれ島」「泣いた赤鬼」「ごんだぬき」「一休さん」・・・。その中から、子どもたちにあった台本を使います。


ある小学校勤務時代に国語の研究をしていました。そのときに、福岡の小学校の研究会に行きました。授業を見たあとの講演。講師は、今西佑行さんでした。


小学校4年生の教科書にものっている「一つの花」の作者でもあります。講演の中で、今西さんの作品である「すみれ島」の朗読がありました。聴きながら感動をしました。


当時、インターネットがあるわけでもなく、その作品をさがしましたが、見つかりませんでした。しかし、しばらくして、ある雑誌に文章が掲載されていました。それから文章を見ながら、脚本を作りました。なんどか夏の平和学習の時に、子どもたちで朗読したり、劇にしました。



先日、ある先生が「すみれ島」の絵本を持っていました。懐かしく文章を読みました。子どもたちと劇を創った時のことが懐かしくよみがえりました。



すぐにインターネットで探して購入しました。今日届きました。宝物が届いたようなそんな感じがしました。悲しみが静かに伝わってきます。そして、平和の意味を感じさせながら、心にひびいてくるものがあります。ぜひ、読んでみてください。引用します。

 『すみれ島』
今西 祐行文 松永 禎郎絵
  
九州の南の端に近い海辺に
小さな学校があった。


昭和二十年、春のこと、
いつからかまいにちのように、
日の丸をつけた飛行機が、
学校のま上を飛ぶようになった。



生徒たちは そのたび、
バンザイをさけんで、手をふった。
すると、飛行機は、
まるでそんな声が
きこえたかのように、
ゆっくりつばさをふって、
海のむこうへ飛びさった。



先生たちは知っていた。
それが、
かた道だけの燃料しか持たないで、
ばくだんとともに てきの軍艦に突入する特攻機であることを。
そして、最後のサヨナラ をしていることを。



だが、子どもたちは、 飛行機が、なんども学校に飛んできているのだとばかり思ってよろこんでいた。



そして、手紙や絵をかいて、
航空隊におくってもらった。
「飛行機からぼくたちが見えますか。
こんどは、もっと大きく
つばさをふってください。」
手紙にはそんなことを
いっぱいかいた。
手紙をだしてから、
飛行機はほんとうに、つばさを
大きくふってくれるように思えた。




手紙や絵もかきあきたころ、
ひとりの女の子がいいだして
すみれの花たばを
おくることにした。


みんなでつんで、いくつものはなたばにして、
代表が先生といっしょに、とおくの航空隊までとどけにいった。



するといく日かして学校に手紙がきた。





「すみれの花を たくさんありがとう。
ゆうべは とてもたのしい夜でした。
ぼくは 小さいとき、よく
すみれの花で、すもうをしました。
みなさんは知っていますか。
すみれのことを、ぼくたちは、
<すもうとり草>とよんでいました。
すみれの花をからませて、
引っぱりっこをすると、
どちらかの花が、ちぎれます。
ちぎれたほうが、まけです。

きのう、たくさんのすみれをいただいたので、
みんなで それをやりました。
せっかくもらった花を、ちぎってしまって、
わるいなと思いながら、
花がなくなるまでやりました。

毛布の中を
花だらけにしたまま
ねてしまいました。

かすかに、
いいにおいがしました。

今、出撃の号令がかかりました。
みなさん、ありがとう。
ゆうべはほんとうにたのしい夜でした。
いつまでもお元気で。サヨーナラ。」


先生は、声をつまらせて読み終えると、


「このお手紙をくれたかたは、
もう、南の島で、戦死しているのですよ。
もう、いらっしゃらないのよ・・・・・・」
そういって、生徒のまえで泣いた。
そして、先生は、はじめて
特攻機のことを、くわしく話した。




