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「絲的炊事記 豚キムチにジンクスはあるのか」 絲山秋子

2013-08-21 | 読書

夕方出かけて、慌てて帰宅したら家はもぬけの殻。テーブルの上には菓子箱一つ????誰かに頂いたのかな????

ん、今夜は会合で不在、ご飯も要らないということを忘れていた。慌てて帰って損したようーーーー

必殺一人ご飯。赤米少し入れて赤飯風に。イトヨリで鯛素麺風に。あとはテキトーに。


えー本題に。Hanakoという雑誌の連載エッセィを一冊にまとめたもの。面白かった。食は人なり。何をどう食べるかということはその人らしさがいちばんでるのではないだろうか。だって、誰でもご飯は食べているので。

あまりに当たり前すぎる食事を改めて文章にし、しかも、おいしさもまずさも表現するのは案外難しい。また、誰とどのようなsituationで食べるかも、食事の味と楽しさを左右する。

作家はスタンダードな各国の料理を自分なりにアレンジして、いいこと悪いことをいろいろと考える。こういう作品は語り口も大事。エッセィのほかの諸作品同様、男前の書きぶりが痛快。

暑くて、最近めんどくさい本読みたくない。本屋行っても新刊書ばかりだし、あまり出かけないので、だんだん私自身が袋小路に入って行く感じ。涼しくなればね。ああ、早く涼しくならないかなあ。。。。

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