きょうは朝から60代の男性3人、50代の男性1人の4人が寄って、ご近所の用事を済ませました。それが終わった後の雑談でのこと。
政府のインフレ政策が進むと、年金が目減りするなあ。消費税も苦しいなあ。そんな雑談が終わって、そのうちの一人が「ぼくは国防軍に賛成や」と、急に話題を転換しました。そのことをよほど話したかったらしい。
自分のことを自分で守れへんなんておかしい。自衛隊は撃たれへん言うやないか。自分とこの国のもんが危なうても、よその軍隊に頼まなあかん言うやないか。朝日は何も言わんけど、産経ははっきり言う。本を読んだけどおもしろいで。
年金が目減りすると言って嘆息していた様子とはうって変わって元気です。もう七十に届きそうな年ごろなのに、なんでそう単純に考えるのかと思いました。
尖閣は自衛隊の戦闘機がスクランブルしてる言うやないですか。ということは向こうの戦闘機も出てきてるでしょ。アメリカが本気で心配するくらい危ないんですよ。どっちかの誰かがタタタと撃ったり、ミサイル一発なんてやったら戦争ですよ。どこの国でもそんな小競り合いから戦争が始まるんですよ。小競り合いと言ったって、何人かが死に、何人かが怪我するんでしょ。こんどのアルジェリアの10人でも、なかなか氏名がわからなかったのは、パッと見てパッとわからないからですよ。体が傷んでるからでしょ。
誰も戦争しようなんて言うてへん。自分のことを自分で守らんと、よその国に助けてもらわんならんて、それはおかしいわな。憲法も改正したらええねん。
守る守ると言いますけどね、だいたいが何でそんな危ないとこへ日本人を送るんですか。撃たれそうなところへ人を送って、それで今度は送りこんだ人が危ないから撃てるようにしたい。邦人保護を言うんなら、そういうところへ人を送らないようにするのが先でしょうが。
自衛隊でも民間人でも、危ないところへ人を送って、その送った人を守るために撃てるようにしたいというのは、マッチポンプではないか。邦人保護を言うなら、そういうところへ行かずにすむようにするのが、第一の良策でしょう。
物事は単純素朴に考えた方がいいです。そのことの本質が見えてきます。