画仙紙 半切1/3
過日、多賀城跡あやめ園で色んなハナショウブを鑑賞してきました。
満開には早かったのですが、カキツバタも見ることが出来そうという期待もありました。
残念ながら、すでに遅く見ることは出来ませんでした。
元々植えられているのがほとんどハナショウブなので、無理なようです。
そこで、カキツバタをイメージし、水墨で描いてはみたもののどうだったか。
ハナショウブの中にもカキツバタをイメージ出来るものがありました。でもこれは勝手な想像と言うものです。
描き終ってみるとハナショウブの雰囲気になった感があるかも。
やはり実物をよく観察することが大事と分かります。ただ、はっきりしているのは花弁付け根の白い筋。
これがカキツバタの特徴と言います。そこを少し強調してみました。
カキツバタと言えば有名なのは尾形光琳の国宝「燕子花図」。
実物は見たことがないのですが、書物などにはよく出ています。花弁付け根の白い筋はどうなっているのでしょう。
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、違いを表現するのは容易でありません。
カキツバタ 花弁のバランスがとても難しそうです
生前テレビ番組で拝見した画家の堀文子さんがとても熱心に花を観察されて描かれてました どなたもそうなのかもしれませんが大切なことなんですね
光琳の燕子花図は京博で観ましたがもうそこに群生してるかのようでした 京都祇園祭の芦刈山の胴懸の図案は燕子花図です ネットで見てみてくださいね
コメントありがとうございます。
やはり実物をしっかり観察しないといけませんね。
中途半端は画に表れてしまいます。
貴重な情報ありがとうございます。勉強させてもらいます。