里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

古木の白梅が満開

2023年03月22日 | 古木管理

古木の白梅が満開となりました。


我が家の古木の紅梅と白梅については、過日、記したとおり樹齢100数十年、少なくとも130年以上。
今年は3月10日くらいから咲き始め、10日ほどで満開となりました。


この梅は実取用の梅よりも開花が遅く、例年満開になるのは3月末から4月初めです。
今年は約1週間、昨年よりは10日以上早くなりました。


この白梅は、4年ほど前にタマカタカイガラムシという害虫が取り付きました。
寄生した枝を思い切って切り落としたため、一時は花数もごく少なくなりました。
しかし、結果的にはこの思い切った剪定が奏功したらしく、今は害虫は全く見られません。
花数も昨年あたりから増え、復活してきました。
今年はほぼ元に戻ったように見えます。


この白梅はもともとが花梅と思われ、花数が非常に多い。


昔はそれなりに実も着いていたように記憶していますが、今は殆ど着きません。
梅が絵になるのはやはりこのような老木。

古来、梅の絵というと古木の梅が定番のようです。


害虫が取り付いて心配しましたが、復活して満開の花を咲かせてくれるのは嬉しい。
隣の紅梅が咲くのは遅く、白梅より1週間~10日ほど遅れます。


大分蕾が膨らんできましたが、どのくらい咲いてくれるか。
こちらは家裏にある白梅。


2月末に咲き始め、3月10日頃が満開でした。これはその時のもの。


実取用の白加賀で、青梅では梅酒に、熟せば梅干しに向きます。
害虫のタマカタカイガラムシが最初に付いたのがこの梅で、しばらく経ってから気づきました。
思い切って枝を切り落としたので、花も僅か、実は殆ど成らなくなりました。
今は害虫は全くいなくなり、花も大分復活してきました。多少は実が穫れるかもしれません。
この白梅は品種不詳の雑梅。


こちらも3月10日頃に満開になっていました。


かなり古い木ですが、由来は分りません
邪魔な枝を切る程度でほとんど放任です。それでももともと実は沢山着く木です。
小さい実ながら熟して漬け梅にすると手頃な梅干しになるのですが、今年はどうか。
関東以西ではすでに桜の便りです。そんなに急いでどうするんでしょう。


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