初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

キネレコ

2013年09月04日 21時03分51秒 | Weblog


映画は、長い時間をかけて

制作して、上映用のフィルムを

全国の直営、契約映画館に配給します

上映して最低1週間経たないと興行成績が

わかりません

興行成績が尻上がりに上昇すれば

上映日数を増やすことがありました

ロングランです



テレビジョンは生放送で始まりました

ラジオ放送のテープレコーダーのような

ビデオレコーダーがまだありませんでした



テレビ生ドラマは入念なリハーサルをして

本番を放映します

そして放送が終われば

そのテレビドラマは

2度と見ることはできません

放送時間にスイッチの入っていた

テレビが視聴率となって

映画の興行成績のようなものでした



生テレビドラマの番組を

録画する方法が一つだけありました



調整されたテレビモニターを

16ミリフィルムカメラで撮影して

記録する方法です

テレビを16ミリフィルムカメラで撮るのですから

フィルムはコントラストの低い、ピントの悪い

映像でした。この方法を再撮(さいさつ)と

呼ばれていました



ブラウン管に映しだされた映像を

フィルムカメラで再撮するのですから

キネマレコーディングとかキネレコとか

もっと省略してキネコと呼ばれていました