その日から、子どもたちは、
野原にすみれの花がなくなるまで、
花たばをつくって、
おくりつづけたのであった。



いく機の特攻機が
子どもたちのすみれを持って
南の海にちっていったことだろう。




そんな特攻機のいくつかは
とちゅうで、こしょうして、
だれも知られずに
海や島についらくしていた。



戦争がおわって、
いく年かがすぎた。
南の島の無人島の一つに、
いつからか、いちめんに
すみれの花が さくようになった。



子どもたちのおくった、
すみれの花たばに、
たねもまじっていたのだろうか。



海べの人たちは、
名まえのなかったその島のことを、
<すみれ島>
とよんでいる。

「2学期の準備~駆け足で夏が過ぎていく~」

2018年08月22日 | 大分県
甲子園での高校野球が終わってからの次の日のテレビの寂しさを感じます。



感動で燃えた心をおさめなければなりません。ちょっとだけ、寂しく感じられるのは自分だけでしょうか。



台風の接近で昨日の夜は、外は風が強く吹いていました。
被害がなくて、ほっとしました。

まだまだ台風19号、20号のダブル台風の動きには予断が許されないと思います。こんな形で台風が来るのも珍しいです。

この間の台風は、東から西へとやってくるなど、最近は予想外の天候が多く現れますが、予想外が予想外でなくなってきているような気がします。



 
台風の風が秋の風を連れてきて、ちょっとだけ暑さもこれから和らいでくれることをうんと期待しています。
 

そんな中で、学校では2学期の準備が着々と進められています。
それで、会議会議と続いています。


 
一昨日は、PTAの三役会が行われました。


9月に開催される体育大会のことなどを中心に話し合いがありました。

PTAの方も積極的に協力していただき、盛り上がりを見せます。

感謝です。



今年の夏は、猛暑だったので、台風が過ぎ去ったあとの残暑が気になるところです。暑さの中での練習に気を配っていかなければなりません。



体育大会への取り組みをすることによって、さらに子どもたちの成長が見れるようにしていきたいものです。
 

今日も午前中は、職員会議、学年会議と行いました。


体育大会のこと、授業のこと、学級のスタートアップの経営についてなど2学期のスタートがスムーズに切れるように細かく話し合いを進めていきました。
 


学習の力を高めていくための「学力向上会議」も今、どの学校も行われている最中だと思います。


昨日は、勤務する学校でも行いました。今日は校区内の小学校の会議に参加をしました。


8月29日・31日と他校の会議に出席をします。


点数が取れることを目的ではなく、学習する習慣を通しながら、生活の自立に向かうことができたり、夢を実現することができたり、人を思う心が育ったりできることが大切であると思います。

「手紙屋」という本を読むとき、学習することの意味を考えることができます。

おすすめです。


どの学校も2学期からの学習について考えています。
 

明日は人権の研究大会、あさっては、PTAの話し合い・懇談会と続いていきます。8月があわただしく駆け足で過ぎ去っていきます。
 


慌ただしくても、暑くても・・・ちょっとだけ、夏が過ぎていくのが寂しく感じられるのは自分だけでしょうか。

「夏の2つの感動のドラマ」

2018年08月21日 | 大分県
今日、全国高校野球大会の決勝戦が行われました。

会議のために、直接テレビで試合を見ることができないのが残念でした。

会議に行く前に、
「代わりにテレビで見ちょってやるわ。」
代わりに見てくれんでもいいわ。
 


最近は、準決勝、決勝は、熱闘甲子園で我慢です。
 


昨日も今日も会議の中で、金足農高のことが話題になっていました。

秋田県の公立の金足農業高校が決勝戦進出しました。昨日の準決勝では日大三高を接戦の末に破りました。日大三高という私立高校の伝統あるチームに勝利しての決勝です。

テレビは、公立高校の快進撃などと言っていますが、痛快な勝利を続けてきました。
エースの吉田投手は、今日の決勝戦を含めて1517球、先発として投げてきました。
 


小さなチームの大きな力が発揮されていきました。
 

今年の夏の感動のドラマです。
 

感動はもう一つあります。


100人以上の捜索隊が毎日探しても見つからなかった山口県の子どもを、78歳の尾畠さんが、探しに行ってすぐに発見するというドラマがありました。
多くの人が捜索にあたりました。それでも発見にはおよびませんでした。


