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5/11 中世の街、トルンを歩く

2017-05-25 | ポーランド慰霊の旅

5/11 ポズナンから東へ150キロ、世界遺産トルンの街へと向かいます。

トルン近くでは森の中を走ります。

https://www.youtube.com/watch?v=HnU6HbxyuSU&feature=youtu.be

森の境界の柵がアウシュビッツと同じなのでギョッとしますが、この付近では昔からこのデザインなんでしょうか。

ヴィスワ川を渡ります。

この町はバルト海でとれたヒスイをワルシャワやクラクフへ運ぶ街道の街として発展し、中世にはドイツが出城を置いて支配したそうです。

バスを降りて川沿いを歩きます。遊覧船の船着き場です。雲が多くて風も強く、寒いです。

旧市街への入り口が見えてきました。

入ります。石段のある建物で昼ご飯を食べました。

もう午後三時に近いです。だから朝はしっり食べておかないとね。

キュウリのスープ…というのはピクルス入りのスープのこと。酸っぱいです。

付け合わせ野菜、一人分。ビーツの漬物、ザワークラフトに半分生キャベツを混ぜたもの、生ニンジンの細切りほとんど味ナシ。というのが一人分の野菜。量は多いです。

きょうはロールキャベツ。じゃがいもはmust

ライトの飾り。

イノシシ。黒くてでかい。

フェルメールもある。サービス満点。

左は神戸で、右はルーブル?ドレスデン?で見たような気がする。

デザートはミスタードーナツみたいと皆さんに好評でした。

旧市街を歩いて

細い路地を通って…

ドイツ騎士団の城の方へ向かいます。

1454年、トルン市民の蜂起により城は破壊され、そのままになっています。

https://www.youtube.com/watch?v=dE_Lirx29bU&feature=youtu.be

この日も寒かった。添乗員さんに撮ってもらう。細いコードはトラベルイヤホン。

失くしたら5,400円弁償です。

2012年ドイツへ行ってホテルに忘れた時は予備を貸してもらい、弁償なしでしたが、次第に厳しくなっているようです。これからも気を付けたいものです。

この付近は後から足したのかも。

ガイドさんがトルン名物、ジンジャーブレッドを分けてくれました。

この後、皆さんとスーパーへ行って買いました。専門店もあります。

旧市庁舎とコペルニクスの像。

聖母マリア教会。

広場まで戻ります。こちら郵便局。シックな建物です。

ここで解散して有志でスーパーへ。ジンジャーブレッドとピクルスのスープなど買いました。

この噴水前に集合。早めに行って待っていました。

でも集合時刻になっても、三人足りません。焦りまくって、走って探し回る添乗員さんと現地ガイドさん。皆さん静かに待っています。

私も、もし自分だったらと思うと胸がバクバクしてきました。

15分くらい経って、バスのドライバーさんから、三人が先にバスに帰ってきたと連絡が入り、全員えーーーっと驚き、かつ脱力。なんでえ?しかまあよかった。

全員でさっきのレストランでお手洗いをお借りし、これも人数多いので時間かかりますが、お互いさま、我慢です。

横道へ入ってコペルニクスの生家。銅の商いをする裕福な家だったとのこと。

観光客が多いです。

城門の外へ出ます。向こうの傾いた砦はドイツ騎士団時代のものでしょうか。

ドイツの作ったものなど、わざわざ修復したくないのかも。

ポーランドはドイツにひどい目にあってますが、最近はドイツから観光客も来るし、ドイツへ働きに行くし、お互いいい関係ではないかと思います。

やれやれ、観光終わってからの迷子騒動だったので、ホテルに着くのは少し遅れるでしょうが大したことなくてよかったです。

左手にバスが待っていました。


で、出発前、一人の男性が、「人を待たせたんだから謝りなさいよ」と言っていました。

たぶん皆さんも同じ気持ちだったと思います。私は迷惑というよりも、心配しました。

三人のうちの一人が近くの席に座っていて、その人の話だと、フリータイムの時トイレ行きたくなってガイドさんと一緒に五人でトイレに行った。出てみると、二人とガイドさんがいなくて、どうしようもないので、三人で駐車場のバスまで戻った。私も被害者。私は自分のするだけのことをしたので謝らないという言い分でした。

放置した現地ガイドはもちろんよくないけど、慌てずにそこでじっと待っていた方がよかったのでは。旅慣れた風の三人だったので自分たちの判断で、「最後はバスに戻るから」と先にバスに戻ったようです。

男性は「皆さんトイレ行きたいの我慢して待ってたのに。迷惑かけて謝らないんだから」とさらに言っていました。

まあまあと宥める添乗員さん、ガイドさんの手落ちという結論でその場は収まりました。

うーーーむ、置き去りにされた三人は焦ったことでしょう。何とか自力でバスまでたどり着いたのに責められて不本意かもしれませんが、理由はどうであれ、人を待たせたのは事実。

