里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年はヤマツツジは不調ながらサラサドウダンは見事

2023年05月15日 | 

今年の我が家のヤマツツジは不調です。
開花は例年より1週間くらいは早い。
いずれも大株になっていますが、開花には個体差がかなりあります。
ピークは5月上旬ながら早い株は4月末に満開になった株もあります。
例年この株は遅く、花数は一番多い。


今年はまばらで、これほど少ないことは近年あまりありません


例年と変った管理は何もしておらず、剪定も間引き程度。
暖冬から一転酷寒となり、異常な乾燥が続きましたが、それらの気象変化と関係あるでしょうか。
この株は比較的良い方。


この程度なら例年並かもしれません。


我が家のヤマツツジは庭のはずれや家裏にあります。
何れも父が3、40年前に我が家の山から掘り出して植えたもの。
今では大株に生長しました。
毎年よく咲くと思っていましたが、今年は絶不調です。
この株は毎年のように秋に狂い咲きする株で、春にもよく咲きます。


昨年秋にも狂い咲きしましたが、花数は僅か。
春もこれほど少ないのは珍しい。


以前から苔がはびこっていましたが、それでも沢山咲いていました。いよいよ弱ってきたのかもしれません。


一方、サラサドウダンは見事に咲きました。


これは家裏にあるサラサドウダン。うまく撮れていませんが大株で無数に咲いています。


適当に間引き剪定をしている程度なのですが、ヤマツツジとは対照的です。


実に微妙な色合いがなんとも言えません。


これは庭にあるサラサドウダン。


こちらの株は、それほどの大株ではありません。


密に咲いているわけではないものの葉とのバランスが良く画にするにはこちらでしょうか。


光りの関係で微妙に感じが変わります。


昔はサラサドウダンの良さをあまり感じませんでしたが、今は非常に良く思えます。