LPレコードの出現で、低域から高域までよく伸びて、スクラッチノイズの全くない素晴らしい音質に驚きました。ハトロン紙に雑に入っていたSPレコードに比べて、LP盤は厚紙のジャケットに抽象絵画や、演奏者の写真で飾ってありました。
SP盤は落とすと割れます。LP盤は落としても割れません。(落とすような粗末な扱いはしません)
やがて、LP盤にふさわしい再生装置が出てきました。有名なものに英国製のリークポイントワンは、プリアンプ、メインアンプ、安定化された電源装置の三つに分かれていました。次に、LP盤はデリケートだから、かけるときに手で触ってはいけないと、これも英国製のガラードのオートチェンジャーが出現しました。フィードパックをうんと利かせて、KT-66,807真空管を使って「ウィリアムソン回路」を組み立てていた人もいました。アメリカでは、この三つに分かれたアンプが好まれなくて、「スリー・イン・ワン」という一体型の装置が出てきました。
当時学生の私らには、LP盤はもとより、再生装置に手が出ません。
街のあちこちにLPを聞かせる「音楽喫茶」「ジャズ喫茶」が出現します。
喫茶店のマスターの好みで音楽のジャンルが決まってきます。珈琲一杯で数時間粘りレコードのリクエストをしました。B・パウエルの「クレオパトラの夢」M・ディビスの「枯葉」など懐かしい名曲です。
音楽喫茶にふさわしい立派なスピーカーも置かれていました。大阪ミナミの「ジャズ喫茶・バンビ」には、「パラゴン」が置かれていました。
SP盤は落とすと割れます。LP盤は落としても割れません。(落とすような粗末な扱いはしません)
やがて、LP盤にふさわしい再生装置が出てきました。有名なものに英国製のリークポイントワンは、プリアンプ、メインアンプ、安定化された電源装置の三つに分かれていました。次に、LP盤はデリケートだから、かけるときに手で触ってはいけないと、これも英国製のガラードのオートチェンジャーが出現しました。フィードパックをうんと利かせて、KT-66,807真空管を使って「ウィリアムソン回路」を組み立てていた人もいました。アメリカでは、この三つに分かれたアンプが好まれなくて、「スリー・イン・ワン」という一体型の装置が出てきました。
当時学生の私らには、LP盤はもとより、再生装置に手が出ません。
街のあちこちにLPを聞かせる「音楽喫茶」「ジャズ喫茶」が出現します。
喫茶店のマスターの好みで音楽のジャンルが決まってきます。珈琲一杯で数時間粘りレコードのリクエストをしました。B・パウエルの「クレオパトラの夢」M・ディビスの「枯葉」など懐かしい名曲です。
音楽喫茶にふさわしい立派なスピーカーも置かれていました。大阪ミナミの「ジャズ喫茶・バンビ」には、「パラゴン」が置かれていました。