里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

寒締めほうれんそうを穫る

2020年02月21日 | 畑:葉菜類

 数日前から、11月5日に播いたほうれんそうを穫り始めました。大雨後のぬかるみの中、半ば強引に播いたのでどうなるかと思いましたが、思った以上の出来となりました。種まきした直後から不織布をべた掛けをしていました。品種はサカタの「クロノス」。


 それまで、これ以前2回に播いたほうれんそうを穫っていたので、結果的に空くことなく収穫が繋がりました。
 これは、べた掛けを外した時のもの。


もう少し早くから収穫を始めて良かったかもしれません。


 この辺りでは露地に11月になってから種を播くのはよくありません。台風19号からの流れでやむを得ず遅れて播いたのですが、暖冬の恩恵を受けた怪我の功名。


 たまたま上手くいったようです。


 何はともあれ、旨いほうれんそうができました。種を播いて厳寒期に100日が経過しているのですから濃緑で肉厚です。


暖冬とはいえ、寒冷地のこの辺りでは最低気温は氷点下が当たり前で、2月になってからは-5℃前後に冷え込んだ日が結構あります。
 いわゆる縮みほうれんそうは葉が縮み地べたに張り付きますが、この品種でもさすがに少し縮んでボコボコした感じになっています。


 寒締めほうれんそうは、ハウスに播いたほうれんそうを収穫近くに外気温5℃以下の低温に2週間程度あて、糖度やビタミン含量を高くして収穫するようですが、この辺りの露地栽培はその条件を遙かに超え、これぞ正に寒締めほうれんそうといえそうです。

手応え十分のほうれんそうです。



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