先日、かごバッグに内袋作って、そのとき、ほんとはヤマブドウのバッグが欲しいとポロリと漏らしたら、フォローしてくださっている方から、いいサイトのご紹介があった。
以前そごうの展示即売会で35万円くらいで売っていたので、それに比べると私にも合う値段。
それにしても数が多くてどれがいいのか、よく分からない。
こちらは一月に私の織りの作品と姑様の染を展示した時、遊びに来てくれた友達とヤマブドウの話していたら、バッグなんて自分で作ればいいと自作を見せてくれた。
素晴らしい。材料は和紙、柿渋、大島紬などなど。彼女は古民家を買ってギャラリーもやっていて、同じシリーズを販売している。
もちろん、ヤマブドウではないけれど、これもインパクトがあって素晴らしい作品。
ヤマブドウって、北海道、東北にはよくあり、広島大学生物研究室のサイトでは、県内ではわずかに大万木山おおよろぎさん、砥石郷山といしごうさん、旧吉和村で発見されたことがあったそうな。ブドウという名の通り、蔓性の木、結構太くなり、他の木にとりついて成長するらしい。
バッグはともかく、生えているところを見てみたい。
そして梅雨時分の今が、樹皮が水分含んで剥がしやすいので採集の適期だとか。
広島県だと県境のいずれも深い山、けど、大万木山は20年くらい前に登ったことあるし、他の場所も近くの山へは行ったし。
でもヤマブドウなんてなかった。と思う。
それもそのはず、登山道に沿って都合よくあるわけではなく、山中のどこともわからない場所にあるんだとか。
山ぶどう採取 - 自然と暮らしとものづくり (hatenablog.com)
楽しそうだけど、ばあちゃんが行ったら足手まといもいいところ。
でも行きたいなあ。自然がいっぱいの山の中、歩いてみたいなあ。
こんなにご苦労して材料調達するので、値段はそれ相応かなと思う。
この年だから、もうものを減らす時期、今までなくて過ごしてきたからなくてもいいんだけど、何も欲しいものがなくなるのも寂しいかなと思い。
しばらくはかごのあれこれを考えて、それもまた楽し。
真似して作ったのはこちら。下手ですねぇ。いい加減な性格が細部に出ている。
でも、先日八幡湿原に行くとき、お弁当入れて便利に使いました。