「わたしが見つけたら、手渡します。」

と言って朝、山に登ります。


たった一人で山に登った高齢の尾畠さんが、あっという間に発見します。


 
日本人の感覚の中で、織田信長の小さな軍団が今川義元の大軍団を破るという桶狭間の戦いが今でも、「英雄」として語り継がれています。

大きな弁慶を義経がやっつける「京の五条の橋の上~」、真田幸村が徳川家康の軍団を窮地に追い込む「大阪冬の陣・夏の陣」など、「小よく大を制する」という、ある意味、痛快なストーリーに日本人のスプリットをくすぐるところがあります。

まして、何かにつけて不安定な社会になっているだけに、このような爽快な出来事に心を潤してくれるものがあるのかなと思います。
 

今回の金足農高も同様であると思いますし、今、時の人となっている尾畠さんもそのスプリットがさらなる感動を与えてくれています。
 


とは言っても、今回の出来事は偶然の出来事ではなく、日ごろの鍛錬のたまもの、日ごろからの用意周到取り組みが、予想を覆す結果を出しているのは、コメントからも感じます。


夏は間もなく過ぎ去っていきますが、暑い夏の熱い感動のドラマを胸に刻みました。
2018年の夏に、ありがとう。

熱闘甲子園を見て感動しながらブログを綴ったので、文章もまとまりませんでした。

それから大阪桐蔭高校の日本一と言われる過酷な練習を乗り越えての日本一でした。
おめでとうございます。
すごすぎます。



「第55回教育者研究会」

2018年08月19日 | 大分県
ちょっとだけ、秋の気配が訪れたような雰囲気になっている朝です。

今日は、日頃からお世話になっているZ木さんのお誘いもあって、日出町保健福祉センターで開催された、「第55回教育者研究会」に参加をしました。

開催趣旨には、

「昭和38年にスタートした教育者研究会の目的は、教育者の人間的成長に資する研究会を通じて、学校教育の充実と発展に寄与することです。

この研究会では「研究」ばかりでなく、「修養」にも焦点を当て、学習指導や生徒指導という教師の専門性を高めるだけでなく、教師に欠かせないもう一つの専門性(人間性、道徳性、品性、人格)を高めることをめざします。」


と書かれています。夕方まで研究会のスケジュールが流れました。
 


佐賀県で教職についていた山崎先生、岡山県で教職についていた栗本先生、会社経営をしている須賀さんの3人の方の講義・ワークの時間を持ちました。
 


山崎先生は、
「大人・教員として、子どもたちに 
〇教えなくてはいけない 
〇つなげなくては(伝えなくては)いけないこと
において、大切なことは、その内容を大人・教員が持っておかなくてはいけないことである。」



と伝えて本題に入りました。

東日本大震災の時の配給のされる食糧。きちんと並んで順番を待つ姿に、外国の方たちは、心を打たれたそうです。

そこには、日本人の心の底流に流れる「和」や「徳」のDNAが流れているからだと伝えます。

学校生活の中で子どもたちにDNAが消えない教育活動を展開していく必要性を訴えました。
 


栗本先生の話も心に残るものが多くありました。
教育の展開は、
y=人間力 a=知識 b=技能 c=人間性
とするならば、


①y=a+b でもなく 
②y=a+b+c でもない。
③y=(a+b)c 


であるといいます。すべては、cと重ね合わせて教育を展開することが人間力を高めていくというところから話を提案していきました。
周りの人のしあわせを願う心と行動の必要性を伝えました。



