初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

マカロニウェスタン

2009年01月26日 18時04分05秒 | Weblog
  黒澤明監督の作品は、「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」が好きです。
「七人の侍」はアメリカで西部劇「荒野の七人」になり、志村喬の役が黒い衣装のユル・ブリンナーになって、派手な拳銃の応酬で原作同様、面白い映画になっていました。

 戦後、しばらくして、イタリア映画が輸入されて、ビットリオ・デシーカ監督の「自転車泥棒」など名作がありました。今回はマカロニウェスタンです。
 「用心棒」はイタリアでクリント・イーストウッドが三船敏郎の役で、タイトルは「荒野の用心棒」です。エンニオ・モリコーネの音楽も作品の魅力になっていました。

「荒野の1ドル銀貨」はジュリアーノ・ジェンマ主演で、この題名の銀貨の意味が映画を見るまで分かりませんでした。

「夕陽のガンマン」も面白い映画でした。
 どの作品か忘れましたが、ウェスタンの酒場の前が雨上がりのように泥だらけで、その泥の中で女たちが取っ組み合いの喧嘩をするシーンがありました。アメリカの西部劇では枯草が風に舞うドライなシーンばかりでしたが、マカロニウェスタンの泥だらけのシーンは目新しかったです。

 暇なときに、マカロニウェスタンの2本立ての映画館を二軒ハシゴをしました。
終わって映画館を出てきたとき、話がごっちゃになってしまいました。

 ディーン・マーチン主演の西部劇「ジェリコ」を見ました。
話の筋は忘れましたが、最後に出てくる縦ロールのタイトルを見ていますと、最後の最後に、

              Made in U.S.A
と出てきました。