学生の頃に三島由紀夫の豊饒の海の四部作を読もうと思ったのですが
一部で読んでいて挫折しました。
文章がむずかしいのと貴族の話ので、途中であきらめてしまいました。
改めて読んでみてみようと思い読んでみることに・・・
維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き獅子松枝清顕と伯爵家の美しい令嬢
綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。
禁じられた恋に命を賭して求めたものは何か?
大正初期の貴族社会を舞台に破滅へと運命つけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる
筆で描く
現世の営為を超えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語・・・・・
貴族の物語だからな「・・と思いながらしっくりこないかもといいながら読みに
進めるたびに、一つの心の表現がこうも深い表現ができるのかという思い
でした。
さすがは・・・て感じです。
読むにすすめぐいぐい入り込んでいく、その中に三島由紀夫の美学がちりばめられている
第一部の最後は悲惨な終わり方、人生の大きな転生で終わります
第二部以降が楽しみになります・・・・
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