子どもたちの心の器の中に、プラスの言葉を満たしていけば、器からあふれてくる水は、夢や希望の持てる、優しさ溢れるものになっている。

一方、怒りや不満、低次な欲求を満たしていけば、溢れたときは、反社会的な行為がこぼれてくると言います。

わたしたちは、子どもたちに何を伝えていくのか、しっかり考えた子どもづくりをしていかなければならないと話をしました。

子どもたちの良さの発見をしていきたいものです。

「よく見ればなずな花咲く垣根かな」
という松尾芭蕉の俳句も紹介されました。


子どもたちが喜び・幸せを感じたとき、それは大人・教員にも返ってくることを具体的な例を挙げながら話をしてくれました。
 

1年に一度の研究会ですが、あたたかい空気が流れる中で進めていきました。


帰りは、山香の「風の郷」にも連れて行ってもらい、有意義な一日となりました。

「流れの早い一日」

2018年08月18日 | 大分県
お盆が明けて、また日常の生活に戻っています。

今日は、ちょっと心地よい秋風が吹きました。
このくらいの気候が続いてくれたらという思いがありますが、贅沢な願いなのでしょうか。


まだ明日まで休みの方もおられると思いますが、お盆のあとは、いろんな行事もあって、時間が過ぎていくのがとても早く感じます。
 


今日は、午前・午後・夜と行事を過ごしていきました。


 
大分県では、希望者による「中3学力テスト」が行われました。

朝、学校に行きました。3年部の先生が、勤務して対応をしていました。

職員室で、テストの準備・実施したテストの整理をする先生、テスト監督をする先生など分担して、スムーズにテストを進行させていました。生徒にとっては、夏休みの学習の目標になるテストです。

結果が送付されてきてからは、進路を決定していくための参考資料にもなります。
 

3年生の教室に行ってみました。問題用紙と真剣に向かい合っています。部活をしていた生徒たちは、すでに引退しています。クラブチームなどに所属している生徒たちも、活動の日数はあとわずかとなっています。
 

これからどの学校のどの3年生も進路決定という大きな目標に向かって、取り組みが強化されていきます。ほとんどの生徒たちが高校受験という大きな山を乗り越えていきます。努力の中で、いい春を迎えて欲しいです。

受験生頑張れ!!

 


と思いながら、途中で「大砲ラーメン」を腹に入れて、大分市の大分大学の実践総合センターで行われる「大分県学校心理士会 第2回定例研修会」へ。

7月に開催される予定でしたが、豪雨のために延期になっていました。

本年度までこの会の副会長を務めています。ほぼ、役をもらって役に立っていませんが、貴重な経験をさせてもらっています。

11月には、誰でもが参加できる学校心理会主催の「公開学習会」をホルトホール大分で開催します。

大分大学の古城先生の「勇気づけ」や秋田県の先生による「ユニバーサルデザイン」の贅沢な学習会があります。


ぜひ、興味のある方は、参加してみてください。詳細が決定しましたら、また連絡します。

この会は、いろんな部会があるのですが、今日は「生徒指導部会」からの提起でした。


地域児童生徒支援コーディネーターの先生による「地域児童生徒支援コーディネーターの取り組み」という話題提供がなされました。


わたしも「生徒指導部会」に所属しているので、司会の役割でした。地域児童生徒支援コーディネーターの


(1)校内不登校生徒への支援
(2)校内不登校未然防止の取り組み
(3)校区内小中連携
(4)市内不登校児童生徒への支援
(5)市内各学校の不登校未然防止の取り組みへの支援



の5つの視点から具体的実践を紹介してくれました。



そして、夜は、地区の夏祭りの反省会・懇親会でした。

懇親会会場の人気の居酒屋さんに直行しました。今年も盛大にお祭りが行われました。

開催する中で、実行委員さんのまとまりも強くなりましたし、地域も盛り上がりました。今日の夜も懇親を深めることができました。

明日も一日研修会となります。 


スピィーディーな中で刺激をもらいます。

「Oはっちゃんとの再会」

2018年08月17日 | 大分県
今、お盆は、学校が閉庁となっています。

3日間の閉庁そして、昨日は夏季休暇を取っていたので、今日から勤務が再開となりました。
いよいよ2学期に向かって、突進です。
 

何日か仕事を休んで、学校に行くと、やっぱり新鮮に感じます。
 


昨日から雨が降っていたので、グランドが湿っていました。
この時は逃せません。
朝の「無」の時間です。


車でグランド整備です。グランドが乾ききった時は、砂ぼこりで周囲の家に迷惑になるので、ちょっと湿った時が整備の時です。

いつもは、環境整備の職員の方がやってくれているのですが、今日は、心を「無」にするために?車に乗りました。


生徒数が少ないので、車でグランドを整備しなければ、グランドは草だらけになってしまいます。


お盆の間は、整備をしていないので、草が生えてきています。体育大会も近いので、ぐるぐるっと回りました。「空」「無」で車だ。
きれいになったグランドをまた駅伝選手の生徒たちが使ってくれるとまた嬉しいです。


いい模様になっています。おもしろい足跡のデザインでしょう。
 


午後からは、2年生の先生と修学旅行の会議があり、具体的に活動内容を決めていきました。2年生の先生もしっかりと原案を作成しています。
3年生の先生は、進路の話をしています。


