昨日、「過去のあの日」で、修学旅行の様子を掲載しました。
その当時の三光中学校のPTA会長さんから、「懐かしい。」という連絡をもらいました。
会長さんとの楽しかったエピソードがあります。
そのエピソードにもふれていました。
今から10年ほど前のその時のブログです。
懐かしい大切な思い出です。
『「突然の三光で天下の夢を見た
雄たけびあげて武将を歓迎」
今日は、13日の金曜日。
「今日は、13日の金曜日だね。」
と朝、生徒に言うと、「何か行事があるんですか。」
知らない。
世代が違うのか。世代の感覚が違ってきたからこそなのか・・・そんな中、今日は面白いドラマがありました。
昼休み、ちょっと仕事をしていると、会長のEさんから(誰だか知らないほうがミステリーなのかも知れない。)から電話がかかってきました。
「先生、今日は、ニュージーランドから来ている生徒の最後の日ですよね。」
よく知っている。
「そうですよ。」
と返事をすると、
「お願いを聞いてもらっていいですか。」
と言うので、いつもお世話になっている方なので、即
「いいですよ。」
の返事をしました。
内容は次の通りでした。
「今日が生徒の最後の日なので、何か日本での思い出を作ってもらいたいのです。
今、中津が黒田官兵衛ブームとなっているので、ゆるキャラをかぶって学校に行っていいですか。
そして、離れていく生徒の前に立ちたいのです。」
すごい。
最後、思い出づくりとシールのプレゼント。
来る時間の日課表を見ると、社会になっていたので、社会の担当にちょっとだけおじゃまします…という了解を取っておきました。
しばらくして、3つの大きな袋を持ってやってきました。
Eさんが着替え始めました。
ゆるキャラは、さすが大きすぎて教室の入口から入りにくくなっていました。
でっかい。他の先生たちも校長室に集まってきました。
頑丈なゆるキャラです。
打ち合わせは、最初は、黒田官兵衛のシールを配りに来たと教室にかったかくんが入って、そのあと、急に官兵衛がくるという演出です。
教室がある3階まで歩いて上がるのも大変。教頭先生が手を引いて上って行きました。
かったかくんが最初に教室に入ると、生徒が、
「なんでやってきたの?」
という顔をしていたので、
「官兵衛のシールを配りに来ました。」
という返事をしました。
社会の先生が
「かんべい(かんべん)してね。」
と一発ギャグ。
そこで、突然、でっかい本物の官兵衛が教室に顔を出しました。
芸能人が来たかのように、「キャー。」の生徒たちの大歓声。
一気に教室が沸きました。
官兵衛も今日学校を離れている生徒のところに行って、あいさつをしています。
「この人・・・侍」
「これ、刀」と社会の先生が英語的な日本語で説明をしています。
爆笑続きでした。
官兵衛を入れてみんなで写真を撮りました。
日本での思い出の一枚の写真になったことでしょう。
時には遊び心も大切だと思いました?
官兵衛になっていただいた「ななしの権兵衛さん」汗びっしょりでお疲れ様でした。
わずかな時間でしたが、生徒たちがとてもうれしそうで、ときめいていたのが何よりでした。
そして、ニュージーランドに帰るいいお土産ができたと思います。
三光で天下の夢を見ましたぞ☆』
10年前の画像。
さすが、かったかくんも若い。