初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

APS方式

2009年12月18日 18時16分30秒 | Weblog


次にコダックは,ディスクフィルムを考えました。



パソコンのフロッピーディスクのようなフィルムです。

110フィルムの様なサイズで,枚数は15枚でした。

円盤のフィルムのほうが、現像,焼き付け処理が

簡単に機械化できるのかもしれません。



しかし、今までの細長いフィルムに比べて,円盤とは思い切った発想でした。

このディスクフィルムの出現で,現像設備を変えなくてはならなかったのでしょう。



次にAPS(アドバンスド・フォト・システム)が出てきます。

宣伝文句は,35㍉フィルムはフィルムの両側に

大きなパーフォレーションがあって無駄が多い。

それを改良したと聞きました。

私は単純に,24×36㍉画面より広くなるのかと思いました。

APSに期待を寄せました。

しかし、実際にフィルムを見ると16,7×30,2ミリと

画面のサイズが逆に小さいのです。

しかも,APS一眼レフカメラは35㍉用レンズが流用されました。

APSカメラは35㍉画面に比べて小さいのです。

イメージサークルが小さくなります。

35㍉用レンズをAPSカメラに使うと,少し望遠気味になります。

           … … …

このAPS方式が普及する前に写真界はデジタルカメラに移行します。

           … … …

小型カメラの「ライカ」を作った,オスカーバルナックはどうして,

35㍉・映画用フィルムに着目して,

映画画面サイズの二倍の24×36ミリのサイズにしたのでしょうか。