2学期の高校説明会などの日程が決まりました。
2学期の準備です。
 


あっという間に、1日が過ぎていきました。夕方、初めて担任したクラスのOはっちゃんが遊びにきました。

「石野真子ファンの短足くん行きます。」
との連絡。


石野真子・・・何年前の話ですかい。



明るく、元気よし。人もよし。クラスでもムードメーカーでした。Oはっちゃんは、高校まで野球をしていました。社会人では、同じチームになったことはありません。


いつも対戦チームとなります。こちらが、ピッチャーをして何度か、Oはっちゃんと対決をしたことがありますが、よく打たれています。


塁に出たOはっちゃんは、にこっと笑顔を出します。いたしかたがない。
うまさが違う。


今でも対戦することがありますが、教えた生徒と対決できるのも、楽しい出来事であるし、幸せだと感じます。



「今、ちょっと肩が痛いよ。」
いやいやまだまだ若いでしょうよ。



しかし、思い出すのは、以前、こちらも肩が痛くて、整骨院に行った時にOはっちゃんと偶然に一緒になって、ベッドに寝ていました。

2人でベッドに寝ているのは、いい絵になっているでしょう。
 

懐かしい思い出話に相も変わらず、よくしゃべって帰っていきました。
楽しかったです。

時間があの時、あの頃に戻った感じがしました。


「いやあ、田舎は涼しいなあ。違うなあ。」

違うのが違う。昨日まで暑かったの。今日は、この夏初めてちょっと涼しい風が吹いているの。



「回顧 マンモス豊田小学校の生活2年目」

2018年08月16日 | 大分県
新任の学校です。
1年目を担任したNりちゃんから、よく、
「せんせいとして育ててあげたのはわたしたちだから。」
と言われます。

確かにその通りでございます。そして今があります。

1年目は、マンモス学校でした。1年目の終わりに、沖代小学校と分離しました。


それでも2年目に受け持った4年生は、5クラスありました。

そう考えると、今は、子どもたちの数もぐっと少なくなっています。


「たいせつなもの~第1集~」の中からです。

この本の表紙の絵は、イラストレーターとして活躍をしている2年目のY子さんが描いてくれました。
 


2年目も元気のよいクラスでした。

子どもたちはもちろん、お家の方々も同様です。


それでも亡くなった子どもたちやお家の方がいるのは、思い出をたどっていくとき寂しく感じます。


明るいお家の方が明るい子どもたちに、優しいお家の方が優しい子どもたちに成長させていきました。
今では、そんな子どもたちに、いろんなところで助けてもらうことが多いです。
 

たくさんの思い出がよみがえります。
 


クイズ番組にチャレンジすることが好きでした。TBSの昼のクイズ番組に予選を突破して出場しました。

事前に収録していたものを流します。

子どもたちには、体調を崩したということで収録に行きました。放映日の時間がちょうど体育でした。
「今日の体育の時間は教室です。」
生徒たちから不満たらたら。


放映時間になりました。

テレビをつけると、突如、テレビのクイズ番組に目の前にいる担任の先生が出演するから、教室が沸きました。
そんなこんな思い出がたくさんあります。
 


先生たちもたくさんいたので、研究授業も、青年部で指導案審議をしてくれました。国語の「とびこめ」という教材を放課後遅くまで考えていきました。これも今に生きています。
 


実際授業になると、お父さんが少年に鉄砲を向けたのは、少年の向こうにいる鳥を打ちたかったんだと、Nやくんが立ち上がってまで意見を言う・・・切り返しも聞かない・・・今でもNやくんに会う時には、この話も出てきます。


しかし、たくさんの先生方、青年部の先生方と教材を研究する中で、自分のスタイルを創らせてもらいました。
 

昼休みや放課後や休みの日に遊んだこと、楽しく授業をしていったことなど、社会見学で建設中の耶馬溪ダム工事現場の見学など忘れることができません。
 


今それぞれにこの子どもたちも社会の一線で活躍をしています。


しっかり立場は逆になっています。

時々出会えた時に、懐かしい話にはなを咲かせる時間が楽しみです。