前回と同じように、毎日新聞2013年4月20日付読者投稿欄から中学生の投稿を転載します。
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◆歴史を学び正しい判断を 東京都調布市・仮名MYさん(女子中学生14)
歩いていて、石が足元にあったら突っかかり転んでしまいます。そして、次に同じ場所を通る人も石に突っかかり転んでしまいます。だが、そこに石があることを知っていたら、突っかかって転ぶことはなかったはずです。
歴史を学ぶ意味とは、これと同じことだと思います。まず、戦争など何かが起こります。そして、同じことがまた起こります。だが、前の出来事を知っていたら、2回目はなかったかもしれません。歴史を学ぶことで、また同じことが起こらないように工夫や努力を前もってできます。
石の場合も、石があることを知っていて石を移動させていたら、後の人は転んでいなかったでしょう。
20世紀末生まれの私たちは歴史を学び、昔の環境や人物や出来事を知り、私たちが社会の中心となる時に同じことを繰り返さないように良い判断をしないといけないと思います。