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夏秋きゅうりは親蔓と3~5節目から出る強い子蔓の2本仕立てにしています。すでに10日ほど前に親蔓は支柱の頂点下で摘芯しています。
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2本仕立てで伸ばしている子蔓も支柱の肩から頂点近くまで伸びてきました。
遠目には30~40㎝間隔で蔓が頂点近くまで伸びているように見えてきました。
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主枝として伸ばしている子蔓を支柱の頂点下で摘芯します。左はすでに摘芯している親蔓の主枝。
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摘芯後。
これで、2本仕立ての主枝が出来上がりました。
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それぞれの主枝は30~40センチ間隔に配置され、ネット全体が葉で覆われてきました。
すでに親蔓の主枝の下の方は孫蔓が伸びています。
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孫蔓は、基本あまり強い摘芯をしませんが、地面につきそうなところは孫蔓も摘芯します。
子蔓の主枝もわき芽が伸びてきたので摘芯しました。
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摘芯後。
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摘芯は伸びようとする蔓を摘むわけですから、キュウリにとってはダメージがあり、決して良いことではないはずです。全体の生育の状態を見定める必要があります。このように子蔓の主枝はあまり側枝が伸びないので摘芯しないことも多い。
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2本仕立てが完成すると、側枝の収穫が本格化し、親蔓、子蔓の収穫が重なり合って、最盛期に入ります。
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今年のキュウリはかなりペースが速く、樹が弱りやすいと思います。
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100日収穫するためには、これから勢いをいかに保つかが勝負になります。
勢いを弱らせる一番の原因は収穫。変な話しですが、沢山穫ると弱ってきます。そこで、できるだけキュウリの実を大きくしないこと、成りすぎの時や形の悪い実は摘花(果)すること。これを実践するのが難しい。
勢いを弱らせる一番の原因は収穫。変な話しですが、沢山穫ると弱ってきます。そこで、できるだけキュウリの実を大きくしないこと、成りすぎの時や形の悪い実は摘花(果)すること。これを実践するのが難しい。
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枯れたり黄色になった古い葉は順次掻いていきます。
コメントありがとうございます。
穫りがけの旬のキュウリが店に出ているキュウリと全く違うのは確かなようです。
昔ですが、家の前を流れる冷たい小川に晒したキュウリに、味噌をつけて食べたことがありました。
今は、そんな経験もできず、何と贅沢なおやつだったのではと思い出しました。