自分が悪いと思わないのなら謝らないという選択もあるけれど、あそこは一つ、「どうもご迷惑かけてすみませんでした」と一言謝れはよかったと思う。それが日本的予定調和の世界。ついでに簡単ないきさつも説明すればよかったのに。

初めに謝ればそう追及はされないものです。15分とかそのくらいなので、誤差の範囲内。謝ればよかったですね。

しかし、人に謝るのは難しいもの。自分だったらどうしたかなとちょっと考えました。

最後のアンケートには「迷子になったと気づいた時点でその場を離れず救援を待つ。それを徹底してほしい」と書きました。

自分がそうなったら焦ってうろうろするかもしれないけど。

 

コメント (2)
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麗しの古都・ポズナン

2017-05-25 | ポーランド慰霊の旅

さて、前日ロングドライブの後たどり着いたポズナン、宿泊はホテルノボテルポズナンセントラム

窓の下は大きな交差点。路面電車も走っています。

午前五時過ぎ。どうしても早く目が醒めてしまう。

六時半、朝食をいただきましょう。

窓の外は駐車場。再開発されたところらしい。ツアー御用達のホテルはだいたいこんなところが多い。

ヨーロッパ的風情はないけれど、サービス過不足なく、泊まりやすいです。

7時半ころ。陽が高くなってきました。

廊下の端まで行ってみる。公園になっている。

ここは一泊しかしないので、名残り惜しいです。

ポズナンの通勤風景。

旧市街に近付いています。

ポズナン大聖堂の塔が見えてきました。

ポズナンは千年前に都がおかれたポーランド建国の地。

大聖堂はポーランド最古の教会だそうです。今から見学します。

内部は簡素

ステンドグラスとパイプオルガン。

それにしても…毎日教会があるので、次第に記憶が錯綜してきます。

自分で苦労してたどり着いたならそれぞれ憶えられるでしょうが、人に連れてこられると全然定着しません。

お四国参りのツアーに行った人が、記憶の中でお寺の区別がつかないのと同じ。

ひそかにポーランドお四国参りと名付けた私。でも教会は入場料払わないし、寄進もしないし、内部はきれいだし、椅子に掛けて休めるし、ツアーでは大事な立ち回り先。

ポーランドはどの教会も立派で、人々の信仰の深さを感じました。まだまだ地縁血縁が大切にされているのでしょうか。

ポーランドのいいところはこれからも残ってほしいと思った旅でした。

教会内の礼拝所。有力者、貴族などは専用の祈りの場をお堂に付属して作ります。

そこは立ち入り禁止です。

https://www.youtube.com/watch?v=o4FpjsyuyBM

立ち入り禁止ですが、司祭?の方が私たちを祝福してくれました。

バスで少し走ります。

もう少しでつきそうです。

歩いて旧市街へ。向こうはお城らしい。本日行きません。街のさわりだけ。

あの先でトイレお借りして、少しだけ散策の時間があります。

土産物を売っています。キーホルダーやバッジのようなものなど、小物中心。

見るだけで楽しいです。

トイレは、各地1ズルチ~1.5ズルチくらいの有料。小銭なくてもおつり貰えます。

日本では有料は見たことありません。日本ではトイレは無料、しみじみとありがたい国であります。

広場と建物。壁の色、デザインの組み合わせが絶妙。

https://www.youtube.com/watch?v=zdGPlBPX2Gw

ポズナンの広場。うーーーむ、ヨーロッパ的。

カフェもそろそろ店開き。

最近では日本にもオープンカフェ増えましたが、雨の多い国ではこれからは大変です。

バスに乗って、今からトルンへ向かいます。250キロ先、4時間かかります。

ワルシャワへは高速に乗るといいらしい。

ポーランドの平原

ポズナンで小箱を二つ買いました。1つ14ズロチ、500円くらいでしょうか。

土産物なのでやや高い。一つは木彫りが趣味の人にあげる予定。

草野心平 一面の菜の花、一面の菜の花、一面の菜の花…原文平仮名だったかも。

山村暮鳥 「風景 純銀モザイク」 いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな…でした。

https://www.youtube.com/watch?v=bStrRN30QLo

どこまでも続く菜の花畑。

昨年のスペイン、一枚も動画とってないのでした。残念です。

トルンへ

カルフールはどこにでもあるらしい。フランスのジャスコみたいな店。

この日はバスの席替えで前方一人席。楽でした。36人だといろいろな人がいるわけで、次の食事の時、ちょっと…と思うことがありました。それはまた次の機会に。

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