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阿弥陀寺のアジサイ

2013-06-16 | 旅行

きょうは山口県防府市の阿弥陀寺へ行きました。

今月末までアジサイまつりです。

鎌倉時代初め、東大寺を再建した重源建立の寺です。奈良時代には畿内で調達できた木も、この時代には周防の国から切り出し、筏に組んで瀬戸内海を運んだようです。

次に建て替えるときには外材かも。木は寺院建築には欠くべからざるもの、大きな木は大切に伝えてもらいたいものです。

勧進とは今でいうとカンパ集め。その趣意書が勧進帳、これは歌舞伎の演目でおなじみ。新聞業界では、記事を書かずにいきなり電話口で読み上げるのを勧進帳と言うらし。昨日読んだ本の中にありましたが、今でもこういう言い方があるのかどうか。

山門

境内、出店多数。賑やか。

涼しいです。

色とりと゜り

ヤマアジサイ

庫裏

この付近は、来週くらいが見頃かも。

ウズアジサイ

境内には川が流れ、川床にハンゲショウの群落が。

これ、なに?えっ、何??なんて人が騒いでいるので、つい教える私。半分と書いて、夏に生きる、それで半夏生です。

半化粧なんて当て字をする場合もあるけど、ここはひとつ二十四節季の一つ、半夏の頃に咲くのでと解釈しましょうか。←半夏は二十四節季ではなく、雑節と呼ばれるもので、他には 節分、八十八夜、入梅、二百十日、土用、彼岸などがあるそうです。

半夏は夏至から11日目、それまでには田植えを終えるべき目安だったそうです。漢方の半夏はサトイモ科カラスビシャクの別名で半夏生とは別のもの、半夏のころに生えるそうです。

日本人の季節感の元になるのは、やはり稲作だったんですね。中国にも半夏という季節の区切りはあるのかしら????

花は粒々に見えるところ。白い部分は葉が変色したもの。涼しげです。

来たかいがあった、こんなにたくさん咲いているのは見たことないと喜ぶと、こんなところで反応するなんて予想外、と言われてしまった。

アジサイいろいろ

お寺にはアジサイがよく似合う

地元大学の学生さん。きょうは献花するのでこの装いだとか。ちなみにこの方は韓国人留学生。

左の男子学生も韓国からの留学生だとか。日本のいいところをたくさん見つけて帰ってほしいもの。

女学生はそれぞれ違った色の着物で、華やかです。

境内に市指定の天然記念物、ヤマモモが。

実を拾いました。

焼酎に漬けて果実酒に。お酒好きの同居人製作。

県立農業大学校に駐車して、シャトルバスで向かいます。駐車場から寺まで歩いて約10分、帰りは歩いてみました。

阿弥陀寺は西のアジサイ寺と言われるそうな。じゃ、東はどこ?

ここなんか、その一つかな。

http://www.youtube.com/watch?v=1eoGOiM-1uo うわあ、間違ってた。

ほんとはこちら→http://www.youtube.com/watch?v=jXiV6zAgyUY

鎌倉、東慶寺。大昔に行ったけど、また行ってみたい。

これはどう見ても東大寺http://www.youtube.com/watch?v=XZYhwhMT12I

アジサイはあまり手入れが要らず、花期も長いので苗を一つ買ってきた。根付くかな???? 

コメント
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