妙法が岳のあと、マサヒさんが事前に予約しておいていただいた、湖北 木の本の医王寺へ
いきました、予想通り、雨が降ってきました、美濃から湖北へ抜ける国道を走ります。
途中、夜叉が池への登山口がありました、なつかしいなあ夜叉が池か・・ちょうど15年前に
今庄の方から登り、4月なのでまだ夜叉が池には雪があり天気が悪くとても神秘的な感じで素敵でした、あんな神秘的な池のほとりにテントで泊まれたのがとてもよかったなあ、登山口にあたらしく旅館ができていました、旅館夜叉姫 素泊まり3000円~ 今度一度泊まってみるかな・・・
と道はバスが通れないぐらいの幅で細い道をすすみ、大見の集落へ
ここは戸数が25戸の山奥の村、いわゆる限界集落
医王寺に約束の時間より早く到着、ここは寒い・・・
なんという雰囲気のいい山村なんだろうか、いかにも湖北独特のどんよりとした空
どことなくうつうつとした感じ 雰囲気はとても湖北らしい
管理人のAさんにお堂をあけて頂いてさっそく入ります。
いよいよ重要文化財 十一面観音立像にご対面
・・・声がでないほどのすばらしい観音様
井上靖の小説「星と祭り」をよみましたが、そこででてくる医王寺の十一面観音です。
小説では娘を琵琶湖でなくした父親 加山がここを訪れてこの観音様をみて、亡くなった娘にそっくりの顔という・・・
なるほど・・ほんとにかわいらしい、娘のような観音様 平安時代のものです。
マサヒさんはAさんと夢中で話をされてます、ここのAさんと話するのがとても楽しみのようです。
自分はずっと・・・・観音様を見ていました・・・
これほど仏像を長い時間見るのは初めてです、それほどひきつけるものがこの観音像にはあります。
ほんとに美しくてかわいらしい・・・ぐんぐんひきこまれていく感覚
こんなにまじかに見られるといのもすごい。
かれこれ2時間ぐらい医王寺にいました。
ここは時間を忘れさせるし、時間が止まってるようですこれもこの大見の集落の
情景と十一面観音の素晴らしさなんでしょう・・・
写真でおみせできないのですが、Aさんから依頼をうけてマサヒさんが富嶽仙人さんと写真をボランテアでとられたとのことで、その写真をみせていただいたのですが、とても素晴らしい写真でした。
美濃から車で1時間半 来てよかった・・・
これほど心やすらぐ時間はほんとないぐらいのもの
またいつか再び、訪れよう・・・・
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