シリーズ最終巻12、大人の流儀 12またどこかで
最後の亡くなられる前まで書かれたラストメッセージ
人間は皆が皆強く、
逞しい生き物ではないが、弱々しくて
くじけんばかりいる生き物でもない。
踏ん張り切れないように思えても
そんな簡単にはこわれない。
人間の身体にはそういうものが備わっているのだ。
「人々はいろんな事情をかかえてそれでも平然と生きている」
この言葉が印象的でした・・いろんな事情をかかえても平然と生きる
平然とすごす、そんな心持が必要なことなのだろうなと・・・
哀しみに寄り添って生きる・・・
読んでいてエッセイに救われるような内容の話や、そうだそれでいいんだ・・
と思うことや、散りばめてあります。
読んだ後に温かい気持ちになりました。