里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トウモロコシ、サヤインゲン、カボチャの我流直播き

2021年04月29日 | 畑:豆類

トウモロコシ、蔓なしサヤインゲン、そしてカボチャの種まきをしました。
2、3日後と考えていましたが、雨予報のため前倒ししました。
良かったかどうか、裏目かもしれません。
我流の直播き法です。
2週間あまり前には、施肥、耕耘、畝立て、黒マルチまで終えています。


寒冷地のこの辺りでは、トウモロコシなどを直播きするのは5月半ば以降です。
それ以前では気温が低く、うまく発芽しません。
昔は、ハウスで苗を仕立て5月中下旬に植付けていました。
今はハウスも解体したため苗が作れません。
そこで、苗を仕立てず早播きしようと始めたのが我流の直播き法です。
これまで透明マルチを利用したり播き穴を深くするホールプラントなども実践しましたが、最終的に一番簡便な現在の方法に至っています。
まずはトウモロコシ。
品種は「ゴールドラッシュ」。
畝間1メートル、株間27センチ。
今年の種子は小粒傾向のため1カ所4粒播き。
通常のマルチ栽培では、播き穴や植え穴を丸形にカットしてから播くか植付けます。
それを我流直播き法では、指で強引にマルチに穴を開け、種をそのまま土に押し込みます。


この時注意するのは、穴を開けるのは小さく、種は少し離れるように、そして適度の覆土になるようにすることの3点。
発芽に必要なのは温度と水分。
播いた後は土がむき出しにならないような気持ちで。


発芽した後にマルチをカットし、葉を外に出してやります。


蔓なしサヤインゲン。
品種は例年の「さつきみどり2号」に加え、初めてカネコ種苗の「スーパーショット」という品種を試します。
畝間150センチ。
これと畝続きで、ネット支柱を立て蔓ありインゲンを播く関係で畝間が広い。
株間20センチ。
1カ所4粒播き。


トウモロコシと同じ要領で指で押し込みます。


種播き後。


昨年は畝間が広いことから2条にしましたが、やりにくいので1条に変えました。
その代わり株間を狭く、さらに2本仕立てにする予定です。


カボチャ。
品種は「九重栗」。
株間45センチ。
1カ所1粒蒔き。
同様の要領で種を押し込みます。


種播き後。


株間は1本仕立てにしても狭いくらいの株間です。


例年は間を間引いての2本仕立てです。
昨年は100%発芽だったため1本仕立てにしてみました。
今年も発芽状態を見てから決めます。

多少リスクのある種播き法です。
少し前倒ししたので不安があります。うまく発芽してくれるか。



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