里山悠々録

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ピーマンに廃材を利用した誘引支柱を立てる

2022年06月27日 | 畑:果菜類

ピーマンに廃材を利用した誘引支柱を立てました。
ここまでは株ごとに1本の支柱を立てて誘引しています。


品種は京みどり。
植付けてからほぼ1ヵ月半。ようやく1番果が留まったと言ったところ。


すでに分枝が進み、2番花、3番花と咲いてきました。
好天に恵まれた昨年は、今頃は1番果を穫っていました。
今年は6月に入ってからの天候が悪く、しかも本葉12、3枚で1番花ですから、このくらいで当然。
最近の連日の真夏日で、急に進んだものの日中少し萎れます。
収穫開始の多少の前後は気にしません。それより一番気になるのはエソ系のウイルス。
一見すると正常に生育しているように見えますが、もう少し経たないと分りません。
支柱を立てる前にわき芽の整理をします。


1番花の下から出ているわき芽は全て搔きます。
一度伸びたものを取っているので、今回あまり多くはありません。


なお、畝の一番奥のこの2本はトウガラシ。完熟してから収穫します。同様にわき芽を搔きます。


全てわき芽の整理が終わりました。


次は誘引支柱立て。
何時までも放置すると、枝が垂れ下がり折れやすくなります。
ピーマンの誘引法も様々試しましたが、ナスと同様の簡易な方法に落ち着きました。
用いるのは全て古いパイプハウスを解体した廃材です。
畝なりに株の両側に適当な間隔でパイプ支柱を立てます。
支柱は少し上の方を広げるようにして打ち込み込みます。


この支柱に横に直管パイプをフックバンドで止めていきます。
このようにフックバンドは完全に止めず、簡単に動く状態にしておきます。


枝が伸びるのに合わせ、この直管パイプを上げていきます。
横パイプはフックバンドの部分を下から軽く叩くだけで簡単に上がります。
枝を横パイプに誘引止めすることは殆どありません。


枝がパイプに密着すると誘引止めせずとも枝の垂れ下がりが防げます。
たまに枝折れすることもありますが、ピーマンは分枝が多いので問題になりません。
これで誘引態勢は整いました。


この株が1番果の肥大の最も進んだ株。


数日中には収穫が始まります。1番果は小振りなうちに穫るようにします。
ピーマンは花芽が着くごとに2本に分枝し、ねずみ算式に枝が増えていくので、整枝が必要になります。






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