万年青でオモト。ここに10数株群生しています。 昨年内から赤い実を付けています。
こんな所に万年青があることに気づいたのはいつ頃だったでしょうか。記憶が定かではありません。
これは大木となった栗の木のすぐそばにあります。誰かが植えたものとは思えません。両親もいなくなった今となっては確認しようもありませんが、いわゆる園芸種ではなく野生種には間違いなさそうです。
今まで山の中で見つけた記憶はありません。ただ庭の片隅に埋もれるようになっている数株のオモトがあるので、それと関係があるでしょうか。鳥が種を運んできたのでしょうか。
オモトは葉の斑入りや変形などの園芸種が多数あり、これまで何度かブームが繰り返されています。日本を代表する観葉植物として江戸時代から多数の品種が育成されてきましたが、鑑賞するのは、もっぱら葉で、その変異の価値が高く、花や実は価値がないとされています。したがって、野生種をそのまま作ることは少ないようです。
素人目には、赤い大きな実や野生のシンプルな葉も良さそうに見えるのですが。
それにしても、山の中でもなく庭でもないこの場所に何故オモトが育っているのか、不思議でなりません。
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