きょう12月8日は日米戦争開戦記念日です。
日本時間1941年12月8日、ハワイ真珠湾の米海軍を奇襲して日本海軍が大勝しました。そして1945年8月15日、軍事大国日本が滅びました。
今の日本は再び軍事大国に進化しようとしています。軍事予算2倍増(GDPの1%から2%へ)が急に実現しそうな気配になってきました。
戦況評価や作戦管理の観点では一人ひとりの人間を「数」として見ます。
負傷したり戦死したりして戦闘に参加できなくなった将兵の数を損耗率(%)で表現します。
たとえば1個大隊500人として、そのうち100人が死傷戦闘不能に陥ると、損耗率20%というように。
今夜9時のNHKニュースが「出征兵士の足どり」というデジタルアーカイブの公開を紹介しました。
「出征兵士の足どり」をぜひご覧くださるよう、おすすめいたします。
兵士が数ではないことをあらためて胸に留めたい。