先週土曜日京都へ帰るのに、少し足をのばして湖北 高月町の渡岸寺へいってきました。
去年の秋にマサヒさんと湖北の医王寺の十一面観音をみたあとにいきましたが、残念ながら
拝観時間が過ぎて見ることができなかったです。
ここは国宝の十一面観音、日本で一番美しいといわれてる十一面観音があります、
どうしても見たくなり足を湖北へのばしました。
この日は朝から信州も雨、そして湖北も雨
信州は雨というよりさわやかな晴れの天気が似合うのですが、湖北はどんよりしたこんな天気がなぜか雰囲気がある、自分の中のイメージも昔から米原から湖北の地域はなにかどんよりとした天気のイメージが強い
ちょうどこんな天気に湖北の観音様をみるにはちょうどいい雰囲気です。
拝観料300円を払ってはいります
十一面観音を見て、声がでないほどの美しさ、体の腰のラインとかまるで、ミロのビーナスを彷彿とさせる姿、まさに日本のビーナスといえる
すらりと長くのびた手 まさにこの仏様は女性では・・・
学芸員の方が説明をされてました、この観音様は女性の体を借りた観音様ですとのこと
もともと観音様菩薩様には性がない・・中性でもない とのことです なるほど
戦国時代 浅井氏の領地だった湖北地方で信長の寺仏の焼き打ちがおこなわれて
た時に、村の人々がなんとかして観音様を守ろうと土の中に埋めていたそうです。
そして後年 掘り起こすと傷一つつかない姿ででてきたとのことです。
しばしこの美しさにみとれてしまいました、ほんとに美しい・・
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