里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

みちのくにも春の訪れ

2019年02月26日 | 野山


 ふきのとうが出てきました。



 我が家の田んぼの土手です。南向きの土手なので比較的早く出ます。
 私はふきのとうに特別のこだわりがないので、気をつけてみているわけではないのですが、たまたま水路の様子を見に行ったところ見つけました。蕾もありましたが、開き加減のもあったので、採るには1週間位前が良かったようです。




 近隣の方の中には、結構こだわりのある方がおられ、今年は暖かいので2,3週間前から頻繁に確認されていたようです。私の場合はたまたまあれば採る程度のものですが、冬の厳しいこのみちのくにも春の訪れを感じさせる里山の恵みといったところでしょうか。



 あたりの雑草が伸び出す前に可愛い感じで生えてくるところが好ましいのかもしれません。
 群生しているというほどではないですが、せっかくなので少し採ってみました。あまりいいものではありませんが12、3個採れました。





 これから、順次方々の土手に生えてくると思いますが、例年、何度も採るということはないです。

大晦日に生けた梅の花が咲く

2019年02月25日 | 暮らし


これは大晦日に生けて、床の間に飾ったもの。庭の梅の剪定枝と南天だけのシンプルなもので、毎年同じように生けています。。



2カ月ほど、水を追加しただけでそのままにしておきました。南天も少しくたびれてはきましたが持っています。梅がほぼ満開になってきました。今年は、紅梅の枝がなく白梅だけです。



もちろん生けた時点では梅は花芽も硬い状態でした。これがその時のもの。
大晦日なので、鏡餅と正月用の掛け軸と一緒です。


床の間は、ほとんど暖房されることがないので、生花も傷みませんが、花の進むのも遅いです。しかし、さすがに外よりは暖かく、庭の梅はまだ花芽が硬いですが、床の間の梅は開花となりました。満開になると、ほどなく花びらが落ちてくるので、2ヵ月間床の間を飾ってくれた生花も間もなく終了となります。

肉厚ほうれんそうの収穫は続く

2019年02月24日 | 畑:葉菜類



 ほうれんそう「クロノス」の収穫はまだ大分残ってます。寒さに強いこの品種は依然青々としています。今年は肥え切れの兆候も見えません。
 


 食味も落ちず、ますます肉厚で甘味が増しています。予定では2月で収穫は終了の予定でしたが、まだしばらく収穫を続けます。



 1、2月収穫予定だったので、年内中は生育が進みすぎたかと思いましたが、ちょうど良い結果となりました。





この品種は伸びやすいので、次の冬に作るときには、少し播種期を遅らせようかと考えていたところでしたが、あまり変えない方がいいように思えてきました。やはりこの辺りでは、厳寒期に入る前に生育量をある程度確保しておくのが無難なのかもしれません。今年の暖冬下でも結果オーライですから、例年どおりの天候なら、播種期を遅らせることの方がリスクは高いようです。
 いずれにしても、もたもたしているとトウが立ってきますので、収穫を進めないといけません。


ブロッコリー小さな花蕾が沢山

2019年02月23日 | 畑:花菜類



 ブロッコリーは、冬を越した今、おびただしい数の小さな花蕾が出ています。
下葉は枯れて、見てくれは大分悪くなっていますが、元気な株が多いです。


 このわき芽の小さな花蕾は、一口大にちょうどいいので、自家用にはもってこいなのですが、採りきれずにこのようになっています。




 例年だと、凍害を受けだめになるのも多いのですが、今年はほとんど問題ありません。凍害を受けると軸がしなっとしてポキリと折れなくなるのですぐ分かります。そうなると味も悪くなり、食べられません。




 わき芽のみずみずしい緑の若い花蕾も出てきています。


 しかし、春の準備もあるので、いつまでもこの状態にしてはおけません。一生懸命採らないともったいないのですが。