夏休みももうあとわずかとなってきました。
地元の小学校・中学校は26日に始業式があります。
2学期の始まりです。
子どもたちにとっては、長い休みだったのでしょうか。
それとも短く感じた夏休みだったのでしょうか。
勤務する学校は、9月2日に始業式です。
かつては、ほぼ始業式の日はそろっていたのですが、学校によって、まちまちです。
子どもたちは、始業式が迫り、今、宿題や研究・工作に追われているのかも知れません。
かつての夏休みと違っていることが多いです。
まず、ラジオ体操をしている地区が少ないです。
幼い頃は、ラジオを持っていく人、はんこうを持っていく人などの役割がありました。
「ラジオ体操カード」をぶら下げて体操する場所まで目をこすりながら、向かいました。
「新しい朝が来た、希望の朝だ・・・」
という歌を体操する前に歌っていましたが、今の子どもたちは、その歌も知らないのかも知れません。
小学校時代は、だいたいは、朝は8時から10時まで学習タイムでした。
ラジオ体操が終わって、朝ごはんを食べてから、夏の友などにがんばっていました。
「10時までは、友だちのところに遊びに行ってはいけません。」
まあ、これを守るのは、子どもたちの世界でも、地域社会でもあたりまえの時代となっていました。
午後からは、水泳です。
低学年の頃は、まだプールがなかったので、川での水泳でした。
お家の方たちが監視をしてくれていました。
川の降りるところに、赤の旗が立っている時は、天気が雨や、川の水が増えていたり、水温が低かったり、泳げないという目印でした。
高校生も授業が終わった放課後、泳ぐ姿をよく見かけました。
しかし、いつからか、川から子どもたちの声が消えていきました。
高学年になると、プールができ、地区ごとで学校のプールで泳いでいました。
泳ぎが終わると、お宮の境内で野球などをするのがだいたいのスケジュールでした。
境内の石がベースでした。
舞殿を超すと、ホームラン。
だれもが打席で舞殿をめざしました。
夏休みも時代とともに、生活の変化があります。
子どもたちの減少、お家の方が日中、家を離れて勤務をするようになったこと、危険回避、温暖化の影響・・・いろんな要素があります。
夏が危険な暑さになったので、日中は、子どもたちも家の中にいる時間が多くなっています。
そんな環境に置かれた現代の子どもたち。お家の方も、苦労をしながら、思い出づくりに頑張っていることでしょう。
今年の夏は、子どもたちは、どんな思い出ができたのでしょうか。
地元の学校では明日から、2学期が始まります。
子どもたちが笑顔で話す楽しい思い出話を聞いてみたいです。