画仙紙 半切1/3
過日、第2日曜日の14日は母の日でした。
母の日と言えばカーネーション。水墨画で描いてみました。
モチーフはスプレーカーネーション。少々乱れていますが、実物はもっと整っています。
今年は母の23回忌。仮に存命なら95歳です。
花を育てるのが好きでしたが、カーネーションを作ったことは無いはずです。
小生も母の日だからとカーネーションをプレゼントしたことはありません。
おろか、特別なことをしたような記憶もなく、母の日そのものを意識したことさえなかったような気がします。
母からもそんな意識を感じたことがなく、小生には期待もしていなかったことでしょう。
あるいはそれは表面上だったのかもしれませんが。
日本で母の日が定着したのはいつ頃だったのか。
少なくとも60年以上前、小生が小学生の頃には母の日を知らしめようとした活動がありました。
もう記憶も朧気になっていますが、赤いカーネーションの造花のブローチを半強制的に買わされたものです。
あれは結局自分の胸に付けたのだったろうか。子供心にはよく理解できていなかったと思います。
母のいない子は白のカーネーションだったと聞きました。
一種の募金活動だったのでしょうが、その後どのように変遷したのかは知りません。