里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

鎮守の神社春の祭典を挙行するも・・・

2023年05月01日 | 暮らし

昨日、鎮守の神社の春の祭典を挙行しました。
小生が講中の代表を仰せつかっています。
しかしながら、少々想定外のものとなりました。
本来は、春の祭典に合わせ当番に当たっている代参人が本社で祈祷を受け御神符(お札)を頂いてくるのが習わしです。
2019年春に代参して以来、ここ3年間はコロナ禍のため代参を見合わせていました。
また、直会も2019年秋以来控えています。
今年は諸般の状況を鑑み通常通り祭典を挙行しようと考えていたところでした。
ところが、代参人からコロナがまだ収まっていないので代参はしないと申し出があったのです。
世話人で協議した結果、やむなしと判断せざるを得ませんでした。
何と言っても当講中では代参人第一なのです。
結局、昨年秋のようなやり方で執り行うこととなりました。
代参に代わるものとして郵便祈祷という制度があるので、それを利用します。
小生が手続きをして、このような講中お札と講員に配るお札を送って頂きました。


まず当日は早朝に世話人と当番者が集まり、境内を清掃することから始めます。


最も汚れているのが石段。


小雨模様でしたが、これで綺麗になりました。


ご祈祷に備え本殿を開帳。


拝殿も清掃し、ゴザを敷きます。


旗揚げはせず今回もしめ縄だけとなりました。
ご祈祷の前にお供え物などの準備をします。これは小生の役割です。
米、水、塩と御神酒、海の幸、山の幸をお供えします。
自家製の野菜は春キャベツをお供えしました。
9時から宮司にご祈祷いただきます。


小生が代表して玉串を奉奠。全員合わせて二礼二拍手一礼で拝礼。
この後、御神酒の回し飲みをするのが慣例ながら、これは無理。
代参を中止したので直会も自粛。せめてもと、摘まみを配り御神酒をそれぞれ紙コップに注いで頂きました。
その後、御神符(お札)を各自に配り、散会となりました。
今回は本来の姿でと考えていただけに残念ではあります。
講中や代参については、機会を見て詳しく記さねばと思っているところです。