さて、寝苦しいアウシュビッツ見学の日の夜も明け、本日、郊外の岩塩鉱の見学です。
クラクフ南東15キロ、バスで30分ほどで着きました。ツアーが36人と大所帯なので、添乗員さんが毎日席替えをしてくれたので、気持ちいい旅になりました。感謝です。
入り口前。朝ですが、見学者がもう並んでいます。
ユネスコ世界遺産
10人ずつくらいがエレベーターに乗り、一気に地下へ降ります。
https://www.youtube.com/watch?v=0f5uuCuhPWA
騒々しい私。反省。
展示
坑道。木で補強。金属は錆びるので不適。
ポーランド建国神話?らしい塩の像。全体を彫り出したものらしい。
塩の結晶
吹き出す塩
塩がしみ込んで木組みは頑丈になるらしい。
触ってなめてみる。ミネラルたっぷり。まろやか。
坑内、暑くなく寒くなく、湿度低く、ミネラルが浮遊しているのか、気持ちいい。
展示
大きな結晶と塩水のたまり
さらに降りていくと大きな空洞に教会がありました。
塩の壁を掘ったレリーフ
レリーフ
シャンデリア。ガラスに見えるのは塩の結晶をつづったもの。
上がっていきます。
大きな池。向こうへ洞窟が続く。
酔っぱらって船から転落死した人がいて、現在は遊覧船は運航していないとのこと。
塩の結晶と濃い塩水
地底の土産物店。ガイドさんはここで買わないようにと言ったけど、それは特定の店からバックマージン貰うからのようでした。
塩の入浴剤など。
地上で買い物して、外へ出ます。
色彩にほっとします
見えていたのはツアー客御用達のレストランでした。
スープです。寒いのでおいしかった。
ビエロギ。ポーランド風餃子。中国からロシア経由で伝来したとか。
ケーキはしっかりとした生地、甘くて半分くらい残す。
この日の昼食、向かい合わせは、我が家と同業者らしいマダム風奥様。
食事時の話題、ペットのワンちゃんはホテルへ預けてきたとか、昔はアメリカへ行くとレストランでインド人並みの扱いを受けて差別されていたけど、安部さんが何度もアメリカへ行ったから扱いがよくなった・・・・などと。
安部さんって前の内閣の時?とお聞きしたら、そうだそうです。
安倍さんが日本人差別しないでほしいと頼んだ話、寡聞にして知りませんが、そうだとしら何と親切な国民思いの人でありましょうか。しかし、いったい誰に頼んだんでしょうか。謎??
マダムにはそうですか?それはありがたいですね。とでも言えばよかったかな。
旅に出ると、普段決して出会うことのない人と隣り合わせになったりするわけで、これからの人生の指針となるような方、世間の広さを思い知らされる場面、などいろいろあります。
私はかねてから「**の奥様のオーラがない」と言われ続けてまいりました。その言葉は私にとって、永遠に解けない謎でしたが、今回、オーラとはどういうものか、その一端がわかりました。大変参考になりました。
しかしまあ猿真似は見苦しい。いまさら変えられないし、自分は自分らしく暮らすだけ。かな。
イタドリ。
ポーランドにもあるんだあ。折って齧りたかったけど、人様の敷地に生えてるので断念。
ヨーロッパまで行ってもやっぱり野草に反応してしまう、オーラとは程遠い私。