里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

厳寒期には充実した長ネギが美味い

2025年01月18日 | 畑:葉菜類

いよいよ厳寒期になってきました。
暖冬だった昨年とは様相が違います。とは言えこれが平年並と言ったところでしょう。
長ネギも昨年は枯れ葉が少なく青々としていましたが、今年は葉が垂れ枯れ葉が目立ってきました。


しかし、通常は取り立てて冬囲いなどはしていません。自然の成り行きに任せています。
品種はホワイトスター。


そんな中でも長ネギは徐々に生長しています。1ヶ月前と比べてもはっきりと太り充実してきたのが分かります。


今作は畝間を広くし、通常の4回目の土寄せに加え11月半ばには鍬で追加の土寄せを行っています。
出だしは少し遅れたものの9月中には抜き取り収穫を開始、11月早々からは本格的な収穫が出来ています。
今の姿は我が家としては平年並以上の生育が確保できているように見えます。


植付け時にたっぷりと入れた敷き藁が日照りに効果を発揮し、その後の根張りを良くしているようです。
現在の収穫の進度は半分を超えたくらいでしょうか。


外葉は垂れていますが、新葉は青々としピンと立っています。
厳寒期なので丈の伸びはないものの太りが良い。追加の土寄せもそれなりに効果はあったようです。


見栄えの良かった昨年の長ネギと比べても実質的には何の遜色もありません。むしろ揃いは良い。
かつては湿害に悩まされましたが、植え付け方を変え安定してきました。ここ3年ほどは良作です。
数本穫ってみます。


一本太ネギの名に相応しい姿になっています。
調製してみます。


1ヶ月で一回り太りました。分岐までの丈は40㎝あり十分です。
軟白も進みましたが完璧ではありません。しかし、今の我が家の作り方ではこれが限界。
最低気温は連日氷点下、ー5℃以下になる日も出ており低温に晒されています。
ますます軟らかく甘味が乗り美味しい。
こちらは12月半ばに曲がりネギ風にヤトイをしたもの。


仙台曲がりネギは当県伝統の栽培法。軟白を完全にするために試みたものであくまで曲がりネギ風です。
ようやく新葉が立ってきたところでさすがに遅い。根が切られるので太りはむしろ悪くなります。


長ネギから転換し試みましたが、いかにも遅すぎたようです。それでも新葉は大分立ってきました。
穫るのはあと1ヶ月以上先なのでどの程度曲がりネギ風になるか。


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